更新日: 2018年2月23日

平成29年12月市川市議会環境文教委員会

開会

午前10時1分開議
○金子 正委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。

議案第44号 平成29年度市川市一般会計補正予算(第4号)のうち本委員会に付託された事項

○金子 正委員長 まず、平成25年12月定例会から、常任委員会における一問一答制が導入されている。委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるようお願いしたい。
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○金子 正委員長 議案第44号平成29年度市川市一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔就学支援課長、青少年育成課長、保健体育課長 説明〕
○金子 正委員長 質疑はないか。
○ほそだ伸一委員 総括で一点だけ伺う。33ページ、第20節の保護児童生徒援助費の250万円。保護児童生徒については、どこからどこまでの児童生徒を保護児童生徒と定義しているのか伺いたい。
○就学支援課長 就学援助を受ける児童生徒の定義についてお答えする。就学援助は学校教育法第19条の規定に基づき、経済的な理由により就学が困難な児童または生徒の保護者に対して、学校教育に必要な学用品費などを援助する制度であり……。
○金子 正委員長 暫時休憩する。
午前10時11分休憩
〔音声にノイズが混じるためマイクの調整を行う〕
午前10時14分開議
○金子 正委員長 再開する。
○就学支援課長 先ほどの続きであるが、生活保護を受けている者、生活保護を受けていないが、生活保護に準ずる程度に困窮している者が対象となっている。
○ほそだ伸一委員 何名ぐらいが対象なのか、人数を伺いたい。
○就学支援課長 小学生については、11月30日現在で1,603人になっている。
○湯浅止子委員 一問一答で、項目は宇宙交信公開観覧イベント委託料、保護児童生徒援助費、青少年育成費の事業用機械器具費の3点について伺いたい。
 最初に、宇宙交信公開観覧イベントに300万円の補正予算が計上されているようだが、一瞬、何にそんなにお金がかかるのかなと感じたため、その内訳を伺いたい。
○教育センター所長 ただいま御質疑の300万円の補正予算の内訳については、東邦大学付属東邦中学校・高等学校で行う交信イベントの模様を稲荷木小学校の大画面モニターにリアルタイムで映し出す際の音響や映像等に係る費用、また、大画面モニター、看板、パイプ椅子及び実際に顔を出して写真撮影ができるレプリカ宇宙服等のレンタル費用が約98万円、その他、企画調整費等を含めて合計約300万円となる。
○湯浅止子委員 今(マイクが混線し聞きとれず)お金がかかるだけ、子供たちに(マイクが混線し聞きとれず)が残ることを期待したい。これは結構である。
 次に、保護児童生徒援助費については、要保護、準要保護があるが、今、答弁された小学校の1,603人とは、要保護の人数なのか、準要保護も含めた人数なのかが1点。もう1点は、保護児童生徒援助費の人数がプラスになったとのことだが、小学校、中学校のどちらのほうがふえたのか、わかる範囲で御答弁願いたい。2点である。
○就学支援課長 ただいまの御質疑にお答えする。
 先ほど申し上げた1,603人の内訳であるが、要保護が254人、準要保護が1,349人、合計で1,603人になっている。また、今回の増額補正は小学校に関するものであり、小学生の人数となっている。
 また、対象者数がふえた理由としては、当初予算は過去に就学援助を受けた者の人数を参考に積算しているが、ほかの年度に比べると、就学援助を受ける者自体は幸いなことに年々減ってきているものの、当初の見込みよりも若干多かったために、小学校費について増額補正したものである。
○湯浅止子委員 準要保護のほうが大変多いことがよくわかった。学校に要望するのか、就学支援課に要望するのかわからないが、準要保護のシステムを知らない御家庭もあり、給食費なり修学旅行費等のお金が滞納される場合もあると伺っている。多分1回はお知らせが行くと思うが、年にもう1回ぐらい、補正ではないが、どこかでこのようなシステムがあることのお知らせがあると、そのような御家庭は楽なのではないかと思う。これは要望にしておく。この点についてはこれで結構である。
 3点目、青少年育成費の事業用機械器具費であるが、先ほどの放課後保育クラブの備品に関する説明で、机、椅子、エアコンを設置するための1,300万円の増額補正とのことだが、エアコンも入って1,300万円なのか。エアコンはリースか。その辺のことがわかれば伺いたい。
○青少年育成課長 備品であるため、エアコンは購入となる。エアコンも含めて全部で1,300万円である。
○湯浅止子委員 とても細かいことだが、エアコンは何台購入する予定なのか。
○青少年育成課長 通常の家庭用のエアコンとは違い、教室のサイズに合うようなものを基本的には1台設置する予定である。
○石原よしのり委員 一問一答で2点。項目は、最初は33ページ、教育振興費の宇宙交信公開観覧イベント委託料、もう1つは7ページ、債務負担行為の学校保健定期健康診断委託費について伺いたい。
 1点目の宇宙交信公開観覧イベントについては、本会議の代表質問でも答弁があった。稲荷木小学校の卒業生である宇宙飛行士なので、稲荷木小学校で実施するのはもちろんよくわかる。どういう者を呼ぶのかとの質問に、小学生と地域住民と答弁されていたようであり、どういう者を呼ぶのかが気になっている。多分、市川市出身の宇宙飛行士が宇宙に行ったので、教育委員会として、市川の子供たちに宇宙への関心を持ってほしいのが本来の趣旨だと思う。稲荷木小学校の子供たちだけにこのようなイベントを行うのか。それとも、例えばほかの小学校にも案内が行き、参加を呼びかけようと考えているのか。ほかの小学校ではこの関係で何か行うのか。このイベントの趣旨と対象を含めて御答弁願いたい。
○教育センター所長 ただいまの御質疑にお答えする。
 稲荷木小学校での公開観覧イベントは、稲荷木小学校の児童、保護者、それから稲荷木小学校地区の地域住民を対象にお知らせしている。稲荷木小学校の体育館は収容人数が限られているので、市川市内の児童生徒に対しては、東邦大学付属東邦中学校・高等学校の会場で実施するイベントの案内を、学校を通じて配付し、金井宇宙飛行士応援プロジェクト公式サイトに申し込むことになっており、また、交信の様子はインターネット上でも視聴できるようになっている。
○石原よしのり委員 今回の300万円に関するイベントは稲荷木小学校の児童が対象で、ほかの小学校は、東邦大学付属東邦中学校・高等学校でのイベントに申し込んで行ってくださいとのことである。それをプロモート、奨励しているのか。
○教育センター所長 先ほど答弁したとおり、市内の小中学校にはパンフレット等を配付し、そちらを見て申し込む形になっている。
○石原よしのり委員 今回、宇宙との交信イベントで、宇宙や科学技術に対する関心をぜひ子供たちに伝えてほしいので、ほかの学校も含めて、できるだけ紹介、広報していただきたいと要望して終わる。
 次に、債務負担行為の学校保健定期健康診断委託費についてである。内容及び今実施しなければいけないこともわかった。これは金額、あるいは内容、それから補正予算で行う時期も含めて例年と同じと考えていいのか。また、実際に補正予算を計上しているので、これから入札があるのだろうが、かなり差が出てくるものなのか。それも含めて伺いたい。
○保健体育課長 金額的には同じである。内容も、同じ健診の内容である。(石原よしのり委員「12月補正を行ってから」と呼ぶ)そうである。
○大場 諭委員 総括で1つ伺いたい。私も債務負担行為についてである。先ほどの説明では、業者を押さえるために債務負担行為で行うとのことであった。委託先の業者が絶対数として足らないのか。
○保健体育課長 入札に手を挙げる業者がそんなに多くない状況である。
○大場 諭委員 また後で聞かせてほしい。
○桜井雅人委員 総括で1問だけ伺う。33ページ、保護児童生徒援助費について。先順位者への答弁もあったが、1つは要保護と準要保護である。要保護は生活保護なのでわかるが、準要保護は、準ずることの条件として、たしか生活保護の収入か所得の何倍などの基準があったかと思う。それについて伺いたい。
 もう1つ、当初見込みより多かったとのことだが、当初予算の時点では何人を見込んでいたのに対して先ほどの人数になったのか。その点を伺いたい。
○就学支援課長 先ほどの準要保護の基準であるが、生活保護基準額の1.1倍未満の者とのことで認定している。
 それから、当初予算では就学援助を受ける者を小学校では1,635人と見込んでいたが、決算見込みでは1,656人になるので、この差が足りないために増額補正をお願いするものである。(「1,603人」と呼ぶ者あり)先ほどの1,603人は11月30日現在の人数である。就学援助は常時受け付けており、年度末にかけて、毎年若干人数がふえるために差異が生じている。
○桜井雅人委員 要は11月の時点で、あと4カ月ほどで、さらに53人ほどふえる見込みであるとわかった。
 あと1.1倍未満との数値は生活保護の収入を基準にしているのか、それとも所得を基準にしているのか。その点だけ伺いたい。
○就学支援課長 所得に応じている。
○桜井雅人委員 所得の1.1倍未満であるとわかった。自治体により収入を基準にしていたり、所得を基準にしていたり、ちょっとまちまちだが、その違いや、所得で判断するメリットはどこにあるのか。最後にその点だけ伺いたい。
○就学支援課長 所得で見ると、社会保険料などのいろいろな控除が適用されるため、そのようなメリットがあるのかなと考えている。
○増田好秀副委員長 総括で伺う。
 2目教育振興費、13節の宇宙交信公開観覧イベント委託料の300万円は、東邦大学付属東邦中学校・高等学校もプロモートしているイベント会社に支払う性質のものなのか。それとも、個々に看板の会社や映像の会社に支払う性質のものなのかを伺いたい。
 もう1点は、この300万円についてはある程度調整が済んでいて減額されることなく、そのまま支払われるものなのか。それとも、また調整して280万円になったり、290万円になったりする性質のものなのか。
 その2点について伺いたい。
○教育センター所長 ただいまの質疑にお答えする。
 まず、イベントについては、東邦大学付属東邦中学校・高等学校での交信がそのまま稲荷木小学校に中継されるものであり、同じ業者に一括してお願いしている。
また、金額については、夜間に開催されるイベントで危険性があるため、会場の周囲に人が立つ予定だったが、こちらを教育委員会の職員が担当することにより、最初の見積もりではかなり多かった人件費を減らし、何とか300万円に抑えるよう努力した。また、300万円については、あくまでも稲荷木小学校でのイベントに係る費用となっている。
○金子 正委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は、原案どおり可決すべきものと決した。

所管事務調査

○金子 正委員長 お諮りする。所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
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○金子 正委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午前10時32分散会

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