更新日: 2018年11月15日

いちかわ市議会だより平成28年5月14日号

一般質問

こども・教育

図書サービスの充実
道の駅に図書室を設置できないか
常設は困難だがイベントは実施可能


湯浅止子議員(無所属の会)

 図書サービスの充実は文化のバロメーターであると考えるが、現在、市の北部には図書館がない状況である。そこで、国分地区に設置を予定している「道の駅」の施設として、文化都市にふさわしい図書室を設置することは考えられないか。
 道の駅に整備する地域振興施設については、平成27年度に実施設計を行っており、既に施設の内容や規模が概ね固まってきていることから、常設の図書室を設置することは困難である。しかし、地域振興施設に設置される会議室を利用した読み聞かせ等のイベントを実施することについては可能ではないかと考えている。


教育費の経済的支援
奨学資金制度 大学まで拡充を
国の動向注視しあり方考えたい


秋本のり子議員(無所属の会)

 国の第4次男女共同参画基本計画の中で、家庭の経済状況等によって子どもの進学機会や学力等に差を生じさせないための取り組みに、教育費の経済的支援がある。本市も各支援制度を充実させているが、このうち、奨学資金制度の対象を大学まで拡充できないか。
 本市の奨学資金制度は、高校と高等専門学校を対象に給付型で実施しており、近隣市に比べても充実している。教育費の経済的支援は、教育の機会均等を実現するため、国が率先して取り組むべきと認識しているが、国の動向を注視し、制度の趣旨が最大限に活かされるよう考えていきたい。


小中学校のトイレ改修
事業の進捗状況はどうか
年次計画定め進めている


松葉雅浩議員(公明党)

 トイレがきれいであると、気持ち良いばかりでなく、教育にもかなり影響すると考える。小中学校のトイレ改修は非常に重要な取り組みといえるが、これまで実施してきた改修事業の具体的な進捗状況について問う。
 学校施設のトイレについては、年次計画を定め改修を進めている。平成20年度から27年度の8年間を計画期間とする第一次改修計画については予定通り今年度に完了し、各学校の1系統の工事は完了している。進捗状況として、洋式トイレの設置率では47.3%となっている。今後も年次計画を定め計画的に改修を進めていきたい。


障がい児保育の支援
安全な保育のためにどう対応する
私立園での受け入れに支援を検討


稲葉健二議員(創生市川)

 現在、保育園での障がい児の対応は5つの区分に分かれており、うち4段階の区分に対しては平成27年度から補助がなされている。しかし、障害者手帳等を持たないものの、人数が最も多い「配慮が必要と思われる児童」の区分には補助がない。そこで、安全な保育のため市はどう対応するか。
 近年、配慮が必要な児童が増加する中、今までのように公立保育園中心の受け入れではなく、私立保育園等でも積極的に障がい児の受け入れを進める必要がある。市としては、私立保育園等に対する人的な支援に併せて、財政的に支援することも検討していきたい。

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