更新日: 2017年5月13日

いちかわ市議会だより平成29年5月13日号

代表質問

清風会

竹内清海、片岡きょうこ、青山博一、石原みさ子、松井努(総括質問者)

塩浜地区のまちづくり

 施政方針には、活力のあるまちづくりとして、塩浜地区について、海辺にふさわしい賑わいのあるまちの創出を目指すとあり、海に面して公園が配置される等、その街並みに市民は注目していると考える。塩浜地区のまちづくり及び市有地における施設整備について、市はどう考えているか。
 塩浜地区は、県による護岸整備が進み、三番瀬の自然が身近に感じられる環境となりつつあるが、現在、市川塩浜駅南側の約11.3haの区域で「海辺にふさわしい賑わいのあるまち」を目標とした土地区画整理事業を進めている。この事業では、階段式護岸に面して公園を配置して海辺に直接行き来できるようにする他、市有地についても海側に換地して、海の眺望や海辺の雰囲気を楽しめる施設等の土地利用を図る計画であり、海辺にふさわしい賑わいのあるまちの創出という目的を達成できるものと期待している。具体的な土地活用等については、アンケート調査や公募により民間のノウハウを活かした提案を求め、総合的な視点で決定していきたいと考えている。


行徳地域の蓋かけ歩道

 行徳地域の蓋かけ歩道は、土地区画整理事業で柵渠(さくきょ)の上に蓋をかけて整備されたものだが、現在ではかなり老朽化が目立っている。これまでの点検調査の状況及び改修工事に係る費用や改修時期について問う。
 行徳地域では、市が管理する排水路約58㎞のうち蓋かけ歩道が約37㎞を占め、そのほとんどが整備後40年以上経過している。調査員の目視による点検の結果、柵渠を構成する部材のひび割れやズレ、柵板のたわみ等が確認されており、市は状況に応じた改修の優先順位を作成し対応している。改修費用は1m当たり約20万円かかり、工事は柵渠内を流れている生活排水等をポンプでくみ上げながら施工するため、天気の急変や台風等による大雨の影響が少ない11月から3月までの期間を考えている。


行徳地域の自転車専用レーン

 市は新浜通りで自転車専用レーンの整備を進めている。この事業は大変よい試みであり、市内の幹線道路に完備されれば市のPRにもつながると考える。そこで、新浜通りにおけるレーン設置後の検証及び今後の整備計画について問う。
 新浜通りにおける自転車専用レーンの整備は、平成27・28年度で1.5㎞の区間が完成することとなる。レーンの利用状況を調査したところ、整備前後で自転車の歩道内通行が約8割から約6割に、車道内を逆走する自転車も約2割から約1割にそれぞれ減少していることが確認できた。一方、自転車専用レーンに駐停車する車両が自転車利用者の円滑な通行の支障となっている状況も確認したことから、行徳警察署と取り締まりの強化等も協議していきたい。また、今後は、29年度に南行徳駅前通りの国道357号方面から行徳高校前交差点までの約600mを整備する予定である他、行徳駅前通りやガーデナー通り等1級市道幹線の整備を計画しており、駅と幹線道路をつなぐ自転車走行空間ネットワークの形成を図っていきたいと考えている。

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