更新日: 2016年11月12日

いちかわ市議会だより平成28年11月12日号

代表質問

民進・連合・社民

石原よしのり、西牟田勲(総括質問者)、かつまた竜大、佐藤義一

生物多様性の保全

 大柏川第一調節池緑地と絶滅危惧種が生息するじゅん菜池緑地は、いずれも生物の貴重な生息地であり、生物多様性の持続的な保全のシンボルとなる場所である。市は両緑地の市民団体の活動に対し、どのような協力体制を敷いているか。
 大柏川第一調節池緑地では、開園当初に策定した管理方針に環境学習の場とする等を明記した。これに基づき、「緑のみずがき隊」及び「ぼっけ生きもの倶楽部」と、緑地の草刈りや生物の生息調査等の実施に関する協定を締結して、市とのパートナーシップにより維持管理を行っている。じゅんさい池緑地の上池では、「じゅん菜池にジュンサイを残そう市民の会」が昭和59年に組織され、平成5年からは都市公園法に基づく都市公園施設設置許可及び管理許可を得て活動している。市は同会の要望に対し、池の水質改善、ジュンサイ育成の妨げとなる生物の除去、上池周辺の草刈り等を行い、団体の活動を支援している。(※「じゅん菜池にジュンサイを残そう市民の会」の「じゅん」の漢字は機種依存文字のためひらがな表記としました。)


待機児童対策

 待機児童対策緊急対応プランでは、小規模事業所やいちかわ保育ルームを設置する計画であるが、保育の質はどう確保するのか。また、保育士の確保策である「保育士等へのPRの強化」の効果について問う。
 保育の質を確保するため、主に新設保育園を対象に、公立保育園園長経験者の再任用職員が中心となり「市川市新設保育園運営支援指針」を基に開設前や開設後にアポイントなしの訪問を行い、運営支援を行っている。小規模保育事業所及びいちかわ保育ルームにおいても、支援体制を整え、保育の質の確保のための効果的な方法を精査していく。また、保育士確保策として、特設Webページや広報紙等による広報活動の他、公立と私立の保育士が合同で、市内及び近郊の保育士養成課程のある大学や専門学校等を訪問し、本市の保育施策の紹介や市内保育施設への就職PRを行っている。公立では、平成29年度職員募集においては、保育士30名に対し241名、一般任期付き保育士30名に対し119名の応募があり、効果はあったと考えている。

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