更新日: 2018年11月29日

平成30年9月市川市議会建設経済委員会

開会

午後3時40分開議
○田中幸太郎委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
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○田中幸太郎委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、[1]全て総括、[2]初回総括2回目以降一問一答、[3]質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は職名を名乗った上で発言されるよう願いたい。

議案第22号 市川市ベンチャービジネス等支援資金融資及び利子補給条例の一部改正について

○田中幸太郎委員長 議案第22号市川市ベンチャービジネス等支援資金融資及び利子補給条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○商工振興課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 総括で伺いたい。
 提案理由に、産業競争力強化法の改正に伴うベンチャービジネス等支援資金融資及び利子補給条例の一部改正とあるが、産業競争力強化法の改正は主にどのような内容なのか。また、この条例改正によってどのような効果が望めるのか。その2点を伺いたい。
○商工振興課長 1点目の今回の産業競争力強化法等の一部改正について、主なものでお答えする。
 産業競争力強化法については、平成26年に施行され5年が経過することで、改めてこの期間が経過したことによる条文整備を行うものである。もう1点は、ベンチャー支援等を行う組織、平成21年に設立された産業革新機構の名称の変更及び投資機能の強化を実施するものである。この強化法の改正については、より中小企業の利便性が向上されるものである。今回の条例の一部改正については条文整備となる。
○金子貞作委員 私も勉強不足であるが、5年経過するから条文の改正を行うとのことである。どこをどのように変えたのかと、中小業者の利便性が向上するとのことであるが、もう少し内容を具体的に教えてほしい。
○商工振興課長 1点目のこの効果についてであるが、具体的には、一部改正を行うことにより、産業の新陳代謝による活性化を通じて持続的な産業の発展を図るものとなっている。
 2点目の中小企業に関する影響は、全般的にこの強化法が日本経済の成長、持続的な発展を図る目的でつくられた法律となるので、こちらにあわせて中小企業も起業、事業を行うに当たって後押しをする形になるかと考えている。
○金子貞作委員 市川市の条例改正なので、一般的なのではなくて、市川市ではどのような利便性が図られるのか。市川市の条例改正であるから、市川市の中小業者にとってどのようなメリットがあるのか。その辺もし具体的な例があれば出してほしい。
○商工振興課長 条文整備になるが、具体的にはベンチャーの投資の促進や事業再編の円滑化が図られると考えられる。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 それでは質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第23号 市川市が管理する市道に設ける案内標識等の寸法を定める条例の一部改正について

○田中幸太郎委員長 議案第23号市川市が管理する市道に設ける案内標識等の寸法を定める条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路安全課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○西村 敦議員 総括で伺いたい。
 議案に書いてある図の違いが何かとずっと悩んでおり、最後に「St」がついていることが確認できた。寸法、サイズが書いてあるが、図で見る限り全部一緒である。条文を見ると116分の2を116分の4、116分の3を116分の5と数値が書いてあるが、116とは何を意味しているのか。分母、分子が変わるのであろうが、説明が書いていない。数字の読み方が全くわからないので説明願いたい。
○道路安全課長 今回のこの条例改正は、議案に書かれているとおり、116の2を116の4とするものである。これは、国土交通省の定める省令に新しい看板が新規追加され、それによって市川市が条例で定めていた番号が枝番ずれした。これは分数ではなく、国土交通省がふやした関係で、市川市の別表の枝番がずれたのが8種類ある。「St」は、平成26年に「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」が改正された中に、道路の名称については英語表記を入れるとのことで、今まで大門通り、寺町通りだけであったが、そこに国がアベニューやストリートをつけると変わったので、大門通りが大門通りストリートと変更になるものである。
○越川雅史委員 先ほどの質疑と関連して、英語の表記がいつも気になっており、例えば京成バスでも曽谷橋を曽谷橋ブリッジ、曽谷春雨橋を曽谷春雨橋ブリッジなどと言っている。これも大門通りストリートと言葉が重なるが、大門ストリートではなくて大門通りストリートとするのは、名前のつけ方には決まりがあってそれに従っているのか。
○道路安全課長 名称板であるので、ネーミングライツなどで道路の愛称を定めているところがある。菅野通りや南行徳通りの「通り」までが名称であるので、それを道路であることを示すために、国で言うとアベニューやストリートをつけて、道路の名称は、例えば南行徳駅前通りや菅野通りと明記している。であるから、何々通りストリートとの表記が国の定めたものである。
○越川雅史委員 では、ゆうゆうロードもゆうゆうロードストリートや、ゆうゆうロードアベニューとなるのか。違和感がある。
○道路安全課長 今後、名称板をつくっていくときには、委員から御質疑があったようにゆうゆうロードストリートになると思われる。ただ、今回の改正については緩和措置があり、既存標識の取りかえについては次に標識を取りかえるタイミングでの対応となっているので、当課としては、今後新しくつけていくものについてはそのように対応していこうと考えている。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第24号 市川市ラブホテルの建築規制に関する条例の一部改正について

○田中幸太郎委員長 議案第24号市川市ラブホテルの建築規制に関する条例の一部改正についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○開発指導課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 ラブホテルの建築規制条例である。これは当時、稲荷木小学校の通学路にラブホテルができるとのことで反対運動があってこの条例ができたが、今ラブホテルが幾つ市内にあって、この条例制定後できたものが幾つあるのか、現状を教えてほしい。
○開発指導課長 現状、私どもで把握しているラブホテルらしきものは10棟で、条例制定後にラブホテルとして確認しているものは1棟である。
○金子貞作委員 国の旅館業法の改正で、今後このような市川の独自の条例は必要なくなっていくのではないかと思うが、廃止しないといけないとの考えか。
○開発指導課長 今後も市内の環境維持のために、このラブホテル条例はまだ必要であると認識している。
○西村 敦議員 議案を見ると、「もっぱら」を平仮名から漢字にして、「概ね」を漢字から平仮名にするとの内容である。これは非常に一貫性もないし、なぜ今さら平仮名や漢字にするのか、その必要性を教えてほしい。
○開発指導課長 条文の表現の見直しなどについて、総務省より内閣訓令第1号「公用文における漢字使用等について」として各行政機関に通知があり、それにのっとった改正と変更である。
○西村 敦議員 そのような通知がもし来ているのであれば、市川市にある条例の全部を見直して、全部平仮名を漢字に変えたりしなければいけなくなるのではないか。なぜ今回この条例だけ条文の改正が必要なのか。
○開発指導課長 ごもっともであるが、各所管それぞれで条例を持っているので、その条例を一遍に見直すことはしていない。何かの一部改正等のタイミングで条文を整備している。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第26号 平成30年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項

○田中幸太郎委員長 議案第26号平成30年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔地域整備課長、観光交流推進課長、建築指導課長、道路管理課長、道路安全課長、道路建設課長、交通計画課長、河川・下水道建設課長、公園緑地課長、動植物園長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
○金子貞作委員 一問一答で伺いたい。
 23ページのいちかわ桜まつり負担金、それから建築指導費、補助金の危険コンクリートブロック塀等対策補助金、それから24ページ、水路改良費の第15節工事請負費、北方町地区排水施設整備工事費、それから26ページの公園費、27ページの第13節委託料、公園施設長寿命化計画策定調査委託料について一問一答で伺いたい。
 まず、いちかわ桜まつり負担金について。これは去年から始めて、去年の予算はたしか1,000万円であったが、1,100万円に膨らんだ理由と負担金の内訳、何に幾らかかるのか、去年と比較してどのような増額補正になったのか伺いたい。
○観光交流推進課長 桜まつりの負担金についてお答えする。
 100万円増の主な理由は、より安全を確保するため、会場の設営費や警備費、またPRを行うための広告宣伝費を増額するものとなっている。
 1,100万円の主な内訳は、イベント会場などの設営費が約920万円、警備関係経費が170万円、イベントの広告宣伝料が70万円となっている。
○金子貞作委員 去年実施して、効果はどうだったのか。川に船を浮かべて下から桜を眺めるとの答弁が去年本会議であったが、そのようなイベントも行ったのか。下から眺めるとの工夫を去年は行う内容であったと思うが、効果の検証はどのようにしたのか。
○観光交流推進課長 まず桜まつりの効果については、地域経済の活性化とともに、地域の活性化を実施目的として昨年度初めて実施した。金銭的な経済効果については検証していないが、市内のほかの地域の飲食店や物販店の協力をいただき、出店した方からは新たなお客様へのPRができたとの感想も得ている。また、桜まつりで下から眺めるイベントは川床として、川に床を張って下から見る仕掛けをつくった。その川床や、冨貴島小学校でのオープニングイベントなど、関連のイベントで約2万2,000人の方に訪れていただき、実施について多くの方に訪れていただいたので効果があったと考えている。
○金子貞作委員 金銭的な検証はしていないが、参加者が2万2,000人とのことである。私は仮本庁舎に来るのに自転車で通るので毎日のように見ていたが、去年は桜が早く咲いて、葉桜の状態になっても警備員がいた。何で葉桜の状態になっても警備員を置かないといけないのか。テレビ報道では、他市では1週間早く咲いてしまったからイベントは中止したとあったが、この警備員は、言ってみれば1週間いなくてもよかったように私には映ったが、そのような判断はどこがどのようにするのか。これは委託ではなく、かかった経費に対して市が負担するのであろう。無駄なところはなかったのかどうか、その辺の検証はどうか。
○観光交流推進課長 桜まつりについては真間川堤桜まつり実行委員会が主催であり、市として負担すべき部分について実行委員会に負担金を支出しているものであり、かかった経費に対して支出しているものではない。ただ、実際に警備の経費や会場の設営費で相応の経費がかかるので、市で安全対策に対して特に負担をしている。
○金子貞作委員 実行委員会が検証をきちんと行って、それでこれぐらいことしもかかると市に予算要望を上げてきているのか。私は毎日見ていたから言うが、もう人がいないのに警備員がいて、こんにちはと通る人に挨拶はする。そのような警備まで本当に必要であったのか。他市では1週間前にイベントをやめる判断をしていた。今、咲く時期が早くなったり遅くなったりするので、1,100万円もかけてこのようなイベントがまた来年も本当に必要なのか。それなら桜並木の保全や維持管理、歩道の段差改善については去年も言ったが、改善は行われたのか。
○観光交流推進課長 当然そのような維持管理に関する経費も大切であるが、イベントを通じて桜並木を多くの方に知っていただき、桜並木への関心を高めていただくことも大切であると考えている。実行委員会の中にも市役所の企画部や市民部、水と緑の部など関係部署が入っているので、そこと連携して、維持に関しては実行委員会の中でも協議してまいりたい。
 先ほど警備員が葉桜になってもいたとのことであったが、警察の指導のもと、4月7日まで交通規制を行っていたので、やはり安全を確保するため、交通誘導のための警備員を置いていた。昨年度は第1回目ということで、時期を長目に設定しており、場合によっては臨機応変に期間を短くする旨の告知がなかなかできなかったので、設定した間はずっとお祭りを開催した。桜の開花時期はなかなか予想が難しいので、実行委員会の中でどのような形がいいのかは今後検討していきたいと考えている。
○金子貞作委員 まとめる。ここの真間川は過去に水害があった。今はゲリラ豪雨など多量の雨が降るので、何かあった場合に市が責任をとる形になってしまう。過去、水害がここで発生した経緯があるので、大雨が降ったら危ないということと、それから真間の桜は保全していくこと。今でも多くの人が通っている。ほかにもいっぱい商店街が中心になってイベントを行っており、何もここだけ特別イベントを行う必要はないのではないか、今後実行委員会と打ち合わせて見直しを含めた減額補正をぜひ検討してほしい。
 次に、危険コンクリートブロック塀等対策補助金について。350万円では予算額が少ない気がするが、8月で93件の相談があるとの議会答弁があった。この350万円は何件を予定しているのか。また、来年度も続くとのことであるが、この予算を補正でどんどん追加していく考え方でいいのか教えてほしい。
○建築指導課長 23ページの危険コンクリートブロック塀等対策補助金に対する質問にお答えする。
 今回の350万円は何件分を予定しているかとのことであるが、今回は25件分、230m分を予定している。
 また、350万円は少ないのではないか、今後さらに計上していくのかについては、補正予算の計上に当たって、6月の大阪府北部地震以降相談件数が急激にふえてきており、8月末で93件である。通常は相談があったうちの5割ぐらいが実際の補助に結びついている。また、東日本大震災のときには、相談があっても実際補助を申請したものは約2割であった。そのようなことを考慮しながら、今回350万円で計上した。こちらはまだまだどうなっていくか非常に読みにくいが、必要な場合については補正予算を計上していきたいと考えており、来年度の予算要求についても進めていきたいと考えている。
○金子貞作委員 市川はコンクリートブロック塀が大変多いので、通学路で本当に危険なブロック塀は確実に撤去してもらわないと、子どもたちの安全も守れない。1月末までがことしの予算であり、350万円では足りないので12月も補正予算を計上することも考えていくのか。
 それから、来年度で補助金の増額は終わるが、もとの補助金に戻していく理解でいいのか。
○建築指導課長 12月の補正予算への計上については、今後の申請状況を見ながら考えていきたいと考えている。
 もう1つが、こちらは2年間、平成31年度末までの増額として今考えているが、それ以降についてはまたもとの1m当たり1万円の補助に戻す形で考えている。
○金子貞作委員 わかった。よろしくお願いする。
 次に、25ページの水路改良費である。北方町地区排水施設整備工事費、雨水管をつくるとのことで、北方町の地区計画である。これは、私は前にも本会議で質問したが、全体の工事費が幾らになるかが答弁になかった。部分部分で行っていって、全体はどれぐらいかかるのか。もう地区計画は決まっているのであるから、市の総工事費はもう出ているのであろう。それを明らかにしてほしい。
 水路改良費では、これでどのぐらい進捗するのか。あと残りは幾らかかるのか教えてほしい。
○河川・下水道建設課長 総工事費の答弁については時間をいただきたい。雨水管であれば、今回計上している7,000万円で全てである。
 今回、当課で雨水管渠を整備するが、3月までで終わる予定である。その後水道の工事、ガスの工事、そして道路整備を行い、目標としては平成32年の3月完成を目指している。
○金子貞作委員 そのほか用地買収などいろいろ行う中で雨水管を整備していく、その全体額を後で報告してほしい。
 次に、27ページ、公園費、公園施設長寿命化計画策定調査委託料であるが、計画を策定する7カ所の公園を教えてほしい。それから、どのような内容を調査して、どのような計画にしていくのか。今後の進め方を教えてほしい。
○公園緑地課長 長寿命化計画策定委託を実施する公園は、じゅん菜池緑地、里見公園、大洲防災公園、駅前公園、南行徳公園、広尾防災公園、大町公園の自然観察園の7カ所である。調査の内容については、この各公園にある遊具やベンチ、管理柵、管理事務所、園灯、トイレ、土木構造物、このような公園内にある施設の健全度、劣化度の調査を行い、必要な修繕等の方法、時期を計画として取りまとめ、今後の修繕計画を策定していくものである。
○金子貞作委員 これについては理解したので質疑を終わる。
○西村 敦議員 一問一答で4点伺いたい。
 1点目が、22ページ、23ページの道路橋りょう維持費、工事請負費。2点目が24ページ、25ページの交通対策費の図柄入りナンバープレート制作の関係。3点目が、同じページの水路改良費、蓋架柵渠改修実施設計委託料。4点目が、26ページ、27ページの公園施設の長寿命化計画の関係である。その4点で簡単に伺う。
 まず、1点目の道路橋りょう維持費で、提案理由の説明があった。工場がある塩浜3丁目、あと1丁目は、重機の置き場があったりして、市民が普通に乗用車で通ってもそんなに道路は悪くならない。圧倒的に大型トラックや重機が使う道路だと思う。塩浜1丁目は一番先端で、漁協に行く以外に市民が行く必要のない道路である。どちらかというと、市民が余り使わない道路で、それをここまでお金をかけて市が工事するのはいかがなものか、工業組合や実際使っている会社の援助や寄附等、丸々市が一会社の道路のために出すのはいかがなものかと思っているが、見解があればお聞かせ願いたい。
○道路安全課長 当該道路を使うのは特定の車両ではないかとのことではあるが、公道であるので必ずしも特定の個人や企業、団体の出入り口ではないので、一般の交通に供していると考えている。各企業、団体への負担金を求めることは、現在考えていない。
○西村 敦議員 事故を起こして賠償金を払って、なおかつ道路の維持費もこんなにかかると、非常に踏んだりけったりな感じがする。今後検討に値することであると思うので、考えてほしい。
 2点目、図柄入りナンバープレートであるが、実際これは何枚の交付を予定しているのか。また、前回軽自動車のオリジナルナンバープレートを交付したときに、交付予定枚数が終了して自然消滅で終わらせてしまったが、今回はどれぐらいの期間の交付を想定しているのか。
○交通計画課長 図柄入りのナンバープレートは、今後、応募の中から5点ほど選び、市民の方に投票で決めてもらう。実際に国土交通省に登録された後、平成32年度から導入され、その後の交付の期間は今のところ情報としては聞いていない。
○西村 敦議員 図柄入りナンバープレートの交付は希望があれば永遠に続くとの考え方でいいか。
○交通計画課長 今のところその期間についての定めはない。
○西村 敦議員 わかった。
 3点目、蓋架柵渠改修実施設計委託料であるが、資料に3カ所が図面で示されていた。今回は設計だけで、工事はいつ予定しているのか、そのスケジュールを教えていただきたい。
○河川・下水道建設課長 今回補正予算で3カ所の柵渠についての実施設計を行い、今年度中に成果品が上がってくる。このうちの1カ所は、来年度に工事を行いたいと考えている。また、その次年度以降に残りの2カ所の工事を行いたいと考えている。
○西村 敦議員 ちなみに、来年度実施する1カ所の場所を特定できていたら教えてほしい。
○河川・下水道建設課長 資料15ページの真ん中に、委託延長160mとあるが、ここを来年度行う予定である。
○西村 敦議員 湊新田の1丁目か2丁目か。
○河川・下水道建設課長 入船である。
○西村 敦議員 最後に、公園の長寿命化計画の策定調査委託であるが、7公園を今回ピックアップしたとのことであるが、大きな公園の周りに住んでいる人はごく限られた人で、小さな公園が市の中に点在しているが、そこの長寿命化は考えていないのか。
 また、国庫支出金の社会資本整備総合交付金が620万円計上されているが、この長寿命化は国の負担がどれぐらいあるのか、パーセントでもいいので教えてほしい。
○公園緑地課長 1点目の小さな公園の対策であるが、通常の児童公園等小さな公園については、毎年遊器具、街路灯、ベンチといった施設の安全点検は行っている。この安全点検に基づき、老朽化施設の交換あるいは修繕を毎年発注している。
 大きな7公園については、交付金の要件として2ha以上の公園との制限があるので、市内で2ha以上ある7公園を今回選定している。交付金の充当率は2分の1である。
○西村 敦議員 わかった。結構である。
○田中幸太郎委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第30号 平成30年度市川市下水道事業会計補正予算(第1号)

○田中幸太郎委員長 議案第30号平成30年度市川市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔河川・下水道建設課長 説明〕
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第31号 市川地方卸売市場雨水貯留施設等整備工事請負契約について

○田中幸太郎委員長 議案第31号市川地方卸売市場雨水貯留施設等整備工事請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○農政課長 本会議以上の説明はない。御審査のほどよろしく願いたい。
○田中幸太郎委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

請願第30―4号 市川北IC南交差点への歩車分離式信号機導入と国分小学校児童の通学路への安全対策を求める請願

○田中幸太郎委員長 請願第30―4号市川北IC南交差点への歩車分離式信号機導入と国分小学校児童の通学路への安全対策を求める請願を議題とする。
 書記に朗読いたさせる。
〔書記朗読〕
○田中幸太郎委員長 当委員会に紹介議員である越川委員がいるので、補足があれば発言願いたい。
○越川雅史委員 請願に書いてある以上の説明はないが、本日の創生市川第2の代表質問の松永修巳議員に対する答弁の中でも、国分小学校前は国道298号に進入する車で渋滞が生じているとあったように、外環が開通したことによる悪影響が生じている箇所である。そこで、安全対策を求める保護者が、請願に書いてあるように日常的に対応していて、そこに限界があるとのことであるので、ぜひとも趣旨を酌んでいただいて、国及び関係行政機関に対して改善を求めるよう皆様に御賛同いただきたい。
○竹内清海委員 場所的には私が非常に近い議員の一人かなと思う。まして私も父親も孫も国分小に通っている。そのような観点で、よくこの近所を通るが、本当に子どもたちは危ないと私も思っている。ましてや子どもたちよりも一般の方、特に高齢者が渡るときに、道路幅が非常に長いので無理して渡っているのも見たことがある。そんな関係で、子どもはもちろんであるが一般市民も非常に危険な状態であるので、私もこの請願はぜひ採択していただきたいと思う。
○青山博一委員 本当に安全な交差点をつくるために、これは歩車分離式もしくはスクランブル交差点にすれば、歩道橋は必要ないのではないか。賛成であるが、1点に絞って請願したほうがいいのではないかと思うが、その辺はどうか。
○田中幸太郎委員長 賛成の意見でいいか。
○青山博一委員 賛成である。
○田中幸太郎委員長 ほかに意見はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 本請願を採択すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。
 次に移る。

所管事務調査

○田中幸太郎委員長 所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田中幸太郎委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
 ――――――――――――――――――――――――
○田中幸太郎委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午後5時9分散会

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