更新日: 2017年2月11日

いちかわ市議会だより平成29年2月11日号

代表質問

無所属の会

越川雅史(総括質問者)、長友正徳、増田好秀、湯浅止子、秋本のり子

市営駐輪場[1] 更新計画の策定

 近年は3人乗りや電動アシスト付き自転車の増加等自転車の大型化、重量化が進んでおり、こうした状況の把握は今後の駐輪場のあり方や管理方針を考える際の参考になる。特に、市川、八幡の両地下駐輪場の2段式ラックは老朽化が進んでいるが、近い将来の設備更新に当たっては、工事中も駐輪可能台数を維持する必要がある。計画性を持って取り組むべきであるが、市はどう考えているか。
 駐輪場のラックについては日常的な点検及び修繕を行っているが、両駐輪場のラックは設置後20年以上が経ち、市も更新の必要性を感じている。更新に際しては、利用者への影響を最小限に抑えることを第一に、駐輪スペースを確保しつつ計画的に行うよう努める他、大型自転車に対応した器具の選定等、利用者属性等も視野に対応を考えていく。


市営駐輪場[2] 利用状況の把握

 市は受益者負担の適正化等のため駐輪場の有料化や料金を改定する条例改正を行ったが、その際の質疑では、利用者属性や自転車のタイプを把握して適正な管理に努める旨答弁された。利用者属性等の把握は多様化するニーズへの対応等の観点からも不可欠と考えるが、市はどう対応するのか。
 市営駐輪場の定期利用に際し、申請書には、使用料が一般と高校生以下とに区分されているため、申請者の生年月日の記載を求めている。これに基づき、利用者の年齢分析を進めていきたい。また、自転車のタイプについても、今後は状況を把握できるよう、申請書に記載欄を設ける等の改善を図り、より適切な駐輪形態と利用者へのサービス向上に努めていきたい。


市川駅南口図書館

 市川駅南口図書館における指定管理者の指定について、募集要項等には従来の8年間と同様の5つの運営方針がうたわれている。駅至近で小規模という同館の立地条件から、ビジネスマンが利用しやすい図書館を目指す姿勢は否定されるものではないが、近年は大型マンションの増加等、地域の状況も変化している。運営方針見直しの必要性について、市の考えを問う。
 同館の運営方針は立地条件や利用者層予測を踏まえ市が定めており、こうした特色を生かした事業提案を指定管理者に求めている。来館者アンケートや利用者満足度調査によれば同館の特色あるサービスには一定の評価が得られており、指定管理者の更新のたびにこれを変更することについては慎重であるべきと考える。一方、社会状況や周辺住民のニーズも捉えつつ新たな事業を行うことで、サービスの更なる充実を図りたい。

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