更新日: 2019年2月26日

平成30年12月市川市議会環境文教委員会

開会

午後1時開議
○金子 正委員長 ただいまから環境文教委員会を開会する。
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○金子 正委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるようお願いしたい。

議案第39号 平成30年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会に付託された事項

○金子 正委員長 議案第39号平成30年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔循環型社会推進課長、クリーンセンター所長、環境政策課長、就学支援課長、保健体育課長、考古博物館長、教育施設課長 説明〕
○金子 正委員長 質疑はないか。
○桜井雅人委員 初回総括2回目以降一問一答で伺う。
 5ページ、小中学校のエアコンの関係で、今の説明で、現在の設置率36%が補正予算を計上することにより73%になると伺ったが、幾つの教室に設置することになるのか。特別教室は481教室だと思うが、この補正予算を計上することにより何教室になるのか。また、図書室、音楽室、コンピューター室などの内訳もあわせて伺いたい。
 曽谷貝塚の用地購入について、購入後の公有化率は何%になるのか。
○教育施設課長 エアコンの設置について、教室数は、小学校で293教室、中学校で188教室、計481教室あり、小学校では107教室、中学校では64教室、計171教室が設置済みである。未設置教室数は、小学校で186教室、中学校で124教室、計310教室で、今回、小学校では116教室に設置し、設置後は計223教室となり、設置率が76.1%、中学校では65教室に設置し、設置後は129教室となり68.6%、小中学校合計で設置済み教室171教室に、今回新設で対象となる181教室を合わせて352教室となり、設置率が73.1%となる予定である。
 内訳は、今回設置する小学校の第2図書室が8教室で53.3%、音楽室2が4教室で22.7%、コンピューター室が23教室で89.7%、理科室1が30教室で84.6%、理科室2が5教室で60%、家庭科室が29教室で76.9%、図工室が17教室で48.7%になる予定である。中学校では、音楽室2が3教室で42.9%、理科室1が13教室で87.5%、理科室2が12教室で87.5%、家庭科室が9教室で64.7%、家庭科室2が8教室で62.5%、美術科室が12教室で76.5%、美術室2が1教室で12.5%になる予定である。
○考古博物館長 曽谷貝塚の公有化率は、本年度購入予定の土地を購入すると、約74%となる。
○桜井雅人委員 エアコンについて、内訳は理解した。特に火を使う理科室や家庭科室は優先度が高いのではないかと私も一般質問でよく取り上げていたが、理科室も家庭科室も設置率100%にはならないが、今回の補正予算の計上により、大幅に設置率が上がるので了とするが、これで終わりなのか。最終的には100%設置を目指して、今後も順次設置を進めていただきたいが、理科室や家庭科室も含めて、今後どう考えているのか。
 もう1点、補正予算が可決されれば工事はいつ行うのか。
○教育施設課長 今回は学校要望により、使う頻度の高い部屋を中心に設置をしたい。今後は、各教室の状況に加えて授業時間の実態についても、各学校の要望を踏まえ、設置の必要性について検討したいと考えている。
 補正予算が可決されれば、工事の期間は入札等が早くて2月ぐらいになると思う。そこから6月30日までの設置期間で、7月1日からの稼働を想定している。
○桜井雅人委員 エアコンについては理解した。
 曽谷貝塚の公有化率は74%と伺った。約4分の3弱が公有化なので、そろそろ今後の活用の仕方や整備の仕方を考えていく必要があると思うが、そのスケジュールは何か考えているのか。
○考古博物館長 スケジュールについては、今後、国の補助金を活用しながら整備活用計画を策定し、実際に活用していくことになると思う。具体的なスケジュールは、現段階では確定していない。
○ほそだ伸一委員 初回総括2回目以降一問一答で伺う。
 19ページの13節、クリーンセンター管理棟改修設計委託料が1,800万円で、このような管理棟の改修設計の委託に関しても瑕疵担保は設定されるのか。
 11節需用費の5,000万円は、直さなければいけないことが定期検査で判明したのか、それとも、作業中、あるいは作動中のふぐあいで判明したのか、あるいは経年劣化なのか。
 そして、現在のクリーンセンター、また次期クリーンセンターに関して、瑕疵担保期間はそれぞれどれぐらい設定していたのか。
○清掃施設計画課長 瑕疵担保については、契約書等を確認しないと、よくわからないが、仮に設計の瑕疵により施設に異常を起こしたのであれば、設計に関しても瑕疵担保責任は当然あるものと考えている。
○クリーンセンター所長 今回のれんがについては、耐火れんがは、使用状況により3年から5年程度の寿命となる。今回は、れんがが崩れる前に、定期的に年に2回、清掃作業を行う中で、れんがのふぐあいが見つかり、今回修繕することとした。そういう意味では、経年劣化だと考えている。
○ほそだ伸一委員 瑕疵担保期間はそれぞれ設定しているのか。
○清掃施設計画課長 設計の瑕疵担保期間は、今、手元に資料がないので、正確に何年か不明だが、施工の内容により瑕疵担保期間はそれぞれ異なる。
○ほそだ伸一委員 きのうの代表質問と重複するところがあり恐縮であるが、要求水準書の中に瑕疵担保の文言が盛り込まれている。私は瑕疵担保に敏感なところがあるので、大規模な施設のため、期間が5年なのか10年なのか、今詳しくわからなければ、改めて伺えれば結構である。
○金子 正委員長 後日、資料をほそだ委員に配付いただきたい。
○石原よしのり委員 質疑項目を全て述べてから一問一答で行う。
 1つ目は、19ページ、清掃部と環境部それぞれに職員の異動に伴う給与費があるが、どういう異動か、その理由を含めて伺いたい。
 また、5ページ、債務負担行為の冷暖房設備について伺いたい。
○循環型社会推進課長 まず、清掃総務費の人件費については、当初予算を積算したときの予定の人数が、正規職員は123人、再任用職員が36人で、平成30年4月1日の実人数は、正規職員が125人、再任用職員が35人で、この差があることが1点。それから、2人分の正規職員の人件費に加え、平成29年に定年退職の職員が9名いた。かわりの配属となる職員は、これまでは一般職員の平均給与で給料を積算していたが、これを新規採用職員の平均給与で復元したことにより増額が生じた。もう1点は、平成30年4月1日の人事異動で職員構成が変わった等の理由により増額補正を計上しているものである。
○環境政策課長 答弁が重複してしまうところもあるが、一般的に当初予算の積算は平成29年12月の配置人員をもとに積算している。新年度の職員数の増減や異動等に伴い職員構成が変化する。そのことにより給料、職員手当等、共済費に増減が生じるところである。環境部では、新年度の職員数は、当初予算時と比較して、正規職員で1名ふえ、再任用職員で3名減となった。今回、4月から10月までの支出済み額をもとに、今後の所要額を算出し決算見込み額を求めると、先ほど申したとおり、職員構成の変化により、職員手当等における住居手当、通勤手当等、また、共済費においては共済組合負担金がふえるため、当初の予算額を上回ることから、職員手当等で400万円、共済費で100万円の増額補正を計上するものである。
○石原よしのり委員 環境部の答弁はそのとおりであると思うが、清掃部は人数が多いから6,900万円となるが、正規職員が2名ふえ再任用が1人減となると、せいぜい1,000万円ぐらいにしかならない。そう考えると、退職職員がいて、新規採用職員の人件費は退職者とは違うなど、職員構成が変化したと伺ったが、6,900万円となると、例えば来年度予算を計上するときに、この程度の正確性でよいのか伺いたい。
○循環型社会推進課長 来年度は平成31年4月の職員の状況を精査して計上したいと考えている。
○石原よしのり委員 次回のときには検討して、余り大きくならないようにしていただきたい。
 5ページの債務負担行為、小中学校の冷暖房設備については、内訳や理由については、何回も伺っているのでよく理解した。伺いたいのは、1つは、学校のエアコンはリースと自前で設置しているものと二通りある。それも、物によりガス式のものと電気式のものがあり、ガス式の場合は自前が多い。これには自前は含まれていない計画だと思うが、13年間全部リースの学校を、どういう考え方で運営しているのかを伺いたい。
 それから、普通教室は夏の期間、児童生徒の登校日は朝から授業が終了し帰るまでの間稼働し続けているが、ほかのところの稼働率は、どのくらい利用があると見込まれて、十分活用できるのか、この辺はどう考えているのか。
 同様に、冷房はわかるが、暖房のときもこれを活用するのか。今まではストーブなのか。それに比べてこちらのほうがよいのだと思うが、どのように変わるのか伺いたい。
○教育施設課長 まず、リースと自前で二通りあるが、まず今回は早急に設置をしたい。夏季に限らず5月から10月にかけて異常気象で30度を超す日がたくさんあるので、児童生徒の健康面への配慮や学習環境の改善を図りたいと思っているが、自前で設計して施工となると、この期間ではできない。そこで、早い方法となると、実績のあるリースが確実のため、リースを選択した。
 稼働率については、明確なデータは今手元にないが、今回、学校要望をとり、使用頻度が多く、稼働率の高い特別教室と認識しているので、そこを優先した。答弁でも、火を使う理科室、家庭科室と指摘されていた部分もあるので、そこを中心に学校要望とあわせて設置すれば、稼働率で見ても高い稼働率を誇る教室が今回はつくことになる。
 暖房については、今までは推測になるが、ストーブの利用がほとんどだと思う。ストーブをそれぞれ教室に置き、つけていたと思う。
○石原よしのり委員 まず、リースか自前については、リースを選択したのは、早く設置できることと、手続がまとめてだから簡単と理解した。これは全部電気なのか。
○教育施設課長 今回に関しては、施工費とメンテナンス費を含めて検討して、GHPのほうが安いので、GHPでと考えている。ガスである。
○石原よしのり委員 全部ガスなのか。
○教育施設課長 ガス管が未設置の学校もあるので、そちらは電気で対応したいと考えている。
○石原よしのり委員 理解した。稼働率も結構である。
 暖房については、ポータブルの灯油ストーブだったのか。それらを廃棄して、冬の間はエアコン100%となるのか。それとも、電気代を考えてストーブを活用しながら併用するのか。
○教育施設課長 学校教育部のほうもわからないようなので、憶測で答弁するのは嫌だが、ポータブル式で持ち運びができるので、エアコンがない部屋に持ち込むことになると思う。今回はガスで設置するので、効率的にはかなり温かくなり、設置した部屋は多分使用しなくなるので、ほかで使用することになると思う。
○増田好秀副委員長 2点、総括で伺う。
 21ページ、第10款教育費、第4項学校給食費、第1目学校給食費、学校用備品費、業務用でスチームコンベクションを入れるのは、冨貴島小のほかどこか伺いたい。
 23ページ、第6項社会教育費、第2目文化財費、第17節公有財産購入費、土地購入費で、史跡曽谷貝塚用地の購入であるが、登記簿上だと何㎡で実測値は何㎡になり、差は何㎡か伺いたい。
○保健体育課長 先ほど述べた冨貴島小学校、新浜小学校のほか、中山小学校、菅野小学校、稲荷木小学校、塩浜学園、須和田の丘支援学校で合計7台である。
○考古博物館長 当初予算計上時の登記簿上は2,257㎡、実測値は2,558.17㎡、差は約300㎡となる。
○増田好秀副委員長 1点だけ再質疑する。曽谷貝塚について、300㎡の差が出るのは、そういうものなのか。そのあたりの詳細がわかれば背景を伺いたい。
○考古博物館長 当初予算計上時には、当然、実測はまだされないので、登記簿上の面積での予算計上となる。その後、予算が可決され、そのときに委託をして実測することになる。確かに今回の300㎡は、9筆であり、筆が多いと思っている。
○金子 正委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 討論なしと認める。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務調査

○金子 正委員長 お諮りする。所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○金子 正委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、了承願いたい。
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○金子 正委員長 以上で環境文教委員会を散会する。
午後1時35分散会

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