更新日: 2018年8月11日

いちかわ市議会だより平成30年8月11日号

一般質問(6月定例会)

福祉

喉頭摘出者に対する支援
埋込型の人工鼻も対象にすべきでは
早急に調査して対応していきたい


中村よしお議員(公明党)

 喉頭摘出により声を失った人が再び声を出せる方法は3種類ある。シャント発声はその1つであるが、現在、シャント発声に対する助成はされていない。そこで、シャント発声に必要な埋込型人工喉頭用人工鼻を日常生活用具の人工喉頭の助成対象に加えるべきと考えるが、市の見解を問う。
 喉頭摘出者が日常生活において大変な思いをしていることには、深く思いを致すべきである。平成30年6月定例会で、本助成に関する請願が全会一致で採択されたこと等も重く受け止め、市として1日も早く助成できるよう、早急に調査し対応していきたい。

成年後見制度
成年後見センター開設の考えは
関係者による検討会で作業行いたい


浅野さち議員(公明党)

 平成28年度から市民後見人養成事業が始まり、30年3月に18人の市民後見人が誕生した。市民後見人は今後どのような活動を行うのか。また、成年後見制度に関する相談の増加に対応するため、成年後見センターを開設する考えを問う。
 市民後見人の活動としては、30年度は、月に1回被後見人を定期的に訪問し、介護サービスの手続や金銭の管理等を行う。また、成年後見センターについては、30年度から庁内関係部署、弁護士等の専門職団体、家庭裁判所を含めた検討会において、開設に向けた人員配置等の検討作業を行っていきたいと考えている。

地域・高齢者福祉計画
担い手確保が課題 計画への反映は
各種研修等を重点施策に盛り込む


秋本のり子議員(無所属の会)

 平成30年度からの計画期間となる第4期地域福祉計画、第7期高齢者福祉計画・介護保険事業計画及び第3次いちかわハートフルプランの策定に当たり行ったアンケート調査から、市は3計画共通の重要課題として「担い手の確保・養成」を改めて認識したという。この課題について、市は計画にどう反映させているか。
 市は調査結果を踏まえ、各計画で人材の養成・確保を重点施策に掲げ、地域活動の担い手養成研修の実施、介護職員初任者及び介護福祉士実務者研修の受講費用の助成の他、障害福祉サービス事業所相互のネットワーク化を盛り込んでいる。
 

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