更新日: 2017年11月11日

いちかわ市議会だより平成29年11月11日号

一般質問

教育

教員の多忙化解消
増員は費用面で困難 他の方策は
既存事業の充実で時間の余裕作る


鈴木雅斗議員(創生市川第2)

 文部科学省の調査によれば、小学校で3割、中学校で6割の教員の勤務時間が過労死ラインにあるという。教員の多忙化解消には、授業時間の急増に伴う多様な要請に対応できる教員数の確保等が効果的ではあるが、増員等は多額の費用を要し困難である。他に効果的で実現可能な方策はあるか。
 市としては、他市の実践例も研究しながら、既存のスクール・サポート・スタッフ事業や部活動等地域指導者協力事業を充実させ、教員に時間的な余裕を作り、多忙化解消を図っていきたい。また、抜本的な解決を図るため、教員の増員を今後も国や県に要望していく。


小・中学校の夏休み短縮
文科省の対応と本市の状況は
国は案を提示 市では短縮予定はない


湯浅止子議員(無所属の会)

 年間授業数の増加に伴い、静岡県吉田町では、小・中学校の夏休みを大幅に短縮するという。夏休みの短縮について、文部科学省から通知は出されているか。また、本市で夏休みを実際に短縮している例はあるか。
 小・中学校における夏休みの短縮について、文部科学省から具体的な通知は出ていないが、増加した授業時間を夏休みに行うことも省内の検討会議で一つの案として示されている。また、本市では現在のところ、授業時間を確保するため、夏休みを短縮する予定はないが、短縮する場合には、市立学校全体で一斉に取り組む方向で考えている。


小・中学校の部活動
指導者をどのように確保するのか
専門性ある外部指導者を学校に配置


竹内清海議員(清風会)

 昔から教育は「知育・徳育・体育」といわれているが、体力と健康が教育の根幹でもある。この点、小・中学校の部活動は、児童生徒の体力向上と健康増進にとって効果があると考えるが、その指導者の確保について、市の考えを問う。
 小・中学校の部活動は、児童生徒の体力向上に大変有効であるものの、活動種目の競技経験がある中学校の顧問は6割程度にとどまっている。そこで本市では、専門性のある外部指導者を必要に応じて活用できる「部活動等地域指導者協力事業」を実施しており、平成29年度は中学校に45名の地域指導者を配置している。

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