更新日: 2017年2月11日

いちかわ市議会だより平成29年2月11日号

代表質問

自由民主党

中山幸紀、三浦一成、ほそだ伸一(総括質問者)、佐藤ゆきのり、かいづ勉

平和学習

 平和学習とは、言い換えれば命の大切さを学ぶ授業であり、命の大切さを学ぶことは、現在のいじめや自殺といった問題に対しても通じるところがあると考える。平和学習の意義や必要性等について、市はどのように認識しているか。
 平和学習あるいは平和教育は、学習指導要領では特別な領域としてはないが、命を大切にするという視点においても極めて重要であり、今後更に指導の必要性が高まるものと認識している。平和に関する教育は国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うと共に、命の大切さを知り、自他を大切にする思いやりの心を育てることにつながる。自他を大切にする心はいじめの問題解決の一助にもなることから、平和に関する教育が心豊かな子どもたちの育成につながるよう、更に努めていきたいと考えている。


道徳教育

 平成30年から31年にかけ、小中学校で道徳教育が科目として正式に教科化される。道徳の充実はいじめの防止にも大変重要であると考えるが、道徳教育の内容や教科化によって期待される効果について、市はどのように考えているか。
 道徳教育は、豊かな心だけでなく、確かな学力や健やかな体の基盤ともなり、生きる力を育むために極めて重要であるのに加え、いじめや不登校等の今日的な課題に対しても、その役割は重要であると認識している。また、道徳教育は、学校の教育活動全体を通じて系統的・継続的に行われるもので、本市では、挨拶運動、規範意識の向上、地域の教育力を生かした学校支援実践講座等に取り組んでいる。道徳教育が教科化される最大の効果としては、共通の教科書の使用により教材研究や研修の充実が図られ教員の授業力の向上が期待できる他、記述式評価を行うことにより学校と家庭が連携した道徳性の育成が期待できること等がある。


防災・安全

 大規模災害時において自衛隊の担う役割は大変大きいと考える。本市での防災訓練において、自衛隊と共同して行うことの必要性について、市の考えを問う。
 東日本大震災等における自衛隊の活動の例をみても、自治体にとって自衛隊との連携は極めて重要と考える。本市では平成24年度の九都県市合同防災訓練の際に救援物資の輸送等を行った他、各種訓練や行事への参加等様々な形で自衛隊との連携を図っている。29年度の総合防災訓練では、野外生活の支援等目で見てわかるような装備品展示を行い、市民の防災意識の向上及び自衛隊との連携強化等を図っていきたい。

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