平成27年12月市川市議会建設経済委員会

午後3時32分開議
○石原よしのり委員長　ただいまから建設経済委員会を開会する。

○石原よしのり委員長　審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員においては、質疑冒頭に委員長に対し発言方法、全て総括、あるいは初回総括2回目以降一問一答、または質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
　議案審査に入る。
　理事者においては、説明また委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言されるようお願いしたい。
――――――――――――――――――――――――
○石原よしのり委員長　議案第50号市川市中小企業独立支援資金融資及び利子補給条例の一部改正についてを議題とする。
　本案について理事者から資料の提出があったので、あらかじめ配付した。了承願いたい。Ａ4横長のものである。
　提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔商工振興課長　説明〕
○石原よしのり委員長　説明は終わった。
　質疑はないか。
○長友正徳副委員長　参考資料を見ると、2ページの改正後の一番下の六で、中小企業者の定義として、特定非営利活動法人が追加になったのか。これの説明は特に提案理由としてはなかった。
○石原よしのり委員長　これは今回の改正とは関係ない話である。気をつけていただきたい。
○商工振興課長　特定非営利活動法人が、中小企業信用保険法では中小企業者の定義に加わったことになる。ただ、本条例では号ずれに対応しているだけであるので、ＮＰＯ法人に関しては独立支援資金の融資の対象には加えていない。今までどおりで内容の変更はない。
○石原よしのり委員長　ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　質疑を終結する。
　討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　討論なしと認める。
　採決する。
　本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

○石原よしのり委員長　議案第52号平成27年度市川市一般会計補正予算（第2号）のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
　提案理由の説明を求める。
〔道路建設課長、道路安全課長、駐輪・駐車施設担当室長、道路安全課長、公園緑地課長　説明〕
○石原よしのり委員長　質疑に移る。質疑はないか。
○松葉雅浩委員　総括で何点か伺いたい。
　1点目に、31ページの自転車等駐車場改修工事費が2,500万円補正計上されている。前回の定例会で駐輪場使用料の値上げがあり、4月から値上げするに当たっていろいろ補正予算を計上していかなければいけない部分があると思うが、これで終わりなのか。それとも、国分高校バス停の駐輪場など、つくらなければいけない場所がたくさんあると思うが、それらが今回の補正予算に計上されていないのは疑問に思う。そのほか、4月までに行わなければいけないところはほかにないのか。
　31ページ、公園費の施設修繕料で、いろいろ修繕を行わなければいけない。市民からいろいろな要望をいただいて課長にも毎日のように電話しているが、里見公園には高齢者がいろいろな施設から来る。車椅子で来た方も使えるトイレが1カ所あるが、ふやしてもらえないか。障害者用トイレはあるが、小さい子供連れでも利用できるような多目的トイレへの改修も今回の補正に計上されているのか。
○駐輪・駐車施設担当室長　1点目の自転車駐輪場の補正予算31ページの改修工事費等、その関連の補正についてお答えする。
　今回の12月定例会補正予算については原木中山の駐輪場だけであるが、9月定例会にも市内11カ所の駐輪場について3,000万円の補正を計上し議決をいただいた。質疑にあったとおり、現行無料の駐輪場が含まれているので、国分高校のバス停部分についても、京成バスと協議中であるが、必要な補修については予算の中で考えている。
○公園緑地課長　里見公園のトイレについて、現在あるものは車椅子対応であり、障害者対応の形にはできているが、ベビーベッドや赤ちゃんチェアなどはなく多目的トイレではない。そういう要望もあるので、そちらについては修繕料の中で行っていける部分は行っていきたい。しかし、もう1カ所ふやすことについては、多目的トイレは費用が結構かかるので、今回の補正でできる金額ではない。今後要望していく形になる。
○松葉雅浩委員　自転車駐輪場は、既に9月定例会でいろいろな改正に伴うところは補正予算で計上していることで理解した。この原木を整備すれば、条例改正に伴う改修等もオーケーでいいのか、再確認したい。
　公園であるが、ぜひそういった多目的トイレに改修できるようお願いしたい。里見公園は大きい公園であり、混雑していると入れないことがあるので、2カ所ぐらいあるといい。いろいろな高齢者施設、介護施設からも要望が来ているので、よろしくお願いしたい。
○駐輪・駐車施設担当室長　駐輪場の補修に関する御質疑にお答えする。
　今回、12月定例会で1,500万円というかなり大きな数字で原木中山の舗装工事を計上しているが、おおむね大きなところについては、ほぼこれで十分ではないかと考えている。駐輪場なので夜間電球の玉が切れる等はあるかと思うが、修繕についてはこれで終わりではないので、その都度適切に対応できるように、順次対応していきたいと考えている。
○桜井雅人委員　1問伺いたい。
　今出ていた31ページの駐輪場の改修工事費であるが、砂利敷のスペースはもとからあった駐輪場からさらに拡幅した部分のことだと思うが、砂利敷駐輪スペースをアスファルト舗装すると自転車を何台ぐらいとめられるのか。
　補正予算が議決されたとして、工事期間はどれぐらいかかるのか。
○駐輪・駐車施設担当室長　自転車で約400台とめられると把握している。
　工期は、1月下旬から3月下旬の2カ月間の工期と予定している。
○桜井雅人委員　台数が400台くらいと全体の半分近い数になると思うが、2カ月工事している間はそこは使えない。その間、自転車をとめるところに困ることにはならないのか。その辺の対応を考えていたら伺いたい。
○駐輪・駐車施設担当室長　2カ月の工事期間中、利用者に極力不便をかけないよう、例えば駐輪場内を2区画に分けて順番に工事することも考えているし、隣接地を一旦借りることはできないかも含めて、東京メトロとも交渉している。いずれにしても、利用者に極力不便をかけない形で工事を行っていきたいと考えている。
○長友正徳副委員長　総括で2つお願いしたい。2つとも参考資料についての質疑である。
　1問目は、参考資料4ページの事項7、借上料であるが、補正理由は機器の更新を行うことで借り上げではない。誤記か、何か事情があるのか伺いたい。
　2問目は、参考資料8ページの右下の図で、今回の補正の対象は、多分この矢印の所が協定範囲だと思うが、その前後、左側が特に道路幅が広くない気がする。側道のエンド・トゥー・エンドで4ｍないとまずいのではないか。図の見方が悪いかもしれないが、その辺の状況について伺いたい。
○駐輪・駐車施設担当室長　概要説明書の4ページ、項目事項7に関して、市川第7駐輪場のゲートの更新、機器の更新についてである。この機械式ゲートについては設置から10年以上経過しており、かなり老朽化が激しくなっている。故障が多くクレームもあった。また、ここは不正使用が多いので、そういったものも防止できる形で新しい機器を設置し、適正利用を促したいこともあり、今回更新を計上するものである。
○道路建設課長　委員会資料8ページの右下の図で説明する。黒い太線と斜線が側道になる。右のほうから説明する。右の黒い太線は、建築基準法の2項道路で、これは現在の側道の位置から変わらない。2項道路なので、4ｍまで自主的に下がる。真ん中の斜線のところが今回対象となるところであり、県では2.5ｍで整備することであるので、1.5ｍ分として4ｍとなる。
　左のところは、河原地区の住宅が何軒か張りついていた。ここは宅地のほぼ真ん中を取りつけ道路が通るようになるので、全部県で補償することで買うことになり、この土地は全部県の土地になる。将来そうなったときに、ここから先は一般の車は入らないと考えられる。であるから、今のところは2.5ｍと県が計画しているが、今後はそういったことも含めて2.5ｍがいいのか、4ｍになるのか、県と協議していきたい。
○長友正徳副委員長　1番目について、4ページで、これは借上料の予算項目として機器の更新を行う、流用みたいなことになるのか。
○駐輪・駐車施設担当室長　予算の科目としては、委託料と賃借料2つの予算科目でそれぞれ必要な額を計上することで考えている。
○石原よしのり委員長　ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　質疑なしと認める。
　討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　討論なしと認める。
　採決する。
　本案を可決すべきと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 

○石原よしのり委員長　議案第54号平成27年度市川市下水道事業特別会計補正予算（第2号）を議題とする。
　提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔河川・下水道整備課長　説明〕
○石原よしのり委員長　質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　質疑なしと認める。
　討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　討論なしと認める。
　採決する。
　本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

○石原よしのり委員長　議案第56号曽谷・高塚排水区水路改良工事（第2701工区）請負契約についてを議題とする。
　提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○河川・下水道整備課長　本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○石原よしのり委員長　質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　質疑なしと認める。
　討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　討論なしと認める。
　採決する。
　本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

○石原よしのり委員長　議案第57号（仮称）市川市新第2庁舎新築工事請負契約について、議案第58号（仮称）市川市新第2庁舎新築機械設備
工事請負契約について及び、議案第59号（仮称）市川市新第2庁舎新築電気設備工事請負契約についてを一括して議題とする。
　提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○新庁舎建設課長　本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○石原よしのり委員長　質疑はないか。
○長友正徳副委員長　1問伺いたい。
　議案59号の電気設備工事の規約の内容について伺いたい。太陽光パネルの設置について、前から検討中だと承知しており、難しい問題もあると聞いているが、どういうことで電気工事の契約をするのか。
○新庁舎建設課長　電気工事のほうで太陽光パネルはどうかとのことであるが、基本構想のときには第2庁舎の太陽光パネルを南側壁面に予定していたが、道路を走る車が直交する際の反射の問題やメンテナンスについてもう少し検討する必要がある。そのため、今回の電気工事あるいは建物本体工事とは別に検討した後に発注しようと考えている。
○大場　諭委員　1点、一問一答で伺いたい。
　今回、57号、58号、59号と分割した契約である。これは本会議で説明があったと思うが、どうしても分割するとコストがかかると思う。メリット、デメリットをもう1度説明していただきたい。
○新庁舎建設課長　今回、本体工事を3本の工事で発注するメリット、デメリットである。通常、分割したほうが高くなるが、今回は本体工事が30億円以上かかっているので、逆転現象が起き、経費についてはわずかであるが分割したほうが安くなる。分割については、市川市は国の指針に基づき分割できるところは分割することを原則で行っている。今回、分割することにより地元業者の受注の機会もふえるが、その一方で分割することにより発注者側の負担もふえる。今回は5階建ての建物で、用途も事務所であることから、内部で対応できると考えたところである。
○石原よしのり委員長　ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　質疑なしと認める。
　討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　討論なしと認める。
　採決する。
　議案第57号（仮称）市川市新第2庁舎新築工事請負契約についてを採決する。
　本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
　議案第58号（仮称）市川市新第2庁舎新築機械設備工事請負契約についてを採決する。
　本案を可決すべきものとして決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
　議案第59号（仮称）市川市新第2庁舎新築電気設備工事請負契約についてを採決する。
　本案を可決すべきものとして決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長　異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 

○石原よしのり委員長　以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時18分散会