更新日: 2018年11月15日

平成27年12月市川市議会環境文教委員会

開会

午後3時30分開議
○石原みさ子委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。

議案第51号 市川市立義務教育学校設置条例の制定について

○石原みさ子委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 それでは、議案審査に入る。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言をお願いしたい。
――――――――――――――――――――――――
○石原みさ子委員長 議案第51号市川市立義務教育学校設置条例の制定についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○義務教育課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○石原みさ子委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 それでは、一問一答でお願いしたい。
 まず、名称の問題と予算の関係、それから理由について。まず今回、市川市立塩浜学園と名称を変更する予定であるが、なぜこの学園にしたのか、この理由について、名称を変更した経緯も含めて伺いたい。
○義務教育課長 まず、名称については、1年前に小中一貫校にした際、小中が一緒に活動する機会が多いため、塩浜学園の名称を管理規則上使えるようにした。1つは、それをそのまま受け継ぎたいことと、その間、今年度を使い検討委員会を地域の方ともども行っており、その中でも継続との意見があり、この名前に決定した経緯がある。
○金子貞作委員 ここは学級数が1クラスであるが、来年度の児童生徒の入学の見通しはどうなのか。あと、学区自由化になると思うが、学区外からは何人ぐらい学園を希望される方がいるのか教えていただきたい。
○義務教育課長 まず、次年度の入学予定者についてはこれから指定校の変更を受け付けるため、現段階では全くわからない。ただ、今年度、27年度に入学した新入生は、小学校1年生は23名のうち、学区内が13名、学区外から10名で学区外から通学している方は半分ほど。それから、7年生、中学校1年生は学区内から24名、学区外からは44名と倍近い方が学区外から通学している。比較的好評を得たので、次年度も最低でも同数程度は入学するのではないかと期待をしている。
○金子貞作委員 わかった。
 次の予算関係についてであるが、学園についてこれまでどのような施設の修繕や改善がされてきたのか。また、今は小学校予算、中学校予算としているが、これが学園に変更された場合に、来年度からの当初予算の割り振りはどうなるのか、その2点を伺いたい。
○義務教育課長 まず、施設改善については、今現在この1年では特に大きなものは使用していない。続いて、予算の費目についてであるが、これは文部科学省も説明会の折に、その段階ではまだ決定していないと説明している。とりあえず小学校と中学校で使う予算でそれぞれを執行するとし、小学校費は1年から6年、7年から9年は中学校費の執行で暫定的にスタートし、国から指針が示されれば、合わせていきたいと考えている。
○金子貞作委員 今、予算は現状のまま執行すると伺ったが、これは来年度予算に関係してくる。文部科学省から示されていないが、市川市は、小中一貫であるから、どこで区切るかの線引きがはっきりしなければ予算の分け方も明確にならない。教員の配置や施設修繕などの問題についても今のままでどのように市民に説明するのか。
○義務教育課長 1年から9年まで一貫だが、前期が従来の小学校の課程になる。それから、後期が7年から9年、中学校に相当する学年に当たるため、主に使うほうでそれぞれ執行し、暫定的にスタートする。これについては国の明確な方針が出ないと進められないので、とりあえずそれで国のほうでも了解をいただいていると解釈している。
○金子貞作委員 国はいつ方針を示す予定か。
○義務教育課長 当面の間、現状のまま行う見解で、特にその期間は示されていない。
○金子貞作委員 わかった。
 次に、提案理由で、今回は学校教育法の改正を踏まえて、小中一貫教育を塩浜学園で行う上で、市の小中一貫教育の方針は決定したのか。どのような教育方針になるのか。この文書を見ると、最初は名称と場所の位置の条例改正になるが、提案理由になるとわかりづらい。小中一貫教育を塩浜学園で実施するならば、市川市の小中一貫教育の方針がしっかり示された上で進めることになる。その方針はできているのか教えていただきたい。
○義務教育課長 教育の行政方針の中でも一貫教育の推進で小中、中高を重点に置いていることをもとにして、逆に言えば小中一貫の極めたものを制度化したものが義務教育学校のため、それを推進するに当たり、実施しない根拠がないと捉えている。正対していない答えかもしれないが以上である。
○金子貞作委員 よくわからないが、文部科学省が小中一貫教育を行えるように学校教育法を改正したが、教育的効果はどうなのか。品川区ではいろいろ始めているが、この検証も国としてまだ不十分。市川市の小中一貫教育の方針をしっかり示した中で、塩浜学園で教育的効果を検証していくことにならないと、ただ便利的に学級数が少ないから小中一貫教育にしたことになる。それでいいのか。
○石原みさ子委員長 休憩する。
午後3時44分休憩
午後3時47分開議
○石原みさ子委員長 再開する。
○義務教育課長 再度になるが、教育行政運営方針を受けて、こちらに小中一貫校教育に関する基本計画がある。非常に中身があるもので、この中の小中一貫教育で、子供たちの個性や能力を最大限に伸ばすことを1つのコンセプトにしている。その中で、5つの視点で、人をつなぐの中では、「児童生徒のかかわりを深めます」、教職員をつなぐ「教職員間の協働を深めます」、3つ目が家庭・学校・地域をつなぐ「家庭・地域との連携を強化します」、未来へつなぐの中では、理念をつなぐ「一貫した共通の目標を共有します」、5つ目、教育活動をつなぐ「教育課程の工夫・改善を図ります」、「教育活動の連続性を高めます」と定めて、中心に進めている。その中で、特に義務教育学校にすることに関してはメリットとデメリットを考えた中で、メリットのほうが非常に多いと考えている。それは教育課程の編成が、法令上非常に柔軟になること、教職員についても、役割分担を重複しないでスリム化が図れて一体的な活動が推進できること、そして、施設面において、先ほど現段階での修繕の話をしたが、今後、増設か新設かはまだはっきりしていないが、一体型の校舎をつくることも検討しているため、その面で国庫負担の対象となる。財政面でも優遇されるため義務教育学校をスタートさせたいと考えている。
○金子貞作委員 そうすると、市川市は小中一貫教育の方針がある。品川区が最初に小中一貫教育を推進して、それを国が評価したかわからないが、いろいろ課題もあると言われている。例えば、リーダーが育たないなど。校長先生も2人から1人になる。先生の体制も弱まるのではないかなどの課題もある中で、そこの課題を―デメリットもあるが、メリットが大きいことは予算上の問題なのか、それとも学力向上に教育効果がより大きいことなのか、もう1度伺いたい。
○義務教育課長 品川区はかなり多くの学校で地域の連携型を中心に一貫教育を進めている部分はある。それに対して、塩浜は1対1で進めているため、あしき影響を受けづらいという言い方は語弊があるかもしれないが、スムーズに進んでいる現状がある。そのため、確かに予算的なデメリットではないが、今後例えば校務支援システムを改修しなくてはならない。ただ、これについてはこのまま使えるため、できるだけ影響がないようにしたい。開校時に必要なものは、このあと補正で計上するが約130万円、最低限必要な校旗、校印、校名のプレートなどを考えている。ただ、今後、校舎を一体にすることは方法により多少予算がかかることもあるが、それ以外で大きくかかることはないと考えている。
○金子貞作委員 今、予算上のことを言われたが、保護者は教育効果が上がることが大事である。今は小学校を6年で卒業し、中学校で入学式があるが、それもなくなる。その区切りがはっきりしない中で、何となく中学へ入学するといろいろギャップがあるが、そこを乗り越えて、さらに成長していくメリットが今の6・3にはある。リーダーがなかなか育たない、何となく9年間過ごしてしまう、そのような心配の声もある中、今回は小中一貫教育を行うが、今後これをモデルにして市川市でさらに小中一貫教育を広げていく考えはあるのか確認したい。
○義務教育課長 小中一貫教育はモデル校としてスタートしているため、今後、教育的な成果をもとにして広めていくかはその結果次第で、今御指摘の通りに今後は考えている。推進はしたいが、その検証結果次第と捉えている。
○湯浅止子委員 2点、一問一答で行う。
 まず1点目であるが、先ほど校舎に関する質疑が出たが、何回目かの教育会議に伺ったときに、教育委員が、いつ子供たちは一緒の建物になるのか質問をされていた。教育委員の理解、一緒の建物の中にいるから小中一貫、別々の小学校と中学校の建物では小中一貫ではないような考えがあるように私は捉えた。教育委員でさえそのような疑問を持つため、市民もそのように考えているはずである。そのため、一体型校舎の建設に関するスケジュールは早目にお知らせすべきである。そのスケジュールについて伺いたい。
○義務教育課長 一体型校舎は、今はまだ詰めの段階で明言はできないが、3年後の工事着工を目指している。住民にまだ十分に説明できていないとの御指摘だが、来月、12月に説明会等々を行うので、そこでできるだけ明示していきたい。
○湯浅止子委員 わかった。
 もう1点、かなり前の一般質問で小中一貫校ができるとの説明の際に、検証しなければ次へのステップが踏めないため、検証はどの程度のスパンを考えているかと質問した際に、6・3制のため、9年間経過しなければ結果は出ない、検証できないと教育委員会から答弁があった。先ほど、いろいろ検証して先へ進むと回答があった。9年待つのか伺いたい。
○義務教育課長 年5、6回検討委員会を開いており、地域の方ともども検証を行っている。一応9年の目安は示させていただいたが、今はどうしても南部に限られている部分がある。必要があれば、効果的だと認められれば、北部でも全くないとは必ずしも言い切れない。9年間は動かないわけではないが、1つの結論として9年はかかると捉えていただければと思う。
○湯浅止子委員 わかった。先ほども金子委員が質疑されたように、品川区で特化して特区になり、もう10年で、品川は10年の検証ができる。そこで新聞ではデメリット、メリットがそれぞれに相当報道されている。私も見聞きしているが、デメリットも大変多く、そしてメリットの部分もある。最小公倍数か最大公約数かわからないが、市川の場合はレッツゴーで始まった。県内に幾つかある小中一貫校とも連携をして、いろいろな情報を得て前へ進んでいただきたいと要望して終わる。
○中村よしお委員 一問一答で行う。
 1つは、通学路の安全確保状況で、過去答弁の中で街灯の明かりを強くするなど、いろいろ対策を講じるとあったが、その後の確保状況はどうなのか。特に保護者から同じ意見は出ていないか。
 もう1つ、小中一貫について、私は本当に期待をしているが、特に防災教育の面で、他市から注目されていることもあるかと想像しているが、他市からの問い合わせ状況など教えていただきたい。
 以上、2点伺いたい。
○義務教育課長 まず、通学路の安全確保については、通学路審議会で塩浜地域と南行徳地域の間にある道路が非常に危険であると意見が出た。対策として、車に注意を喚起するため地面にペインティングをした。それから、行徳高校側にオートバックスがあるが、そこも非常に事故の心配があるため、ペインティングを入れている。通学路の確保については、以上である。
 続いて、他市からの問い合わせについて、先日八千代市教育委員会が視察に来た。浦安市、県の教育委員会からも視察があり、比較的注目されている。今のところ、各市町村、県の視察が比較的多い。
○石原みさ子委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第52号 平成27年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち本委員会に付託された事項

○石原みさ子委員長 議案第52号平成27年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔環境保全課長、就学支援課長、考古博物館長、中央図書館長、青少年育成課長、保健体育課長 説明〕
○石原みさ子委員長 質疑はないか。
○湯浅止子委員 一問一答でお願いしたい。項目を3つ述べさせていただく。
 最初に31ページの塩浜学園の130万円の内訳について、もう少し詳しく説明を願いたい。
 同じく31ページ、曽谷貝塚は残りどの程度の平米を購入すれば全部手に入るのか、おおよその平米で結構であるが教えていただきたい。
 それから、33ページの図書館費の行徳図書館のICタグシールは大変大きな額であるが、内訳として、なぜこれほど不用額が出たのか教えていただきたい。
 以上、3点である。
○就学支援課長 塩浜学園の130万円の内訳については、学校名板を3枚、校旗の1セット、学校印と職印で130万円になる。
○湯浅止子委員 わかった。もう1度確認するが、学校名板は塩浜学園の学校名であるが、設置場所は校門とあとはどこか。
○就学支援課長 市川市立塩浜小学校、塩浜中学校と御猟場の3カ所になる。
○湯浅止子委員 再質疑であるが、今の小学校の校旗と中学校の校旗はそのまま凍結か。
○就学支援課長 今使えるものは使用し、今回の校旗については新たに作成する。
○湯浅止子委員 わかった。
 次に、曽谷貝塚の質疑に対する答弁を伺いたい。
○考古博物館長 購入が残りどれほどかの質疑であるが、およそ1万5,922平方メートル購入が必要である。
○湯浅止子委員 わかった。わからないかとは思うが、おおよそで何年経過すれば市川市のものになるのか、スケジュールがわかればで結構である。
○考古博物館長 昭和54年度から購入しており、現在のところ、今年度を含めると67.5%の公有化率になる。残り32%強であるが、まだ住宅も建っており、耕作地でもあるので、権利者の皆様に土地の売却等する際に、第1に譲る相談をいただくとの基本的な考え方であるため、この先、いかほどのスケジュールが必要かはお答えしかねる。
○湯浅止子委員 答えられないことを聞いて失礼した。随分残りがあることがわかった。
 3つ目の質疑、ICタグシールの内訳を伺いたい。
○中央図書館長 減額補正で826万2,000円の不用額である。確かにかなりの額だが、行徳図書館にある蔵書が大体15万冊ある。1冊に1枚ずつ張るシールになる。昨年、平成26年10月に見積もりを出しており、この時点ではICタグシールはどこでも扱うものではなかったため、大手のTRCという会社の見積もりで単価を80円とした。今全国的に管理の仕方がタグシールを張る管理に変化しており、その間にタグシールを扱う業者が大分ふえてきた。実際には、年度が明けて27年6月には単価が38円程度まで落ちている。これは競争入札であるが、最終的には半分以下の単価23円になり、15万冊分で当初1,200万円を見込んでいたものが、約800万円の減額となった。
○湯浅止子委員 安くなることはいいことであるので、わかった。
○金子貞作委員 全て項目を述べてから一問一答で、29ページの13節委託料、水質関係調査委託料と31ページの史跡曽谷貝塚用地購入費、33ページの11節需用費と18節備品購入費の4点である。
 29ページの水質関係調査委託料は入札差金であるが、何者が入札して、落札率はどの程度なのか。委託料の今後の活用について教えていただきたい。
○環境保全課長 まず、入札の業者の数であるが、指名競争入札で当初6者に応札していただき、そのうち1者が辞退して、結果として5者の入札である。当初予算が1,392万5,585円であるが、入札金額が945万円で落札率は67.7%になる。今後は補正で減額補正をお願いしている。
○金子貞作委員 指名競争入札にした理由は何か。どこが落札したのか業者名を教えていただきたい。それから、67.7%となるとかなり低入札である。予定価格自体の妥当性が疑われるが、この点についてはいかがか。
○環境保全課長 指名競争入札について、業者名としては、中外テクノス株式会社関東環境技術センターで、指名競争入札にした理由は、水質分析で専門性が必要のため指名競争入札をさせていただいた。3点目、67.7%の落札金額が妥当なのかについてだが、技術管理課との協議及び財政課との協議を経ているため、適切と考えている。
○金子貞作委員 67.7%で落札業者、そのほかの業者はどの程度の値段を出したのか。そして、これだけ安くできる根拠は何か。ほかの業者との違いを教えていただきたい。
○環境保全課長 ほかの業者はばらつきがあるが、1割や2割高い金額で出ているところが多かった。こちらの業者がなぜ安くできたのかであるが、まず、市川市に限らず他の市町村の分析を多く行っている業者であるので、全体をルーチン化していること及び自動分析計機器を導入したことにより、1つ1つの分析にかかる手間が少なくなり金額を下げることができたと聞いている。
○金子貞作委員 今のは結構である。
 次の31ページ、史跡曽谷貝塚用地購入費の補正の理由は、先ほどの説明では登記簿面積が変更されたと伺ったが、この内容について詳しく説明していただきたい。この金額の根拠も教えていただきたい。
○考古博物館長 まず、登記簿面積は2筆あり、合計で予算時714平方メートルを予定していた。その後、実測したところ814.58平方メートルであることが判明し、差として100.58平方メートルの増となった。金額の根拠としては、土地の評価を2者で行い、安い金額で平方メートル当たり9万2,000円と算出している。
○金子貞作委員 わかった。これは結構である。
 次に、需用費と備品購入費、あわせて伺いたいが、先ほどの保育クラブの増設は、場所はどこか。なぜ増設するのか、その理由と施設修繕の内容。事業用機械器具費は何を幾らで購入するのか、その点をもう1度伺いたい。
○青少年育成課長 まず、今回の増設は今年度より子ども・子育て支援新制度が始まり、対象者が今までのおおむね10歳、小学校3年生までから小学校6年生まで拡大されたこと、また、女性の社会進出で特に新1年生の利用率がふえてきたことで不足が見込まれたため、現在実際に利用されている方に利用のアンケートをとり、また、1年生においては、入学者の予定から現在の利用率等を掛け合わせたところ、400名程度の不足数が見込まれるため今回増設をする。場所は現在募集をしており、最終的には募集状況により決定させていただく。いままでも不足が生じていた例えば市川小学校、真間小学校、冨貴島小学校、新浜小学校、富美浜小学校、幸小学校、塩焼小学校については、現在プレハブの建物があり、その空きがある部屋を使う形で増設する。先ほど申し上げたように、最終的に今年度の申請状況を見て必要なところ、見込みとしては10カ所程度の増設を考えている。
 施設修繕の内容については、余裕教室を直す中で、まず床を直さなくてはいけない場合は床をクッションフロアに張りかえ、生活の場になるため手洗い場の整備や、エアコンを設置、また、場所によってはインターホンの設置などの修繕が入る。備品については先ほど申し上げたように、椅子、机などの什器類、あとは電気器具で冷蔵庫や掃除機を考えている。金額的には、今の段階では概算になるが、例えば座卓であれば1万5,000円程度、掃除ロッカーであれば1万7,000円程度、衣類ロッカーであれば4万円程度と考えている。備品購入費についても、主なものを申し上げると、例えば掃除機は2万7,000円と冷蔵庫は9万4,000円で現在は積算をしている。
○金子貞作委員 今、丁寧な説明を受けたが、要は6年生まで拡大されることにより不足数が全体で400人が見込まれる。増設の箇所は10カ所であるが、先ほど待機が多い場所は伺ったが、どことどこを増設するか決定しているか。
○青少年育成課長 先ほど申し上げた7校は、見込み、試算した段階でかなり該当するのではないかと考えており、まずはそこを進めていきたい。残りは、ある程度目星はつけているが、やはり最終的に申し込み状況により、特に1年生などは実際子供たちがいても利用率等が変わる場合もある。今現在、先週の金曜日から受け付けを始めており、それがまとまった段階で最終的に学校と調整を図りながら進めていきたいと考えている。
○金子貞作委員 今7校は進めていきたいと名前が出たけれども、10校程度になるのではないかと。それぞれクラブで増設や備品についての要望が全部集約された中でこの補正が組まれていると私は理解したが、どのような形でこの金額が出てきたのか、この金額の積算根拠はどうなのか心配である。先ほど、備品でエアコンの設置についての答弁をされたが、エアコンは全部の学童クラブに今設置されているのか。また、高架下などの環境が非常に悪いところはないか。優先順位の考え方も教えていただきたい。
○青少年育成課長 金額の根拠については、基本的には部屋はある程度目安をつけて必要なものを算定している。先ほど申し上げた床の改修などは、多くの学校で直さなくてはいけないと考え積算をしている。エアコンは、全施設に設置されている。
○金子貞作委員 わかった。要するに6年まで拡大することにより、400人が新たにふえると理解していいのか、それとも、それ以外でも待機児童がいるのか、この点の確認をしたい。
○青少年育成課長 400人は、今利用されている方のアンケートによるものと、過去の利用率も積算した。1年生については、新1年生のこれまでの実績が大切だと考え、それも掛け合わせて数字を出した。それを見越してこの設置を考えているが、確かに年々利用率も上昇しているため、想定以上に希望された場合は場所によってはしばらくお待ちいただく方が出る可能性はあると考えている。
○石原みさ子委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務調査

○石原みさ子委員長 お諮りする。所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原みさ子委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
――――――――――――――――――――――――
○石原みさ子委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後4時35分散会

このページに掲載されている
情報の問い合わせ

市川市 議会事務局 議事課

〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号

議事グループ
電話 047-334-3759 FAX 047-712-8794
調査グループ
電話 047-712-8673 FAX 047-712-8794