更新日: 2018年11月15日

平成28年2月市川市議会建設経済委員会

開会

平成28年3月1日(火)
午後3時23分開議
○石原よしのり委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。

議案第84号 市川市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について

○石原よしのり委員長 審査に入る前に現地視察についてである。委員長としては、お手元に配付のとおり、当初予算並びに補正予算に関する現地視察を行いたいと考えている。現地視察をあす行い、本日は現地視察に関連しない議案について順次審査したいと考えるが、いかがか。皆様の意見を伺いたい。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よって現地視察を行うことに決した。
 それでは、あす午前10時から現地視察を行うので、その時間までに市民課前にお集まりいただけるようお願いしたい。
 本日は、現地視察に関連しない議案を順次審査する。
 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されている。委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 それでは議案審査に入る。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言するようお願いしたい。簡潔に要領よくお願いしたい。
――――――――――――――――――――――――
○石原よしのり委員長 議案第84号市川市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○都市計画課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
○松葉雅浩委員 総括でお願いしたい。そもそも条例の一部を改正する経緯は何か。なぜ改正する必要があるのか。改正の内容が南行徳駅周辺地区、大町地区、柏井地区、堀之内地区及び妙典地区と各地区計画の建築物の用途の制限の実効性を確保するものだが、今までの条例は実効性が確保されていなかったために何か問題が起きていたのか。何かそういう経緯があって今回改正することになったのか。また、今回条例を改正することで、市民に利益や不利益があるのかはわからないが、どういう影響を与えるのか伺いたい。
○都市計画課長 今回の地区計画の条例の改正であるが、初めに、地区計画は都市計画法に基づく地区単位の建物等の規制誘導である。現在市内3地区において条例化している。地区計画を条例化することの意義であるが、現在の都市計画における地区計画の決定のみでは、建築等の行為に際して届け出、またはそれを受けての勧告と比較的緩やかな規制になっている。これを条例化することにより、建築確認の際の確認対象となることから、より確実なルールが守られることが確保される。既存の3地区に、今回5地区を加える経緯についてであるが、5地区は土地区画整理事業により開発された住居系を主とした区域である。こちらについては地区計画の決定から30年余りがたちつつある。今後、権利者の代がわりにより当初つくられたルールが引き継がれない、守られにくくなってくる可能性もある。それに対して未然に対応することで、今回の条例化により確実にルールが守られることになる。これによる市民へのメリットであるが、それぞれの地区の中で目標とする地区に応じた良好な市街地環境が構築されいくことである。デメリットについては特段ないものと考えている。
○松葉雅浩委員 これまで何か問題があったわけではなく、今後のためにとのことでよいか。
○都市計画課長 地区計画の中で定めている事項があるが、これまで重大な問題となったところは今まではなかった。ただ、今後そういった問題となり得るところを事前に対応するため、防ぐために条例化するものである。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第85号 市川市建築審査会条例の一部改正について

○石原よしのり委員長 議案第85号市川市建築審査会条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○都市計画課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査くださるようお願い申し上げる。
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
○岩井清郎委員 第2条で、これまで委員7名をもってを、7名以内に改めるわけであるが、7名以内の何人にするかは誰が決めるのか。
○都市計画課長 本改正は、市川市が本条例により委員の定数を7人と定めるものであり、委員の定数を7人としてきたこれまでの考え方を変更するものではない。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第92号 平成27年度市川市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)

○石原よしのり委員長 議案第92号平成27年度市川市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔農政課長 説明〕
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
――――――――――――――――――――――――
○石原よしのり委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後3時38分散会

現地視察について

平成28年3月2日(水)
午前10時開議
○石原よしのり委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
――――――――――――――――――――――――
○石原よしのり委員長 これから現地視察を行う。
 暫時休憩する。
午前10時1分休憩
〔休憩中に現地視察〕
午後4時15分開議
○石原よしのり委員長 建設経済委員会を再開する。
――――――――――――――――――――――――
○石原よしのり委員長 本日はこれにて散会する。
午後4時16分散会

議案第89号 平成27年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会に付託された事項

平成28年3月3日(木)
午前10時開議
○石原よしのり委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
――――――――――――――――――――――――
○石原よしのり委員長 都市計画課長より発言を求められているので、これを許可する。
○都市計画課長 一昨日の議案第85号市川市建築審査会条例の一部改正についての答弁の訂正をお願いしたい。
 第2条、組織においてこれまで7人をもってとしていたものを、7人以内でと改めることについて、7人以内の何人とするかを誰が決めるのかとの質疑の答弁において、本改正は、市川市が本条例により委員の定数を7人と定めるものであり、委員の定数を7人としてきたこれまでの考え方を変更するものではない旨の発言をするべきところ、7人とすることについては建築審査会で決定すると発言した。本条例により委員の定数を7人と定めるものであるに訂正をお願いしたい。
 なお、委員の定数に関する規定を整理した理由であるが、定数とは、ある組織に置くことができる職の数の上限をあらわすものであることから、この趣旨をより明確にするため、最近の附属機関の定数に関する規定の例を踏まえて、以内という文言を加えたものである。仮に、本審査会において、突発的な事故等により委員の数に欠員が生じた場合に、後任の補欠委員が任命されるまでの間であっても、6人または5人の委員が任命されていれば組織としては成立し、審査会を開催することができるものである。
 以上、訂正し、おわび申し上げる。大変申しわけない。
○石原よしのり委員長 ただいまの発言のとおり訂正を許可する。
ただいまの訂正について質疑はないか
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
――――――――――――――――――――――――
○石原よしのり委員長 それでは議案審査に入る。
 審査に当たって委員に再度申し上げるが、質疑冒頭におかれては、私、委員長に発言方法、全て総括、あるいは初回総括2回目以降一問一答、または質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑をお願いしたい。 
――――――――――――――――――――――――
○石原よしのり委員長 議案第89号平成27年度市川市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を順次求める。
〔雇用労政担当室長、地域整備課長、商工振興課長、道路管理課長、新庁舎建設課長、道路建設課長、駐輪・駐車施設担当室長、河川・下水道整備課長、都市計画課長、外環道路推進・道の駅担当室長、都市計画道路課長、河川・下水道管理課長 説明〕
○石原よしのり委員長 説明は終わった。
 質疑はないか。
○松葉雅浩委員 全て総括でお願いしたい。
 補正予算書6ページ、駐輪場整備事業、繰越明許費である。参考資料2ページにある国分高校バス停駐輪場で、ちょっと不思議だと思っているのは、そもそも12月定例会のときに駐輪場整備の補正が出た。そのときに国分高校のバス停の工事は、この予算で全て賄えるから大丈夫だと答弁をされている。それについて、今回こういう形で駐輪場を整備するのに220万円を計上している。
 また、補償補?及び賠償金がよくわからない。9ページの地図で言うと、そもそも操車場の事務所については、地元の稲越自治会からも、トイレが住宅に近いから事務所を移転してもらいたいと要望を市の担当にしていた。京成バスのほうで検討してもらうことで、ただ、すぐにはできないとのことで時期が明確になっていなかった。住民要望によって、京成バスの予算の中で既に移転される予定であったものが、京成バスの操車場の中に駐輪場を整備するのか。4月からここを利用することでいいのか。
 そもそも市がお金を払う必要がなかったものを、駐輪場を整備することによって市が補償移転を払うようになっていて、何かおかしな話で、こんなことまでする必要があるのかについてどのように考えているのか伺いたい。
○駐輪・駐車施設担当室長 質疑に答える。まず工事費の関係であるが、実は12月定例会の当時は工事請負ではなくて、施設修繕の予算を計上していたので、その範囲内での対応が可能と考えていた。委員の指摘のとおり、私のほうで見積もり見込みが甘かった点はあるので、この場をかりておわびする。
 建物の移転についてであるが、資料9ページの平面図がある。京成バスの国分高校操車場のバスを転回させる場所であるが、この中の左側の部分に既存事務所と記載がある。ここに現在建物があり、市で駐輪場を操車場の敷地内に拡幅したいことで、今京成電鉄及び京成バスと交渉をしている最中である。その中で、市の駐輪場の拡幅工事整備の181平米が京成バスの操車場の敷地内に一部食い込むような形になる。それに伴い、京成バス側の敷地の一部を借りると、その分転回する場所が小さくなるので、既存の建物を撤去、場内に移設することで、平面図で言うと上のところから下に場所を移したいことで京成バスと話をしている。
 補償金を払う必要性についてであるが、委員から指摘のあったことも確かにあるが、市としては駐輪場の拡幅が必須になっていくので、駐輪場の拡幅に伴い、どうしても京成側に補償金を支払う必要性があると現状では考えている。
○松葉雅浩委員 漏れているが、4月からここを利用するのかを聞いてから、もう1回質疑する。
○駐輪・駐車施設担当室長 4月からこの場所は利用しない。4月については、平面図で言うと、下のほうに凡例の小さい文字があるが、この辺を借りてスタートしたいと考えている。
○松葉雅浩委員 4月からここは利用できないとのことである。何点かいろいろあるが、そもそも事務所移設の話は駐輪場を整備する以前の問題で、それは住民側のトイレが臭くて仕方ないから移設してもらいたい要望に基づいて移設すると私は聞いている。ただ、時期は決まっていなかったと聞いている。その辺を確認したい。
 事務所の補償は市が全額払うのか、それとも2分の1ぐらいなのか。要するにバスに乗るために駐輪場を整備するのに、本来はバス会社が少し負担して駐輪場を自分で整備してもいいぐらいの話で、それを市が行うわけである。まずは補償金を全額払うなんておかしな話である。その辺を含めてどのようになっているのか。
 地図上で言うと下のほうだと思うが、ここにある駐輪場の家賃は4月から発生してくることでいいのか。発生するのであれば、これは当初予算のほうになるかもしれないが伺いたい。
○駐輪・駐車施設担当室長 主に3点ほどあったかと思う。まず、既存事務所の移設に伴うことであるが、交通計画課のほうで委員お話のとおり承っていた。自転車駐輪担当としては、この移設の話については京成との交渉の中で初めて出てきたような状況がある。結果的には、市としてはあらかじめ話はいただいていた。
 金額についてであるが、今回450万円の補償金で補正予算を計上しているが、倍の約800万や900万円ぐらいの補償金をもらいたいことを京成側は言ってきている。そういった意味で、委員からお話しいただいたとおり、要望されている額の半分ぐらいの450万円を計上している。
 それから、新年度からの賃借については、9ページの先ほど言った下のほうになるが、別棟は4月から賃借料が当初予算で発生すると考えている。
○松葉雅浩委員 事務所の移設については、駐輪場担当とすれば初めての話と伺うが、同じ道路交通部である。部が違うならある話だが、同じ部で行っていながら、こういう情報は共有しないものなのか。では、交通計画課長に伺いたい。移設する話になっていた。おかしくはないか。あと、部長がその辺について情報を共有していないからこのようなことになるのではないか。部長か次長か、この辺についてしっかりしてもらわないと。
 12月定例会のことをおわび申し上げると言うが、委員長、これは委員会軽視ではないか。12月定例会で駐輪場整備については一切お金はかからないと言っていた。整備について委員長のところに報告はあったのか。12月定例会の委員会でこのように答弁したが、今は違う方向で進んでいることをきちんと委員会に報告してくれないと状況がわからない。2月定例会の委員会でそういう話がぽんと出てきておかしいと思う。委員長、これはどうか。その辺について部長がどういうふうに考えているのか伺いたい。
 800万や900万円欲しいと言うが、移設費用はどれぐらいかかるのか見積もりをとってその話が出ているのか。ただふっかけて800万、900万円欲しいと、お金だけが出てきているのか、工事費用の見積もりをもらっているのか伺いたい。
○道路交通部次長 まず、移設の件については、12月定例会時点では、市は移設をしないで、休憩所の北側で駐輪場を設けることで京成電鉄と話をしていた。その後、京成側との話がどうしても折り合わないので、今回、移転することで予算計上している。
 それから、移設の話を聞いていたかの件であるが、移設については京成サイドとしては、委員も言っていたとおり行いたいとの話はしていた。ただ、いつ行うかは言っていない。今回、市が駐輪場のために操車場内を貸してもらいたい中で、その場所も含めバスを実際動かしてみて、京成側の意見も休憩所を移設の方向で合意されて、今回補正で計上させていただく経緯に至った。
○道路交通部長 ただいまの室長の説明及び次長の説明も、やはり情報の共有の点で非常に欠けていたことが確かにあった。それは今回身に染みている。今後、組織も変更するので十分気をつけていきたいと考えている。
○松葉雅浩委員 まず移設であるが、要するに駐輪場の話が出る前から行いたい意思が京成バスからあったから2分の1になったのか。京成バスが移設費用のほとんど出すべきだと思う。駐輪場をつくるつくらないは関係なく移設するのだから、2分の1出すのは高過ぎる、せめて4分の1にしてほしい話まで交渉の中でされたのか。その辺が疑問に残るところである。
 さっきの900万円の答弁がされていないが、こういう工事を行うから、800万、900万円かかる見積もり等の資料をもらっているか。その辺についても答弁が漏れないようにしてもらいたい。
○道路交通部次長 見積もりについて、今回、移転に関しては、あくまで市が拡幅に伴い、今ある建物を移設した場合の補償費用を公共の積算にのっとって積算額450万円を算出している。それとは別に、京成電鉄が自分たちで移設する場合はグレードアップする。具体的には、トイレを臭わないようにしていくとのことで、800万円ほどかかると言っている。あくまで公共積算にのっとって、市が移設補償費を負担する形になっている。
○石原よしのり委員長 松葉委員、できるだけ質疑の範囲内でよろしくお願いする。
○松葉雅浩委員 質疑の範囲内ではないか。
○石原よしのり委員長 意見もかなり入っているように思う。
○松葉雅浩委員 委員会だから意見は言っていいはずである。
○石原よしのり委員長 ある程度。
○松葉雅浩委員 委員長、会議規則を見てほしい。意見は述べられる。本会議とは違うから大丈夫である。要望もできる。
 移転費用450万円、バス停が220万円、国分高校だけの駐輪場で670万円かかるとのことである。4月からの駐輪場の契約は、この間の本会議で50件ぐらいと言っていた。1カ月650円で、100件で6万5,000円の半分、収入としては1カ月3万2,000円ぐらいしか駐輪場の使用料が入ってこないとのことである。移転補償に450万円かけたり、220万円かけたり、4月から今度は人を配置して毎月三百数十万かかることでよいか。
○駐輪・駐車施設担当室長 新年度予算にかかる費用については、委員のお話しいただいたとおりである。
○松葉雅浩委員 わかった。
○田中幸太郎委員 2点、総括でお願いしたい。
 まず、42ページ、商工業振興費、負担金として東浜一丁目地先人工海浜施設等管理事業負担金である。まず、船橋市との協定に基づいて管理されているとのことであるが、どのような協定がされているのか確認も含めて教えていただきたい。
 もう1点、48ページ、都市整備費、負担金の市川塩浜第1期土地区画整理事業準備会負担金である。先ほどの理由としても、市川塩浜第1期土地区画整理事業準備会が、事業認可に向けた手続を進めるべく負担をするところであるが、この準備会ではどのような事柄を決める会なのかを教えていただきたい。
○商工振興課長 補正予算書43ページ、第19節負担金補助及び交付金の質疑について答える。協定書の内容であるが、まず、人工海浜の全部を船橋市と市川市で共有する形になっており、持ち分がそれぞれ2分の1となっている。それから、整地、清掃、監視、その他の管理については、市川市は費用の3分の1を、人工海浜施設等の修繕については費用の2分の1を負担することになっている。整地、清掃、監視の費用が3分の1となっている理由は、船橋市が1年のうち約4カ月を潮干狩りに使用しており、その間、来場者で込み合うなど、ほとんど船橋市だけが使う形になっている。そこで、4カ月間は船橋市が使用、残り8カ月を市川市、船橋市の双方で使用することに基づいて、市川市の負担が3分の1となっている。そのほかの修繕などの費用については、持ち分がそれぞれ2分1を負担している。
○地域整備課長 質疑の48ページ、市川塩浜第1期土地区画整理事業準備会負担金において、準備会の役割についてであるが、この準備会においては市川市を含む地権者5名で組織した準備会である。JR市川塩浜駅南口、約12?の海に面した土地である。それぞれの地権者の土地の持ち分があり、今後、道路の整備等、土地の基盤整備に当たり、それぞれが持ち分を移転先となる換地位置、あるいはこの事業を推進するための費用を捻出する保留地の大きさ、位置の確定、それから当然のことながら資金計画など、全体的な事業計画を整理して協議していき、事業認可に向けた考え方をまとめていくものである。
○田中幸太郎委員 わかった。まず、商工振興課長に再質疑したい。先ほど持ち分は2分の1、また活用の意味では船橋市と3分の1でシェアしている話であるが、もちろん協定書に基づいて維持管理を共同にしていくことはわかるが、補正予算の理由の冠に書いてある市民が海に親しみ、三番瀬の自然環境に触れ合えるところの市川としての活用が見えないが、その点はどう考えて、この管理費用を支払っていくのか伺いたい。
 もう1つの市川塩浜第1期区画整理事業準備会の件である。道路の整備、換地、保留地、または資金計画なども決められていくと思うが、準備会が2月定例会の補正予算でも計上していることは、ある程度のめどがたったことも想定できるが、今後、この手続にどのぐらい時間を要すると見込まれているのか。また、合意に至るまで、もちろん市川市の中で決めるべき事項たくさんあるかと思うが、その事項はどれだけ市川市の中で整理がとれているか見解を伺いたい。
○商工振興課長 補正予算書43ページ、第19節負担金補助及び交付金についての質疑に答える。人工海浜の活用についての質疑に答える前に、先ほどの協定書であるが、締結した日は平成26年3月24日である。
 それでは、人工海浜の活用について答える。本年度も12月12日に自然環境講座、三番瀬のバードウォッチングを開催した。「広報いちかわ」などを見て20名の方が参加され、大変晴天だったため野鳥を観察するのに最高のコンディションであった。これが実は当日の様子であるが、ここにはミヤコドリが飛来することで特に知られており、日本に飛来するのは600羽しかいない。そのうちの300羽がこのあたりに飛来する。ミヤコドリが晴天にも恵まれよく見えた。ほかにもスズガモ、ハマシギ、ミサゴなど多く見られた。自然環境の専門員が解説をして大変好評であった。このような自然環境に非常に恵まれていること、隣の船橋市が海浜公園のプールの跡地にこのような環境学習施設を建築することにしており、既に契約もされているとのことである。環境学習施設を市川市民も使わせていただいて、実際に人工海浜に出てバードウォッチングなどをすることで相乗効果が高まるのではないかと思っている。これまでも人工海浜の利用案として、自然観察会、野鳥観察、ビーチバレーなどを検討してきたが、こういった自然観察会、野鳥観察の活用が有力なのではないかと考えている。
○地域整備課長 土地区画整理事業に関連した質疑に答える。まず、1点目の今後どれぐらいの期間を要するか、どのぐらい見込んでいるかである。先ほども言ったように、市川塩浜第1期土地区画整理事業については、地権者で組織する準備会で、昨年、業務代行制度を採用し、8月に業務代行の候補者を絞り込んだところである。現在は候補者と資金計画、事業計画について協議を行っているところである。協議が調い次第、準備会と候補者間で契約を締結したいと考えており、契約締結後は速やかに事業認可に向けて作業を進めていきたいと考えているが、平成27年度内の事業認可については大変厳しいので、その時期については平成28年度内で事業認可の取得をしてまいりたいと考えている。また、市の手続としては、市の都市計画審議会等において諮った上で事業認可に向けて進めてまいりたいと考えている。
○長友正徳副委員長 1つだけ、総括、一問一答でお願いしたい。
 参考資料、補正予算案(一般会計土木費及び下水道事業特別会計)の3ページの2行目、都市計画費の工事請負費であるが、不法占有者の関係で着手がおくれたために繰り越すとのことであるが、不法占拠者の状況はどうなのか。土地明け渡しはもう済んだのか、工事着手は来年度に可能なのかについて伺いたい。
○都市計画道路課長 ただいま質疑の都市計画費、都市計画道路3・4・18号整備事業の工事請負費について答える。遅延が生じた理由の不法占有者の状態であるが、2件あった。1件については平成27年3月、もう1件についても平成27年7月に移転及び更地にしたので、その後、工事に支障はない状況になっている。現状で工事は順調に進めており、舗装工事及び信号機設置、標識や横断歩道などの交通安全施設工事についてもスケジュールどおり進められる。
○長友正徳副委員長 わかった。立ち退きは終わったようであるが、不法とはどういう状況だったのか。
○都市計画道路課長 今話した2件については、土地収用法に基づく土地収用の裁決申請を行い、千葉県収用委員会により土地の収用裁決及び明け渡し裁決がなされ、土地の明け渡し期限が定められていた。ただ、その期限を過ぎても、そこに住み続けられていたことが、いわゆる土地収用法の不法の状況であった。
○長友正徳副委員長 今の説明でわかった。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第91号 平成27年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第3号)

○石原よしのり委員長 それでは、議案第91号平成27年度市川市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔河川・下水道管理課長 説明〕
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
採決する。
本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第96号 平成28年度市川市一般会計予算のうち本委員会に付託された事項

○石原よしのり委員長 議案第96号平成28年度市川市一般会計予算のうち本委員会に付託された事項を議題とする。
 審査に当たっては、お手元に配付の審査順序のとおり進めさせていただくので、了承願いたい。
 まず、歳出第5款労働費、第6款農林水産業費及び第7款商工費を一括して説明を求めるが、説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
〔雇用労政担当室長、農業委員会事務局次長、農政課長、地域整備課長、商工振興課長 説明〕
○石原よしのり委員長 説明が終わった。これから質疑に入る。質疑に当たってはページ数、項目を明示してから質疑するようお願いしたい。
 質疑はないか。
○大場 諭委員 予算書の291ページ、15節改良工事費、1つだけ確認したい。きのう、護岸を視察して非常に参考になったが、直立護岸が危ないとのことで、3・11の地震による被害によって、今10何センチメートル海側に倒れている。概要を見て、特に地震の被害によるものではないので交付金や補助金を使われていないが、これは調査はされたのか。
○地域整備課長 質疑に答える。3・11の地震の被害の対象にならないのかとの質疑である。この際に復興庁と協議をしたが、今回の漁港内での被害状況については、対象事業とならないことが確認されていたので行っていない。
○大場 諭委員 千葉県とも協議されたのか。対象事業にならない理由について詳しく教えていただきたい。
○地域整備課長 この地震に対する復興交付金に関しては、復興庁と協議を行った。協議に至っては千葉県を介し、国と関係機関と協議をしているが、その中でこの護岸の被害状況について、昭和46年に暫定漁港として整備され、あわせて漁港区域内の護岸も同じ時期に整備されている。そういったことから約45年が経過していることで、漁港そのものの老朽化によるものが大きな要因になっていると指摘を受けており、今回の地震そのものにより直接被害を受けたことには当たらないとの協議の中で、このような形になったものである。
○大場 諭委員 わかった。結構である。
○長友正徳副委員長 2件ある。初回総括2回目以降一問一答で行う。
 まず1件目、予算書では289ページ、19節の負担金補助及び交付金の下から3番目のちばの園芸産地整備支援事業補助金について、補助金が前年度と比べると500万円ぐらい増加しているが、その理由、内容について伺いたい。
 2件目は、予算書の295ページの12節役務費の広告料、いちかわふらりまち歩き事業広告料、新規事業である。これまでに伺った話では、コミュニティバスに沿って観光案内をする。そのためのリーフレットのようなものをつくられると理解しているが、何カ所ぐらい紹介されるのか。そういった印刷物をどういったところに置かれるのか、周知を図られるのかについて伺いたい。
○農政課長 289ページ、第19節ちばの園芸産地整備支援事業補助金の前年度との違いについて説明する。この補助金は、県と市と利用者、物によって違うが、3者で補助する。昨年は多目的ネットとスピードスプレイヤーという自走式の噴霧器1台であった。来年度は県との協議が調い、スピードスプレイヤーを3台入れることができるようになったので、今回増額を計上している。
○観光交流推進課長 予算書295ページ、12節役務費、広告料のいちかわふらりまち歩き事業広告料についての質疑に答える。いちかわふらりまち歩き事業であるが、先ほど長友委員から話があったリーフレットについては、2種類、3,000部を想定して予算計上したところであるが、配布先などは市内各施設と考えているが、具体的にはまだ整理してない。ただ、こちらの事業については市川市の予算と、市川市観光協会の事務局を私ども観光交流推進課が兼ねており、そちらと連携しつつ、コミュニティバスを一部使った町歩きのモデルコースを設定するので周遊範囲を広げて、市川市そのものをいろいろPRする事業も含めて進めていくつもりである。また、いろいろな経済団体とも連携していく予定でおり、リーフレットなどは、同じく295ページの11節需用費の印刷製本費に含まれており、こちらの広告料については積算として、例えば京成電鉄の特急電車停車駅構内にポスターを張ったり、電車の中づりや京成バスの車内の掲示などを想定して計上したものである。
 2種類で、モデルコースの地域をまだ決めていない。例えば中山地域で、商店街から大柏のほうへ行くかもしれない。コミュニティバスを入れたコースの紹介なので、紹介箇所については何カ所になるかはまだ決まっていない。リーフレットの設置場所は公共施設、民間も協力いただけるところに設置できればと考えている。
○長友正徳副委員長 2件とも今の答弁で了解した。
○石原よしのり委員長 次に移る。
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○石原よしのり委員長 次に、歳出第8款土木費第1項土木管理費及び第2項道路橋りょう費を一括して説明を求めるが、説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わったものを中心に説明願いたい。
 なお、継続費及び債務負担行為については、歳出予算の説明が全て終了してから説明願いたい。
〔設計監理課長、建築指導課長、道路管理課長、新庁舎建設課長、道路安全課長、道路建設課長、交通計画課長 説明〕
○石原よしのり委員長 暫時休憩する。
午後0時1分休憩
午後1時開議
○石原よしのり委員長 再開する。
○桜井雅人委員 初回総括2回目以降一問一答でお願いしたい。
 まず、305ページ、負担金補助及び交付金の補助金の耐震診断費補助金と耐震改修費補助金についてである。市川市の民間の建物の耐震化の現状が今どうなっているのか聞きたい。平成20年に策定された市川市耐震改修促進計画では、当時市川市の民間の建物の耐震化率85%を平成27年度までに90%にする。建てかえなどの自然推移で88%までになるから、残り2%の4,500戸の耐震改修が必要との計画の説明であったが、実際にはこの8年間でどのように耐震化が進んで、現在市川市の民間の建物の耐震化は何%まで来ているのか、まず教えていただきたい。
 次に、315ページ、15節工事請負費の補修工事費、道路補修については私のところにも要望がたくさん来るが、今地域からはどのぐらいの要望が出されていて、新年度の予算でどのぐらい応えられるのかを教えていただきたい。
 次に、321ページ、交通対策費の13節の委託料の中の自転車対策関係委託料である。主に駐輪場の管理事業と放置自転車対策の事業費かと思うが、9月定例会で議決された設管条例の改定による影響はどのくらい起きているのか伺いたい。代表質問のときの答弁では、国分高校のバス停の駐輪場が無料から有料になるのに伴い、放置自転車対策として、街頭指導員の配置などで放置されないようにと答弁があった。国分高校のバス停の駐輪場に限らず、この4月からの条例改定による利用料金の影響で放置自転車がどうなるのか、9月定例会の委員会で聞いたときには、無料駐輪場をなくすこと、あるいは使用料の値上げによる放置自転車の増加などの悪影響については予測が難しいとの答弁があったが、放置自転車対策として街頭指導員の配置等に変化があるのか教えていただきたい。
 料金改定のほかに、4月からは民間で駐輪場を設置するから、市の国府台と北国分の駐輪場を廃止するとあったが、9月定例会のときには民間が料金をどうするのかがはっきりしていないとの答弁だったが、一気に2,000円の値段になって放置自転車がふえる心配はないのか、その辺の対策は考えているのか聞かせていただきたい。
 以上、3点、よろしくお願いしたい。
○建築指導課長 1点目、平成27年現在の市川市内民間住宅の耐震化率について説明する。市川市の住宅の耐震化については、平成20年に市川市耐震改修促進計画を策定し、平成27年度、今年度いっぱいをもって90%を目標として進んできた。平成25年度に総務省より土地家屋調査の細かい数値が発表され、その数値によると、平成27年度現在市川市の住宅の耐震化率については92%で目標は達成している。
○道路安全課長 315ページ、道路橋りょう維持費の工事請負費の補修工事費について答弁する。補修工事費2億3,400万円については、ほぼ前年度と同額の計上であり、本庁管内1億7,000万円、支所管内6,400万円である。このうち本庁管内で補修工事ができるものとしては、舗装面積で約1万8,800平米、延長で約4,100mである。また、支所管内の整備量としては、舗装面積6,000平米、延長は約950mである。この要望に対する補修工事費の対応率は集計上、単年度では難しいところがあり、例えば今手元にある資料では、平成26年度の要望件数136件に対して対応件数が16件で、処理率としては約12%の単年度の対応率である。結局、前年度からの要望の持ち越し等があるので、平成27年度までに受けた要望に対する割合ではもう少し対応率は高いものと考えている。
○駐輪・駐車施設担当室長 質疑に答える。予算書321ページの13節委託料のうち自転車対策関係委託料についてである。設置及び管理条例の改正に伴う有料化の影響についての質疑であるが、以前の答弁と同様になってしまうかもしれないが、現時点で放置対策については、今回、無料の駐輪場をなくし、全部の駐輪場を有料化しているので市民の方の利用動向等の予測が難しいことで、基本的には従来と同様のもので考えている。その中で、委員からも話があった駐輪場管理事業においては、当初予算の比較では約5,700万円増額となっている。一方、放置自転車対策については約300万円の増加にとどまっている。そういった意味では、9月定例会で議決された設置及び管理条例の影響は、平成28年度当初すぐとはなかなか難しいので、当初予算の見積もり等においては、基本的には従来と同じような形をとらせていただき、駐輪場管理事業については無料の駐輪場の有料化等に伴い、各駐輪場の管理人の配置時間の増、あるいは人数の増により、予算案では5,700万円ほど増額を計上している。
 それから、国府台、北国分を民間に渡す話を9月定例会の条例改正のときにしたが、市営駐輪場は国府台に2つ、北国分の駅前に1つある。国府台は京成電鉄、北国分については北総鉄道がそれぞれ運営を行っていただけるものと想定し、条例改正の時点では説明させていただいた。その後、京成電鉄及び北総鉄道と交渉を行ってきた。しかし、国府台の駐輪場については京成側の意思決定のおくれなどがあったこと、また、北国分については北総鉄道側から示された駐輪場の設置、建設の計画について一部道路の占用等の問題があり、最終的に千葉県の公安委員会から了解が得られていない状況があり、それぞれ鉄道事業者との交渉が現在完了に至っていない状況となっている。こういったことから、国府台の2つの駐輪場と北国分の駐輪場については、平成28年度スタート時点においては、暫定的に無料の駐輪場で運営させていただきたい。京成電鉄あるいは北総鉄道に渡す時期がずれてしまう可能性が高くなったので、あくまでも一番は利用者、市民の方の迷惑にならないような運営は考えていきたい。
○桜井雅人委員 2回目からは一問一答で、まずは耐震の関係で、目標が90%に対して92%はわかったが、建てかえなどの自然推移でどのぐらいで、耐震改修工事によってどのぐらい進んだのか、その内訳を教えていただきたい。
○建築指導課長 市内住宅の戸数が22万戸である。そのうち20万2,000戸については耐震性能があるものとして、今回92%の数値を計上させていただいている。市川市の耐震助成事業を使って耐震改修をなし遂げた方が、今まで43戸ある。その他の耐震改修を何件行ったかデータは現在わかり得ない状況である。
○桜井雅人委員 市の改修の補助を使ったのは43戸、使わなかったのもあるといった意味なのかと思うが、いずれにしても、当初の予定では4,500戸の耐震改修が必要と見て計画をつくったのに対して、耐震改修工事は思ったほど進まなかった。ただ、耐震の工事をするよりは建てかえの選択もあったと思うし、そうした面で92%の数字が出たのかと思う。
 そこで、今年度はさらに補助の予算を計上しているが、現在92%から、今後いつまでに何%に持っていこうとする計画はあるのか聞かせていただきたい。
○建築指導課長 市川市耐震改修促進計画については、今年度、平成27年度が最終年度となっている。今現在、新しい市川市の耐震改修促進計画についてはパブリックコメント中であり、その中での目標値については、平成32年度までに住宅の耐震化率は95%と設定している。
○桜井雅人委員 平成32年までに95%、耐震化率を3%進めることである。やはり建てかえや自然推移もあると思うが、耐震改修に必要な戸数はどのぐらい予測として見積もっているのか。その中で、今年度の件数も出てくるかと思うので聞かせていただきたい。
○建築指導課長 平成32年度までに95%まで引き上げるためには、建てかえや耐震改修を含めて、これから約4,500戸の耐震化が必要である。
○桜井雅人委員 平成32年までに4,500戸の耐震改修工事が必要であるのに対して、平成28年度当初予算案の概要の主要事業概要で件数が出ているが、それにしては数が少ないと思うが、平成32年度までに95%は今後どういうふうに取り組んでいく予定なのか。平成20年度につくったときには、8年間のうち最初の3年間が重点啓発期間で、次の3年間が耐震改修促進期間、最後の2年間が自発的に耐震改修が行われる期間の設定であったが、自発的な耐震改修にはまだ至っていないと思うが、今後どういう取り組みを考えているのか聞かせていただきたい。
○建築指導課長 今まで行ってきたもろもろの啓発活動事業をさらに強化していくとともに、今年度において予算上は、昨年度の実績ベースで予算計上しているが、例えばこれにおいて住民等の要望があれば、今後財政課と調整して補正予算等で対応していくこととしている。
○桜井雅人委員 次に行く。道路補修工事費はわかった。
 次に、駐輪場の自転車対策関係委託料である。実際は4月になってみないと放置自転車などの予測がつかないことかと思うが、ただ国府台と北国分は、最初は4月から民間が行う話し合いがついていたから、市の駐輪場を廃止することだったと思う。4月からできない理由は先ほど答弁にあったが、その辺の変更については市民への周知は大丈夫なのか。
 従来と同じように駐輪場を残す答弁、要は民間でできないのであればつくらないと利用者は困るので、ただ、条例で4月から廃止になっていたのではないか。条例との兼ね合いはどうなのか聞かせていただきたい。
○駐輪・駐車施設担当室長 まず、先ほどの答弁の中で、従来と同様にと答弁したが、従来と同様ではなくて、暫定的に無料の駐輪施設として運用したいことで訂正したい。
○石原よしのり委員長 ただいまの発言のとおり訂正を許可する。
○駐輪・駐車施設担当室長 今質疑があったが、9月定例会に条例の改正を上程したのは設置及び管理条例である。先ほど答弁したが、4月1日からの鉄道会社側の運営が難しいことで、設置及び管理の条例ではなく、もう1つの放置対策防止条例の施行規則の中に2つの駐輪場を位置づけて、施設として運営していきたいと考えている。
○桜井雅人委員 もう1つの条例に基づいて、駐輪場の位置づけで今後も当面は行っていく理解でよいか。
○駐輪・駐車施設担当室長 先ほど答弁漏れがあった。市民への周知については、駐輪場がどういう形になるかがはっきりした段階、鉄道会社との協議が完全に終わって、利用者の方にはっきりと確定したお知らせができるようになった段階で周知していきたいと考えている。
 その中で、引き続き自転車駐輪場の名称ではなく、自転車置き場という位置づけに変更させていただき、はっきりと京成側あるいは北総側に渡せる―国府台については、今工事を既にしているので、恐らく京成側に渡せる時期がずれてしまうが、京成側で運営していただける可能性は極めて高いと思っているが、渡せるまでの間は暫定的な自転車置き場として運用していきたいと考えている。北国分についても、まだ北総側と100%交渉の完了になっていないので、先のことで答えが難しい面もあるが、とりあえずは4月時点からの鉄道会社の運営は難しいと判断をしているので、平成28年度当初については、国府台と同様に暫定の自転車置き場の形で無料の施設で運営させていただきたいと考えている。
○桜井雅人委員 まず1つ、駐輪場ではなくて自転車置き場で、駐輪場との違いは何か。利用者にとって名前は変わるが、使うに当たって変わりはないとの理解でよいか。市民への周知は、これまでも民間がつくるから市川市のここは廃止する周知はしたと思ったので聞いたが、廃止しない関係のことは説明しなくてよいのか。
 国府台の京成のほうは何となく見通しは立っているような答弁であったが、京成の使用料は決まっているのか教えていただきたい。
○駐輪・駐車施設担当室長 まず周知であるが、現時点で利用者の方への周知は行っていない。先ほど委員から話もあったが、駐輪場から置き場に名前は変わるが、引き続き自転車を置ける意味では同じようになっている。周知については、ある程度確定した段階でなるべく早目に周知を図り、周知期間も当然必要と考えている。民間の駐輪場の場合は大体3カ月なので、6カ月ぐらい前のなるべく早い時期に、利用する方が混乱したり、戸惑うことのないよう周知は適時行っていきたい。
 料金については、現時点で幾らと具体的なものは京成側からは示されていないので、今の段階で幾らぐらいか目安もつかない。
○青山ひろかず委員 初回総括2回目以降一問一答でお願いしたい。
 予算書321ページ、コミュニティバス関連駐車場安全管理委託料の内訳はどういうものなのか。
 自転車対策関係委託料の概要とその詳細を聞かせていただきたい。
○交通計画課長 コミュニティバス関連駐車場安全管理委託料について答える。こちらについては千葉県現代産業科学館の駐車場をバスの転回場として利用している。現代産業科学館の監視員が退館した後、駐車場内の安全監視、コミュニティバスの安全誘導などを行うために委託するものである。平日は閉館後の16時45分からバスが終わる19時45分までの勤務となっている。また、休館日は8時から16時45分までと16時45分から19時45分までの交代制で1日管理することになっている。
○駐輪・駐車施設担当室長 321ページ、委託料のうち自転車対策関係委託料の質疑に答える。
 まず、委託料の内訳であるが、大きく駐輪場管理の事業と放置自転車対策の事業の2事業に分かれている。主なものとして、駐輪場管理事業においては、駐輪場の管理運営、管理室に職員がいて対応するものがある。これが大きく2つに分かれている。1点目が、地上の駐輪場についてはシルバー人材センターとの契約をしている。もう1つが、地下駐輪場の管理業務である。現在地下駐輪場は、市川駅周辺に2カ所、本八幡駅周辺に4カ所の合計6カ所である。地下駐輪場の管理運営については、一般競争入札により、毎年、単年度契約で行っている。ちなみに、入札の要件の中に市内業者に限定で行っているので、この業務については市内の業者に行っていただいている。放置自転車対策事業は、主に市川、本八幡の総武線関連と行徳、南行徳、あるいは妙典といった東西線関係の2つに契約を分けているが、2本とも一般競争入札により行っている。これについても入札の際に市内業者に限定を付している。
 金額については予算書にあるとおり、合計で5億5,800万円余りであるが、駐輪場管理事業については事業費全体で3億5,000万円ほど、放置自転車対策事業については2億円ほどで計上している。
○青山ひろかず委員 コミュニティバス関連の委託料の詳細は大体わかったが、委託料も払っていて、バスの誘導や駐車場代をまた別に払っているのは委託料の二重払いではないかと思う。バス運行をするに当たって、ドライバーの安全管理義務は当たり前のことなので、それをまた手伝ってもらうのはバス業者の怠慢ではないかと思うが、一応内容はわかった。
 自転車対策費用は、今市内業者を使って行っているとのことであるが、業者選定の基準を詳しく教えていただきたい。
○駐輪・駐車施設担当室長 入札に当たっては、入札参加適格者名簿に登録がある業者の中で、駐輪場の管理ができるものに限定させていただき、一般競争入札で基本的に入札を行わせていただいている。
○青山ひろかず委員 わかった。業者は自転車の放置の専門で行っている業者なのか、どういった業種の人たちがこの業務についているのか。
○駐輪・駐車施設担当室長 ある程度専門的な業務にはなるが、例えばAという株式会社が落札しているケースと、管理協同組合の下にA社、B社、C社と幾つかなっているようなところが落札しているケースと大きく2通りあるが、やはりある程度専門性を持ったところに行っていただいている。
○青山ひろかず委員 わかった。委託された業者がほかの下請に丸投げしているようなケースはないか。
○駐輪・駐車施設担当室長 そういった話は一度も伺ったことはない。
○青山ひろかず委員 5億5,800万円、約9,000万円の大きな費用なので、きちんとした業者選定と完璧な放置自転車対策をこれからよろしくお願いしたい。
○大場 諭委員 初回総括2回目以降一問一答でお願いしたい。
 まず、予算書では313ページ、13節委託料、道路台帳調書再編成委託料、それから317ページの委託料で道路改良等設計委託料関係、こちらはまごころ道路である。
 まず、道路台帳は以前も委員会で質疑したことがあるかと思うが、今回3,000万円の計上で、法律に基づいて作成しなければいけないとのことであるが、1つは、業者は毎年同じなのか、都度かわるのか。成果品は紙なのか、データで出てくるのか、それに対する基準や評価はあるのか。このデータが道路行政、土木などのほかの分野でも活用ができるのか。
 それから、まごころ道路については、新年度は3カ所であるが、今市内でどのぐらいこれが必要か、見込みの数は限りないかもしれないが、継続して毎年何カ所行っていくのか。今回3カ所と場所も決まっているようであるが、この場所に決めた基準についてお願いしたい。
○道路管理課長 313ページの道路台帳調書再編成委託料について答える。道路台帳の調書の再編成については、道路法第28条に基づく道路台帳の調書である。道路台帳は図面と調書の2つに分かれており、図面のデジタル化については今年度で作業が終わる。調書は、現在まで1つ1つが紙データになっているが、路線ごとにさまざまなデータを記したものとなっている。今後は外環道路や都市計画道路3・4・18号の整備に伴い道路が寸断されたり、分割されたり、廃止されたりするものに対応していくことになる。調書の活用であるが、市民の方は主に図面を見るので調書を見ることは余りないが、道路について聞かれたことには答えられるようにしなければならない。また、幅員別にどういう状況になっているのかなど、さまざまなデータが載っているので、そういった部分では活用できるのではないかと思っている。また、市の事業に対しては、道路台帳調書が今後はより多く使われてくると考えている。成果品についてはデータとなる。今年度は、デジタル化事業、調書再編成事業の2つを行っているが、結果的に指名競争入札の中で同じ業者が行っている。
○大場 諭委員 1つ、活用できるかということでは、市はこれからいろいろな道路のバリアフリー事業に向けて、その道路の詳細というのは物すごく大事になってきていて、今国で進めているバリアフリー化の中で、データを各市町村から提供できるようにと進めているが、そういった形ができるものなのか。先ほど、課長からはより多く活用できるだろうということであるが、どういった方面で使えることが予測されるのか。競争入札については何者が入札に加わっているのか。
○道路管理課長 まず、バリアフリー化への対応であるが、道路台帳調書の中には、バリアフリー化で整備したものや附属施設に係る整備状況についても道路台帳調書に記載されることになる。また、調書のもう1つの活用の利点としては、現在紙ベースでなかなか煩雑なものとなっているが、調書がデータ化されているので、市が整備した情報をすぐに入力することができることで最新の情報になるメリットもある。
 業者の数は6者である。
○大場 諭委員 これについては結構である。
 もう1つのほうをお願いしたい。
○道路建設課長 概要説明の12ページをお開きいただきたい。上のほうの委託料、まごころ道路、調査委託である。次の13ページ、公有財産購入費、用地を購入するための土地購入費、まごころ道路整備事業として取得箇所3カ所を計上している。委員からただいまあった質疑は、まごころ道路は毎年進めているであろうが、将来何カ所整備する計画かとの質疑かと思う。まごころ道路については、市内に4m未満の狭隘道路を対象に、一遍に広げられないところを車が退避する場所として、まごころ道路整備事業を始めたのがきっかけである。この事業は平成22年度から始め、平成26年度、昨年度までに19カ所行っている。平成27年度が3カ所で、今年度末をもって合計22カ所整備する予定となっている。
 将来どこまでいったら完成するといったことかと思うが、市内北東部、北西部を中心に、先ほど言った4m未満の狭隘道路が多数あるので、数ではあらわせないと思う。狭隘道路を見て、調査して、あるいは要望によって続けていかなくてはいけないと担当課としては考えている。来年度予定している3カ所については、まごころ道路は沿道の土地所有者の土地の提供の協力が不可欠であるので、まず地元の方々から要望があったところ、あるいは土地所有者から提供してもいいといったところ、市の職員が狭隘道路を調査し、ここがいいのではないかという候補地を決める。新年度においては3カ所予定しているが、今の時点では国府台地区、下貝塚地区、中山地区といった候補地がある。今後、地権者の方に説明し、理解いただいて初めて確定していくので、そういったところで進めていきたいと思っている。
○三浦一成委員 初回総括2回目以降一問一答でお願いしたい。
 323ページの19節負担金補助及び交付金の鉄道駅エレベーター等整備事業補助金についてである。これは具体的にどこの駅、どこの鉄道事業者で、400万円の内訳を教えていただきたい。
○交通計画課長 鉄道駅エレベーター等整備事業補助金について答える。当該補助をする駅についてはJR武蔵野線市川大野駅である。内訳としては、鉄道のホームにある内方線つき視覚障害者ブロックの設置について補助するものである。鉄道事業者の事業費1,600万円のうち、4分の1となる400万円を補助金として支出するものである。
○松葉雅浩委員 それでは、初回総括2回目以降は一問一答でお願いしたい。
 初めに、316ページ、道路拡幅予備設計業務委託(市道0232号)の稲越町、まずここはどこの場所なのか。どういう経緯があって業務委託を行うのかについて伺いたい。
 316ページ、公有財産購入費の土地購入費、道路拡幅整備事業で3カ所、菅野6丁目、菅野5丁目、市川南はそれぞれどういった経緯で、また購入した後の整備はどのようにするのか、どういう理由で購入するのかについて伺いたい。
 321ページ、先ほどの自転車対策関係委託料で先ほどいろいろあったが、まず1つは、昨年、本八幡の商業施設の地下に駐輪場を整備されたと思うが、今現在、全体でどのぐらい利用されているのか、また、平成28年度の見込みについてどうなっているのか伺いたい。
 国分高校のバス停の駐輪場であるが、先ほども自転車置き場の話もあるが、国分高校には自転車の駐輪場が1カ所あって、自転車置き場も1カ所ある。両方無料で運営されている。自転車置き場が今後どのようになるのか。現在までと平成28年度からの契約、今自転車駐輪場で85台分あるかと思うが、先ほどの補正予算でどれぐらいの台数の整備をして、全体でどのぐらいの台数にして平成28年度から有料化していく予定なのか。要するに、50件しか契約がないのに160台も整備して、駐輪場はできたが、とめる自転車は1台もないとなっては、何のためにさっきの移転の四百何十万円と整備に何百万円もかけて行っているのかとの話になるので、その辺の見通しについて伺いたい。
 先ほどの委託の中で、地下の駐輪場の業務委託は一般競争入札で行っているとのことであるが、あそこで働いている人はかわらないようである。要するに業者がかわっているだけになっている実態があるのではないかと思うが、それでいいことなのか。
○道路建設課長 予算書317ページ、13節委託料の中の道路改良等設計委託料に関して、稲越の設計委託についての質疑である。概要説明の18ページ、道路拡幅予備設計業務委託(市道0232号)である。この場所は、左下のほうに国分高校があるが、それを左手に見る形で幹線道路市道0232号が走っている。上のほうに行くと松戸市の市境まで抜ける道路である。この道路は幹線道路でありながら、幅員が6m前後と非常に狭く、加えて、坂道の上、カーブしている状況があるので、地元の自治会から歩行者空間をぜひ設けてほしいといった要望があるので、それを検討するための設計委託料となっている。今後、どのような検討をするのかは、現況の幅員が6m前後なので、このままでは歩行者空間が設けられないので、拡幅することが必須になってくると予想している。道路設計を検討することとあわせて、拡幅には道路の沿道の地権者の協力が必要になるので、そういった面から検討していかなければならないと考えている。
 次に、317ページの第17節公有財産購入費について説明する。公有財産購入費としては3カ所を予定している。概要説明の33ページ、まず、菅野の変則5差路の右下、国府台女子学院の道路を左に行くと市川真間駅に向かうが、縦のラインが県道となるので県と共同して交差点改良を行っている。長らく工事をしていたが、主な改良として右折レーンを設け、今年度3月をもって完成する。交差点改良に関して、三角地の黒いところの土地を購入するが、左上の写真を見ると、市川真間駅のほうから来た歩行者が右手の菅野公民館に行く場合、三角地の民地を避けるように現在行っている状況にある。この土地の所有者に協力いただき、三角で斜線になっているところを市で道路用地として購入し、歩道を渡ったときに一旦待ち合わせするところを確保していく。
 続いて、次の34ページ、隅切り用地を取得することになっているが、左手が市川総合病院から右手に昭和学院に走っているバス通りになる。左手から右手に向かったとき、鋭角になっている交差点を左上のほうに行く場合、車両が歩道内にいる歩行者に接近するといった現状がある。市民からも言われているので、左上の写真の斜線の三角地を確保し、人だまり、歩道を渡るときに待っているところのためにここの用地取得をする。
 最後に、35ページ、大洲小学校の前の通りで、下のほうに向かって産業道路と接続するところである。黒く塗ったところは京葉瓦斯の用地であり、京葉道路から図面の上のほうは市川駅から来るところを拡幅して、ここまでできている状況がある。黒いところが京葉瓦斯の計画に伴って譲っていただけることになったので、約1mを買うことで来年は進めていきたいと考えている。
○駐輪・駐車施設担当室長 質疑に答える。321ページの自転車対策関係委託料の中で、駐輪場としては主に2つである。まず、ターミナルシティ本八幡地下の駐輪場についてである。昨年11月にオープンし、850台ほど自転車が入る駐輪場である。現状は約半数、400台弱の利用で、利用率で言うと50%弱となっている。現在は定期利用専用の地下駐輪場となっている。委員から指摘のあるとおり利用率が低いので、新年度については定期だけではなく、1回利用を250台ほど想定させていただき、定期プラス1回利用で駐輪場がいっぱいになるように考えている。現状としては、12月上旬の時点で定期利用の申し込みが360台ほど、今度は定期と1回利用併用の駐輪場になるので、一応定期の自転車を600台想定しており、そのうちの361件の申し込みがあった。ターミナルシティ本八幡については以上である。
 もう1点の国分高校のバス停の関係である。まず、委員から話があった水路上の場所については、私も何度も現地確認しているが自転車が約80台前後とまっている。平成28年度については、国分高校のバス操車場の中にある駐輪場を有料化するので、放置自転車であるものの駐輪関係施設として水路上は運用させていただきたいと考えている。したがって、その分の賃借料として5万8,000円ほどを計上している。それから、国分高校のバス停本体についても、12月の時点で50名ほど定期利用の申し込みがあった。ここも私は何度も現地確認しているが、国分高校のバス停駐輪場についても、定期利用だけではなくて1回利用もできると想定にさせていただいている。何度か駐輪場を有料化するなど、申請がいることを周知に行っているが、定期の申し込みはしないが、1回利用の方も多かったのでそれなりの台数がくるのではないか。台数であるが、現状は国分高校の操車場にある駐輪場については80台収容と考えている。先ほど補正予算で答弁したものについては、ほぼ同じ80台増設で160台ぐらいが収容できる駐輪場を考えている。国分高校の関係についての答弁は以上である。
 地下駐輪場の委託業者はかわっても同じ方が働いていることであるが、私も一般的にそういう話を聞いたことはある。やはり、市としては例えばAの会社、Bの会社と契約して、会社として雇用を帳簿類で確認しているので、直ちに法律的に何か問題があることにはならない。
○松葉雅浩委員 一問一答で行う。まず、316ページの稲越町の市道0232号については、確かにあそこの坂道をバス停のほうに向かうときに、通勤のときなどはかなりの自動車の交通量があるので非常に危険だとの声を私も伺っている。道路安全課で路側帯、西側のところの白線を少し広げたり、いろいろ工夫はしていただいているが、道路が広がるわけではないのでみんながそちらを歩いてくれればいいが、反対側を歩いている人もいて危険な状況はずっと続いている。もちろん地権者の了解がないと拡幅もできないが、いい設計ができれば行っていただければと思うので、よろしくお願いしたい。
 今度は隅切りと道路拡幅のところであるが、菅野6丁目については33ページ、用地の一部を取得することでよいか。写真を見るとPとあるが、全部ではなくて駐車場のところはそのまま残すことでいいのか伺いたい。
 次の34ページの菅野5丁目、ここも地図を見るとマツモトキヨシの前に三角形の土地があるが、その一部を取得することなのか。何も利用をされていない土地を囲ってあるが、そこの全部ではなくてほんの一部となるのかもあわせて伺いたい。
○道路建設課長 概要説明33ページ、菅野6丁目の用地取得の箇所であるが、左上の写真で説明する。斜線で囲っている三角形を用地取得するわけであるが、ここを含めた建物の前から大きな三角形は歯医者の駐車場になっている。これを全て買うと駐車場の機能がなくなるので、斜線を塗ったところだけ譲っていただく。
 続いて、34ページ、角地であるが、大きな三角形の一部を購入してまいりたいと考えている。
○松葉雅浩委員 わかった。
 321ページ、自転車対策関係委託料であるが、ターミナルシティの地下は1回利用も検討していくとのことであるが、あそこは商業施設でそもそも1回利用の自転車の駐輪場はあると思うが、そこと同じ料金で行っていくのか。今は半分ぐらいしか利用されていないとのことで、宣伝がされていないのか、どういう理由で利用されていないのか。1回利用をふやすことでそんなにふえていくものなのか、見通しについて伺いたい。
 国分高校のバス停のところであるが、新たに80台整備して160台分を確保するとのことである。今のところ50台でこれからふえる可能性もある。100台ぐらいが1回利用の見込みなのかについて伺う。
 委託業務はかわっても働いている方はかわらないことは、現実に働いている人がそういうふうに言っているのだからそれは間違いないと思うが、法的にはそういうことをしても何ら問題はないことでよいか。
○駐輪・駐車施設担当室長 3点ほど再質疑があった。
 まず、ターミナルシティの見通しであるが、委員から指摘があったとおり、近隣商業施設があり、恐らく買い物客用のもので、最初の30分や1時間は無料といった想定をされている。それに対して、市営の駐輪場については1回利用で100円支払っていただくスタイルをとっている。ターミナルシティは本八幡地区の駐輪場であるので、今後、本八幡地区のほかの駐輪場との兼ね合い等もあるので、直ちに抜本的に激変することは考えていないが、本八幡地区駐輪場の全体状況を見ながら、なるべくあきがないようにしたいとは考えているので、今後、新年度以降に早急に分析し、弾力的に対応させていただきたいと考えている。
 2点目の国分高校のバス停である。収容台数としては合計で160台を想定しているが、100台ぐらいは定期の申し込みをしていただけるのではないかと当初思っていた。あそこはほかに駐輪場がないので、自転車で来て放置されるのもまずいことから、60台ぐらいを1回利用と考えていた。ここについても運用後にターミナル同様空いているとなると、ある程度方向を変えて、駐輪場の面積を狭くするといったことも必要かと思うので、まずは運用させていただき、様子を見ながら対応を弾力的に行っていきたいと考えている。
 地下駐輪場の管理、Aの会社からBの会社にかわっても実際に従事している人間がかわらないとの質疑があったが、これは通常であるとAの会社と働いている方との雇用契約となり、民間の企業に業務委託しているので、会社が雇い入れ通知などもろもろの労働法規に照らし合わせたもので適法に採用されていると考えているので、そこら辺の問題は特段ないと考えている。
○松葉雅浩委員 ターミナルシティの地下駐輪場であるが、もともとそこにある駐輪場が30分から1時間は無料として行っていることで、こちらのほうが安い。もちろん長くとめる場合は、市のほうは1回何分でも100円で、短期利用するなら当然30分から1時間は無料のほうに行ってしまう。でもわかった。今後の本八幡の駐輪場をどうしていくかも含めて検討していただければと思う。
 国分高校については定期利用が1カ月650円である。1回料金が100円と認識しているが、7回とめると1回利用が高くなる。そういったことも含めて、ずっととめる方は定期利用を普通は選ぶと思うが、状況を見ながら、無駄にならないことを私も祈っているので、よろしくお願いしたい。
○松井 努委員 一問一答でお願いしたい。321ページ、13節の中に一括して計上されている自転車対策関係委託料の駐輪場の件についてであるが、私のほうにもいろいろ要望がある。特にシルバーの関係をしている皆さんから話があるが、例えば2階建てや地下であるなど、平家だけではない駐輪場はたくさんあると思うが、その中で例えばお母さんがお子さんを後ろ前に乗せる3人乗りのような自転車のとめ方について規定のようなものはあるのか伺いたい。
○駐輪・駐車施設担当室長 自転車のとめ方に対する質疑かと思うが、例えば電動自転車、3人乗り自転車など従来と違う形状をした自転車も最近多くなってきている。そこで、利用者本人から申し出があって、たまたま利用する場所が立体の駐輪場で2階になってしまった場合に、1階から2階に上がる階段や坂を子供を乗せて上がっていくようになるので、そういう申し出をいただいている方については、自転車の形や利用状況を確認させてもらい、なるべく1階に置けるようにとは考えているが、必ずしも100%要望に応え切れていない部分もある。今後、駐輪場の有料化に伴い、例えば駐輪場の中でもこのエリアは大型の自転車を置くエリアなど、区切ったりすることも考えながら適切に対応して、利用者になるべく迷惑にならない形で運用していきたいと考えている。
○松井 努委員 なぜかというと、やはり事故があってからでは遅い。お母さんが2階に、あるいは地下にお子さんを後ろ前に乗せていて、例えばそこに従事する人たちが多ければ出してあげたりすることもできるが、聞き取りによるとかなり危ない局面もあるようなので、私が思うにほとんど有料になるわけであるから、それだけお金が上がるので、やはりサービスの意味を含めても、3人乗り自転車、電動自転車、重いものについては、月決めの場合には受付をする段階で1階にすることを書面の中に書く、あるいは駐輪場のどこかに張っておくことをするのは当たり前ではないか伺いたい。
○駐輪・駐車施設担当室長 今、委員から指摘があったが、例えば大型の自転車等については、立体の駐輪場であれば、なるべく最初から1階にすることはできないかとの質疑であるが、委員の言うとおり全部の駐輪場を有料化したので、サービスの向上の面からも、今後その辺の細やかな対応については1つ1つ検討させていただき、利用者の利便性を図る意味からもきちんと対応させていただきたいと考えている。
○松井 努委員 それは事故がある前にぜひ対応していただきたい。特に有料化になったので、そこに人員を配置するにしても、なるべく危なくないような配置をしていただきたい。効率のみを求めて、例えば人員が今まで2人いたところを1人など、お金をいただいて、なおかつサービスが悪くなることでは、やはり市民は納得しないと思うので、特に安全については十分気をつけていただきたいと要望して終わる。
○石原よしのり委員長 次に移る。
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○石原よしのり委員長 次に、歳出第8款土木費第3項河川費の説明を求める。説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
〔河川・下水道管理課長、河川・下水道整備課長 説明〕
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
○桜井雅人委員 1点だけ。327ページの水路改良費の15節工事請負費、蓋架柵渠改修工事費であるが、要はふたかけ歩道のことかと思うが、市内にふたかけ歩道は何キロメートルあって、これまで改修工事はどこまで進んで、新年度はどれだけ行うのか教えていただきたい。
○河川・下水道整備課長 蓋架柵渠改修工事は、今言ったとおり、下が柵渠で上にふたがけして歩道として使っているものである。これに関しては、平成25年、平成26年度でふたかけ柵渠を含む全ての水路に対しての緊急点検調査を実施していて、それに基づき今年度計上しているものは、水路のうちのふたかけをされて下が柵渠になっている歩道に対しての改修を行うもので、全延長としては市内で約55キロメートルある。この工事を本格的に始めるのは来年度、予算を計上したものを計画的に改修する。ただし、今まで全く行ってこなかったわけではなく、壊れそうになっているところを部分的に改修したり、平成25年、平成26年では東日本大震災によって破損したようなところを2カ年で直してきたが、今後計画的に進めていくのは来年から本格的に行っていく予定にしている。
○桜井雅人委員 特に何年までに終わらす計画はまだこれからなのか。
○河川・下水道整備課長 調査して、55キロメートルほどふたかけ柵渠と言われるものがあるので、今後改修ペースを上げて行っていかなければいけないと思っているが、今のところ何年までとは明確に決めたものはない。
○松葉雅浩委員 一問一答で、1点だけ伺いたい。329ページ、使用料、水位監視カメラシステム使用料で監視カメラの設置10カ所と雨量計3カ所のことで、これはそういうカメラをつけるべきだと要望をしていたので、大変いいことである。例えば1つ言うと、国分川調節池の池が台風によってあふれたときがあるが、それがあふれるかどうかわからないときにカメラで見て、当然それを住民にきちんと知らせないと余り意味がないのではないか。要するに、カメラだけできてどうするのか。カメラで監視を行い、1カ所でモニター確認して、あふれそうになったら住民に知らせなければ意味がないわけで、その辺はどのようになっているのか伺いたい。
○水循環推進課長 水位監視カメラに関する質疑に答える。市民への情報については、どの段階で市民の方にどういう形で情報を流すかについては今検討課題として捉えている。これについては、今危機管理と道路交通部も踏まえた検討会を行っており、その中で具体的に河川の10カ所の場所ごとに氾濫注意水位の形で最初の一報を、例えばこれから雨が激しく降る状況の中で、前もってお知らせする避難準備情報のような段階でそれぞれ水位を設定し、どういう形で市民の方にアナウンスするかについて検討着手したところである。水位監視カメラについては、台風の時期までには運用は確立させたいと思っているので、それまでには今質疑があった市民の方への周知についても整理していきたいと思っている。
○石原よしのり委員長 次に移る。
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○石原よしのり委員長 次に、歳出第8款土木費第4項都市計画費について説明を求める。説明に当たっては特に新規事業のもの、前年度と比較して大幅に変わった点について説明願いたい。
 なお、継続費及び債務負担行為については、歳出予算の説明が全て終了してから説明願いたい。
〔都市計画課長、街づくり推進課長、都市計画道路課長、河川・下水道管理課長、公園緑地課長、動植物園長、開発指導課長、住環境整備課長、外環道路推進・道の駅担当室長 説明〕
○石原よしのり委員長 暫時休憩する。
午後2時50分休憩
午後3時19分開議
○石原よしのり委員長 再開する。
 質疑はないか。
○桜井雅人委員 初回総括2回目以降一問一答でお願いしたい。
 まず、333ページ、都市計画総務費の13節委託料の中のJR武蔵野線沿線まちづくり基本調査等委託料を計上している。繰り返しになるが、新たなまちづくりの事業手法や市の負担がどのくらいになるのか、市民に明らかにした上で意見などを募るべきではないかと言ってきた。それは代表質問で答弁もいただいているが、1つ気になったのが、ワークショップを開いて地権者の一定の理解を得ているとの答弁があったと思うが、ワークショップの参加者が非常に少ないことを聞いているが、地権者だけでも200人ぐらいいると思うが、1回目が36人、2回目が16人、3回目が12人しか参加がなかった。4回目も行っているはずであるが何人来たのか。ワークショップの参加者が少ない原因は何なのか。これで地権者の一定の理解を得ていると言えるのか聞かせていただきたい。
 次が、335ページ、都市整備費の中の13節委託料、まち並み景観整備委託料、イルミネーション整備がそこに計上しているのかと思うが、イルミネーションの効果が何なのかが相変わらずいまいちぴんと来ないが、特に費用に見合ったものなのか。費用対効果についてどのように検証がされているのかを聞かせていただきたい。
 次が、同じく335ページ、15節工事請負費の中の道の駅整備事業費本年度支出額、これも代表質問でも質問していたが、特に採算性について、採算がとれるのか、市の負担が生じないかとの点では答弁を聞いていても弱い感じはしたが、そうした採算性も含めて市民の理解を得る必要がないかと思うが、これで周知が十分なのか。パブリックコメントも平成26年7月に行っているが、やはりそこでも意見としては建設費の抑制だけではなくて、ランニングコストを抑える施設であるか検証すべきであるとの意見が出ていたが、市の中では検討していくとの答えしかなかったが、その辺も市民にしっかりと答えていく必要があるのではないかと思うが、その点を伺いたい。
 次が、343ページ、公園費の15節工事請負費にガーデニングが含まれてくるかと思うが、この間、市内各地に花壇をつくってきたが、新年度だけではなくて、今後さらに設置をするつもりなのか、計画のようなものがあるのか。特に費用に見合った効果となっているのかの点とそうした検証はどう行ったらできるのかも疑問であるが、その点の費用対効果、検証方法についても聞かせていただきたい。
 最後、351ページ、住環境整備費の中の19節負担金補助及び交付金、あんしん住宅補助金である。前年度並みの予算であるが、他市で行っている住宅リフォーム助成と比べて、これは対象工事が限定されているから他市と比べて件数が少ないのかと思うが、対象工事の拡大については検討されなかったのか伺いたい。
○都市計画課長 333ページ、13節委託料、JR武蔵野線沿線まちづくりに係る質疑に答える。今年度ワークショップを第1回から第4回まで行い、第1回から第3回までの人数は委員が言われたとおりの人数である。第4回目については15名の方が参加している。今年度、このワークショップとそのほかにも勉強会を開催しており、メンバーはワークショップにおいても固定ではなく入れかわりの方が何人か入る形になっており、ワークショップと勉強会を合わせると、延べ約100名弱の方が参加している。ワークショップを開催するに当たり、次回の案内をそのたびに権利者、住民、200名以上の方に送付しているが、その際には前回のワークショップの状況、結果報告も同封している。それを見た方からワークショップには行けないが、こういう状況なのかと確認の電話を逐次承っていた。そういったことがワークショップに行かなくても情報を共有できたことで、人数が少ない指摘があったが、確かに人数は全体200名のうちの過半にはなっていないところだと思っている。また、今年度、土地利用方針図を作成したが、作成に当たっては、本年1月に権利者全員にアンケートを実施している。その中でも重立った反対意見はなく、ワークショップにより作成した方針図についておおむね適切であるとの意見をいただいた。
○まち並み景観整備課長 質疑いただいたイルミネーションに伴う効果と検証についてであるが、イルミネーションについては今年度市内3カ所に設置した。にぎわいの創出と夜間景観を楽しむといった目的によって設置したものであるが、点灯期間中は多くの方が見学に訪れた実績と、地域住民の皆様に点灯終了後にアンケートをとらせていただいた。その中で、よかった、とてもよかったとの意見が全体120名のうちの75%の方から回答いただいている。また、にぎわいを感じたかとの問いにも、71%の方がにぎわいを感じたとの回答をいただいている。効果の1つとして、北国分駅周辺においては、点灯初日に市民の皆様が中心となったカウントダウンイベントも開かれているので、にぎわいの創出の観点から効果は大きかったと考えている。
○外環道路推進・道の駅担当室長 355ページ、道の駅に関する質疑に答える。採算性と周知のあり方であるが、現在実施設計を進めており、この中で採算性についても検討を進めている。周知については、これまでにも市のウエブページや広報、パブコメ等によって周知を行っており、今後、機会あるごとに周知のほうをしていきたいと考えている。
○公園緑地課長 ガーデニングの新設であるが、今後は既存の植樹ますの低木の整備で、新しく新設するところはない。効果の検証についてであるが、市川駅前のガーデニングに関してはボランティアの方に入っていただき、花の苗から全てボランティアの方たちに行っていただいている。アダプトで、駅前もほかのボランティアの方が、花壇のほうも行いたいとのことでうちの課に来ているので、興味を持って駅前がかなりきれいになったので好評いただいている。
○住環境整備課長 あんしん住宅の拡大の考え方についてである。今年度中に策定する予定である市川市版のまち・ひと・しごと創生総合戦略において、妊娠、出産、子育て支援を推進していることから、子育てしやすい住宅への改修のメニューを検討しているところである。
○桜井雅人委員 武蔵野線沿線のまちづくり、今答弁の中にワークショップには行けないが、意見はもらったような話もあったが、地権者は高齢化で意見や関心はあるがワークショップに行けなかった方もいたのかと思ったので、その辺の配慮はできなかったのか。ワークショップはこれで終わりなのか。今後の改善が図れることがあれば聞かせていただきたい。
○都市計画課長 再質疑に答える。ワークショップについては、今年度目標としていた土地利用方針図を作成することができたので、それを目的としたワークショップは終了となる。ただ、今後の権利者とのいろいろな情報共有、事業に当たっての組織化、そういった話し合いを進めていきたいと考えている。そして、ワークショップを進める中で出席できない方への対応としては、今まで出たことはないが、状況を電話で説明した上で必要に応じて出向いて、説明して理解を得るといった対応も柔軟にしてきたところである。今後とも権利者の皆様とそういったことで取り組んでまいりたいと思っている。
○桜井雅人委員 次に、イルミネーションの件であるが、その効果として多くの見学者が訪れたとあったが、要はそれを多く見に来る人がいたことによってどういう効果が得られるのかではないかと思う。ただ見学が多かっただけで効果と言えるのか。そもそもどういった効果を狙っているのか聞かせていただきたい。
○まち並み景観整備課長 イルミネーションのそもそもの狙いは何かとの質疑であるが、先ほども言ったように、イルミネーションによる彩りの創出、にぎわいの創出、また、夜間景観を楽しむといった意識づけが目標の1つになっている。見学者がふえたことによりにぎわいが広がり、市川市のシティセールスなど魅力発信にもつながるものと考えている。
○桜井雅人委員 次に、公園費の工事請負費のガーデニング事業であるが、好評を得ているとの答弁もあったが、その一方で、例えば南大野にある大柏出張所の駐車場を一部減らして花壇をつくったおかげで、混雑時に路上駐車がふえているとの話も聞いているので、その辺は市民の生活に困らないように配慮が必要ではないかと思うが、そうした市民の生活に及ぼす悪い影響、そのあたりの対策は考えているのか伺いたい。
○公園緑地課長 大柏出張所の花壇はガーデニング事業で行ったものではなく、大柏出張所でつくったものである。うちの事業とすると、主要な道路と駅前がもともとの工事箇所になっているので、施設は公園緑地課ではつくっていない。
○桜井雅人委員 ガーデニングはいろんなものにまたがっているので、失礼した。以上で終わる。
○三浦一成委員 333ページ、19節負担金補助及び交付金について伺う。補助金として北総線耐震補強事業補助金があるが、具体的に北総線のどの駅のことを指しているのか、あるいはどの箇所を指しているのか。その事業の補助金の内訳を教えていただきたい。
○交通計画課長 北総線耐震補強事業補助金について答える。こちらについては北総線を利用する市民及び鉄道付近に居住する市民らの安全を確保するため、北総線の耐震補強を行うものである。実際に行う区間としては、駅ではなく千葉県区間となる江戸川から千葉ニュータウン中央駅までの橋りょう部分の柱、橋脚部分、落橋防止などの事業を行うものである。こちらについては北総線沿線6市である市川市、船橋市、松戸市、鎌ヶ谷市、印西市、白井市で北総線耐震化事業に関する協定書を結び、鉄道事業者に補助金を補助するものである。補助金額について、全体事業費が約40億円かかる事業となっており、そのうち国が3分の1、県が6分の1、先ほど言った協定を結んだ6市が6分の1、残りの3分の1が事業者で事業費を負担するものである。当市としては、平成28年度分である2,230万円を計上する。
○長友正徳副委員長 初回総括2回目以降一問一答でお願いしたい。
 2つある。予算書333ページの13節委託料、JR武蔵野線沿線まちづくり基本調査等委託料である。右肩に参考資料とある平成28年度当初予算案の概要説明書の54ページの1行目に書いてある文言について伺いたい。土地利用における課題解決、土地利用にどういう課題があるのか。それから、交通環境の向上のため、交通環境がよくないので向上を図るとのことで、どのように交通環境が悪いのか。来年度の事業内容であるが基本計画作成と書いてあるが、どういったことを行うのか、例えば図面を作成されるのかなどについて伺いたい。
 2点目は、国分川調整池の下池、予算書で言うと343ページの15節工事請負費の公園緑地施設改修工事費(本庁管内分)は、きのう現地を見せていただき整備計画の説明も受けた。私は逆に余り整備しないほうがいいのではないかと思うので質疑する。今年度の事業についても、これは中池の事業であるが、私はいつもあそこを自転車で通っているので工事の進捗状況はよくわかるが、散策道路をつくったり、ベンチを置いたり、大変きれいにされているが、芝生だけでもいいのではないかと思っていて、子供たちは何もなくても広場さえあれば創意工夫で楽しく遊ぶものなので、ここを歩け、ここへ座れなど、役所のほうから決めないほうがいいのではないか。そのほうが工事費もかからないし、透水性もよくなるし、余りコンクリートで固めないほうがいいのではないかとの考えも持っていて、こういったものを整備するときに何か基準があるのかもしれないが、考えを伺いたい。芝生のままで放っておけばいいのではないかと私は思っているが、それに対してきちんときれいに整備することにどういう意義があるのかについて考えを伺いたい。
○都市計画課長 333ページ、13節委託料、武蔵野線沿線まちづくりについての質疑に答える。
 1点目、土地利用の課題については、北東部の検討している地域が市街化調整区域になっている。かつては農地で営まれていたところが主であったが、現在その後の社会情勢等の変化、具体的には後継者不足で耕作地が無耕作地になり、それが荒れ地化するなど、あるいは本来農地では望ましくない周辺が市街地に囲まれた中で、工事用の資材置き場に土地利用がなされている課題が現状としてある。そういったことから、土地の有効活用が図られていないことが土地利用の課題である。
 交通環境についての課題であるが、駅を検討しているところは武蔵野線の船橋法典駅と市川大野駅の中間地点であり、両方の駅の位置を入れるとちょうど市川市の北東部の端と端にあるような形で鉄道の利便性が悪いことで、かつてから地元より意見が出されていた。そういったことを踏まえて、土地利用上の課題、交通環境が悪いことの1つの対応策として、新駅を含めた新たなまちづくりを検討している。
 3点目、来年度の委託の内容であるが、2本の基本計画を作成する予定である。1つは、新たなまちづくりに係るもの、もう1つは、新駅設置に係るものである。新たなまちづくりに関しては、新駅を中心に南北方向にまちづくりを検討しているが、今年度、権利者の皆様とワークショップにより一定の方針図ができた。それをもとに、より具体的な事業手法も含めた検討を行い、道路の位置や交通施設の配置、そういったものも含めて検討する。新駅設置の基本計画は駅そのものである。駅舎の施設規模、また、JR、鉄道事業者から求められている設置後の採算性の確保の検討を行っていく。この2本を相互に検討、フィードバックさせながら、来年度基本計画をまとめていきたいと考えている。
○公園緑地課長 余りお金はかけないでとの質疑だったかと思うが、もともと余りお金をかけないで整備を行っていくこともあり、平成19年からワークショップ、国分川調節池を育む会の中で検討しながら進めているが、ゾーンを自然ふれあいゾーン、自然復元ゾーン、散策・休息ゾーン、多目的利用ゾーンに分けている。舗装自体は、コンクリートやアスファルトは本当に少しだけで、ほとんどが砂舗装で行っている。中池が最初に工事をしたところになるが、砂の舗装で行ったところはどんどんヨシが生えていくような状況で、歩くのも大変になってしまわないよう、うちのほうで何回も刈り込みをしながら今の状況にしているところである。軟弱な地盤であり、園路だけを砂舗装にして、それ以外のところはほとんど舗装もしていない。上池が何も手をつけていない状況であるが、あれだと人が歩けるようにならない。今回、上部を活用することで、人が入って散策や休息ができるようにしなければいけないので、お金がかからないよう砂の舗装で園路だけを整備している状況である。
○長友正徳副委員長 武蔵野線まちづくりであるが、耕作放棄地、資材置き場などは土地利用の問題であって、これまで余り対策をしてこなかった。いわゆるまちづくりは、市街化区域と耕作をするところなどゾーニングしなければいけないと思うが、中途半端になると虫食い的に耕作地に耕作放棄地ができたり、高齢化など別の問題もあるが、資材置き場などはまさに管理していない、きちんとゾーニングしていない結果である。そうなってしまったから新たな町をつくるとのことはすっきり理解できない。これまでの問題を放置しておいて、おかしな利用形態になったから真新しい町をつくる話であるが、これまではどうだったかが疑問に感じられる。
 交通不便地域は別にここのところだけではなくて、北国分や北西部だって交通不便地域で、例えば北国分駅など駅の周辺はそうでないところもたくさんあるわけで、コミュニティバスを延伸すればいいのではないか伺いたい。
○交通計画課長 今、コミュニティバスの延伸の話が出たが、コミュニティバスの延伸については、北東部地域については実行委員会で運行しているので、もしそのような意見があった場合は実行委員会において検討することとなる。
○長友正徳副委員長 よくわからなかったが、手順は言ったとおりコミュニティバスを走らせると。多分その周辺の方々は交通不便だと思っているが、コミュニティバスの要望は出ていない状況なのか。不便だから駅をつくれなど、すぐにそれには結びつかないのではないかと思う。まずコミュニティバスを考えて、それよりは新駅をつくったほうが投資効果としてはすぐれているとの評価があってもいいような気がするが、コミュニティバスか駅かのトレードオフはあったのか伺いたい。
○都市計画課長 コミュニティバスの前に、私から新駅構想について説明させていただく。先ほど土地利用上の課題、また交通環境上の課題で答弁したが、今市川市として活力のあるまちづくりで、その施策の一環として進めているところであり、この目的の1つとしては、北東部地域における新たな拠点形成もある。さきの土地利用上の課題、交通環境の課題も踏まえ、北東部地域には市川大野駅があるが、拠点的なものが形成されていないので、今後、将来の人口減少社会を見据えた中で、市川市として魅力あるまちづくり、景観にも配慮した美しい町をつくっていきたいこともあり進めているところである。交通環境だけに特化して、その対応策だけではないことを理解いただければと思う。
○長友正徳副委員長 代表質問でも質問したので、きょうは余りたくさんはしゃべらないようにするが、今言ったように、人口減少社会に向けて、この新しいまちづくりを位置づけることにしていかないと変だと思うので、今言ったとおり、人口減少社会に向けて新たな町をつくって、それをコンパクト化につなげるコンセプトを盛り込んでいかないと無理があるが、その辺はどうなのか。コンパクト化の一環でこういった新しい町をつくって、周辺に散在している住宅を集約して、空き地は農地に戻して農業を振興するなど、これは1つの私のアイデアであるが、人口減少社会に向けた新たなまちづくりがうまくなじむような構想にしていくのが、これを生かす道かと思っているが、その辺の考えを伺いたい。
○都市計画課長 人口減少社会に向けたまちづくりで、国からは集約型都市づくりとしてコンパクトシティの方向性が示されている。市川市としてどう考えるかであるが、地方部と都市部では、やはり対応策が変わってくる。東京都に隣接する市川市においては、国が全体として予測する人口減少ほど急に減少するのではなく、当面は一定の人口の緩やかな下りが見込まれるところである。都市計画の中では将来予測はいろいろデータであるが、将来の不確実性も踏まえ、都市計画運用指針の中ではおおむね20年後を想定してまちづくりを検討していく。なおかつ5年ごとに都市計画基礎調査を行い、チェックし着実に進めていく方策をとっており、その中で、市川市の現状として地方部と違うところは、市街化区域に市街化調整区域が囲まれている。まさにこれは武蔵野線の検討区域がそういった形であり、こういった市街地を連担させることにより、公共施設や生活利便施設を充実させて都市間競争を勝ち抜いて、人口減少にならないよう人口を維持していく、また増加につながるようなまちづくりを進めていきたいと考えている。
○長友正徳副委員長 もう1つだけコメントして終わるが、人口減少は潮流であるから、潮流に逆らってもいいことはない。確かに少し頑張れば、その潮流から顔を出すことはできるかもしれないが、東京に隣接しているから人口は減らないことはないと思う。それはなかなか難しいので私も自信を持って言えないが、市としてどういう将来人口予測をしているかをきちんと出した上で、そういったことを言わないといけないと思う。潮流であるから潮流には逆らえない。都市間競争で頑張れば人口減少が緩やかになるとは思うが、潮流に逆らってここだけ人口が減らないことは常識的に考えてあり得ない。5年、10年ごとに見直す人口予測をきちんと出して、人口は減らないから新たな町をつくってもペイすることを言わないと説得力がないと思う。答弁は要らない。
 公園はわかった。地形の特殊性があるようで、何か手当てしないと歩けもしないことなのでわかった。これまでいろいろ検討された結果、整備計画をつくってこられていることで了解した。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 以上で質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔桜井雅人委員 反対討論〕
○石原よしのり委員長 ほかに討論はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
採決する。
 本案を可決すべきものと決することに賛成の委員の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○石原よしのり委員長 挙手多数。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第98号 平成28年度市川市下水道事業特別会計予算

○石原よしのり委員長 議案第98号平成28年度市川市下水道事業特別会計予算を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔河川・下水道管理課長 説明〕
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
○岩井清郎委員 541ページ、公債費であるが、先ほど説明で高い金利のものは全部終わったとの説明があったが、今までの高い金利はどのぐらいの金利が続いていたのか。今回借り入れるものについては限度額4%と書いてあるが、今はどのぐらいの金利で借りているのか。
○河川・下水道整備課長 直近の借り入れの利率は1.2%となっている。
○岩井清郎委員 高い利率と言われてきたものは幾らぐらいを返して終わったのか。
○河川・下水道整備課長 過去に一番高いときの利子で6%から7%のときがあった。そのあたりで借りているものが徐々に終わってきている。
○松葉雅浩委員 一問一答で1点だけ伺いたい。514ページの債務負担行為、公営企業会計システム構築委託費で、平成30年度に公営企業会計に移行することでよいのか。その後、今の病院会計のようになるのか。一部適用でそういう方向で行っていくのか。これは5,000万円もかけて会計を変えていくことで、全く職員もその中で独立で行っていくことなのかについてもう少し詳しく説明をお願いしたい。
○河川・下水道管理課長 ただいまの質疑であるが、平成27年度から平成29年度までの債務負担行為事業で、委員が今言ったように、平成30年の法適用に向けて今年度は引き続き行うものである。適用に関しては委員も今言ったように、一部適用と全部適用があるが、当市の企業会計においては一部適用、これは他の市町村もほぼ皆同じような一部適用となっている。
○松葉雅浩委員 一部適用はわかった。それに向けて、この5,000万円はシステムの構築委託で、何を構築するのか。5,000万円をかけて行う具体的な内容について伺いたい。
○河川・下水道管理課長 公営企業会計システムはどのようなシステムかとの質疑である。法適用後においては、勘定会計は単式簿記から企業会計方式に移行するため、現在の財務会計システムの使用が全くできなくなる。そのために新たなシステムの構築が必要となる。内訳であるが、会計システム、予算編成システム、固定資産管理システム、企業会計債システム、契約システム、工事台帳システムなどのそれぞれのシステムを新たに設置するものである。
○松葉雅浩委員 そういうシステムを構築することで、よくわからないがいい。終わる。
○長友正徳副委員長 一問一答で1件だけ伺いたい。きのう案内していただいた大和田ポンプ場の平成28年度の予算が、539ページによると18億500万何がし、それから、大和田排水樋管建設工事が5,000万円である。ここの工事は大和田ポンプと江戸川まで行く樋管の工事は、100%市川市の工事なのか。国の補助などは一切ないのか伺いたい。
○河川・下水道整備課長 まず、大和田ポンプ場の工事は、道路事業者から28%負担金をいただいている。それは外環ができることによって、通常なかったときに比べると大和田ポンプ場を若干深めにつくらなければいけなかったことで、その工事費の増分でいただいている。残りのお金の半分は国から交付金をいただいて工事をしている。大和田樋管はほかの事業者からの負担金はないが、国から補助金を半分いただいている。
○長友正徳副委員長 わかった。予算書には、ポンプについては28%を引いた半分が、江戸川に排出するところは総額の半分が出ているのか。総額が出ているのか伺いたい。
○河川・下水道整備課長 国からの交付金を引く前の事業費で載っている。
○長友正徳副委員長 道路事業者からのも除いていいのか。
○河川・下水道整備課長 道路事業者の負担金があるほうは、負担金は除いている。負担金がないほうはそのままの事業費が載っている。
 訂正する。負担金も含めての事業費である。
○長友正徳副委員長 いろいろあったがわかった。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第99号 平成28年度市川市地方卸売市場事業特別会計予算

○石原よしのり委員長 議案第99号平成28年度市川市地方卸売市場事業特別会計予算を議題とする。
 提案理由の説明を求める。
〔農政課長 説明〕
○石原よしのり委員長 質疑はないか。
○長友正徳副委員長 577ページの15節青果卸売場下屋改修工事、きのう視察させていただいて、私の感覚ではまだ使えるなと思ったが、一部屋根に穴があいているところは見せていただいたが、そこのところだけ補修すればいいのではないかと思うが、どういった状態なのか。例えばもう腰がないような状態か、さわると崩れる状態だったら補修もできないが、遠くから見た感じではそこだけ補修すればいいのではないかと思ったが、取りかえる判断基準をどのようにされたのか伺いたい。
○農政課長 577ページ、第15節改修工事費である。きのう現場でも見ていただいたが、確かに穴があいているところだけふさげばいいが、つけたのが昭和47年であるので全体的に老化している。多分手を加えることによって一斉に全部崩れてしまうような状態になっている。今はおとなしくしていてもらってあの状態になっているので、そういうことから今回全部の張りかえを考えている。
○長友正徳副委員長 多分そうだろうと思った。了解した。
○石原よしのり委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 質疑を終結する。
討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 討論を終結する。
採決する。
 本案を可決すべきものと決することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務調査

○石原よしのり委員長 所管事務の調査については、お手元に配付の文書のとおり行いたいと思うが、異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よってお手元に配付の文書のとおりに決した。
 続いてお諮りする。所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石原よしのり委員長 異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、了承願いたい。
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○石原よしのり委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後4時33分散会

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