更新日: 2020年2月4日

令和元年9月市川市議会建設経済委員会

開会

会  議  概  要
午前10時開議
○青山ひろかず委員長 ただいまから建設経済委員会を開会する。
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○青山ひろかず委員長 まず、審査に当たっては一問一答制が導入されているので、委員の皆様におかれては、質疑冒頭に私、委員長に対し発言方法、1、全て総括、2、初回総括2回目以降一問一答、3、質疑項目を全て述べてから一問一答を申し出た上で質疑されるようお願いしたい。
 また、理事者の方々におかれては、説明または委員の質疑に対する答弁の際は、職名を名乗った上で発言されるようお願いしたい。

議案第25号 令和元年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項

○青山ひろかず委員長 議案審査に入る。
 議案第25号令和元年度市川市一般会計補正予算(第2号)のうち、本委員会に付託された事項を議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
〔地域整備課長、産業振興課長、建築指導課長、道路安全課長、道路建設課長、交通計画課長、臨海整備課長、公園緑地課長 説明〕
○青山ひろかず委員長 説明は終わった。
 質疑はないか。
○石原よしのり委員 一問一答で3点伺いたい。項目は、1つは概要説明6ページの道路補修工事費、補償金の30万円も同じ6ページ、それから繰越明許費の安全対策事業についてである。
 道路補修工事費について、今回は市内のあちこちの道路にひびが入っていることが8ページ以降の写真を見たらわかる。いろいろなところを補修するとのことで、大変いい話だと思っている。
 聞きたいのは、今回計上した道路補修工事費1億5,000万円の考え方を教えてほしい。ひびが入ったりでこぼこになっている道は市内たくさんあると思うが、今、どのぐらいそのような道路があるのか。あるいは、そのうちどのような基準で今回1億5,000万円分なのか。それから、1億5,000万円計上できたのは、例えば去年からの全体の市川市の予算に余裕ができたため今回計上できたとか、そのような背景を教えてほしい。
○道路安全課長 まず、補修が必要な箇所がどのくらいあるかとの質疑であるが、現在、本補正予算で補修する箇所を除いて職員が調査をしてわかっている箇所は、本庁管内では22路線で約3.9km、支所管内では12路線で約3.2kmある。そのほかに要望等で上がっている箇所はあるが、今職員が調査をして把握しているのはその数字である。
 今回の補正予算を計上している基準であるが、職員が現状を調査して、危険度の高さ、交通量の多さなどを基準にして優先順位を決めている。
 今回、1億5,000万円の補正予算が計上できた背景であるが、前年度は、補正予算分も含めて、本庁、支所管内を合わせて3億7,000万円分の工事をしている。本年度も同様の3億1,000万円ぐらいの金額を計上している。去年よりは多少少ないが、3億円強ぐらいを目標に工事をしている。
○石原よしのり委員 金額の件を再質問する。去年も多分1億何千万円か当初予算に計上して、補正予算でまた1億何千万円か計上したと思うが、金額を積み上げていくと。多分、ことしも今の話だと1億6,000万円か何かが当初予算に計上されていて、今回1億5,000万円との話だと思うが、そのようなやり方はどうなのか。要するに、3億円なら3億円と当初予算に計上してしまうとか、5億円なら5億円を、これからは老朽化が進むからと確保しておくとの考え方よりは、余裕ができたときに補正予算を計上するとの考え方なのか。それでいいのか。
○道路安全課長 当初予算に計上する際には、極力できる範囲の金額ということで計上している。予算の確定については市の全体予算等もあるので、その辺も協議して確定している。
○石原よしのり委員 道路安全の維持費はできるだけきちんと計上しておかないといけない。インフラは、後になってどんどん老朽箇所が広がっていったときの対応は大変なので、私はできるだけ当初予算で計上できるように努力されるのがいいのではないかと思っている。
 次に、補償金の話である。須和田何丁目かの電柱移設の補償金とのことである。先ほどの説明では電柱を移設する費用と言ったが、移設工事費ではなくて補償金になっている。その辺はどういうことなのか説明してほしい。
○道路安全課長 今回、電柱の移設に関しては東京電力に工事を委託することになるので、そのための補償金を東京電力に支払うということで補償金にしている。
○石原よしのり委員 つまり、東京電力が移設するためにかかる費用が30万円で、その工事をするのは東京電力だから、そこへ工事代金を払う。ただし、自分でやるのではないから工事費ではなくて補償金との意味と理解した。結構である。
 繰越明許費の話であるが、これは大津市での痛ましい子どもの事故のための安全対策で、各学校で安全点検をすぐに実施して、必要な箇所の交差点の改良とのことである。1件当たり45万円の費用で見込んでいるとの話であった。いいと思うし、どんどん進めてほしいが、迅速な施工が必要とずっと書いてあって、全額繰越明許費になっている。私の感覚では、できるだけ早く実施して、来年度に繰り越さずに今年度中に終えてほしいと思うが、全額を繰越明許費として計上していることについての説明をいただきたい。
○道路安全課長 施工箇所109カ所の全体額で5,400万円程度の費用であるが、極力年度内に終わらせたい。先ほど言われたように、早く行わなければならないということで、極力終わらせるつもりで職員にも一生懸命やってもらおうと考えているが、どうしても製品等の調達が定かでない部分がある。全体を終わらせたいという意味で、仮に今年度中に終わらなかった場合を考えて全体額を繰越明許費として計上している。どこまで終わるかわからない部分があるためである。
○石原よしのり委員 課長の宣言であるから私たちも信じたいし、できるだけきちんとやってほしい。これは実際にできなかったときに困るから念のために上げていると理解する。
○中村よしお委員 質疑項目を挙げて一問一答で4点伺いたい。
 項目の1つ目が、補正予算書5ページ、債務負担行為補正の2と3の自転車置場機械設備借上料と自転車等駐車場駐輪機械設備借上料。2点目が、予算書23ページの商工業振興費の負担金補助及び交付金の負担金、市民まつり負担金と、プレミアム付商品券発行事業補助金。それと、同じページの土木費、土木管理費、建築指導費の負担金補助及び交付金の補助金、狭あい道路対策補助金についてである。
 1つ目の5ページの債務負担行為補正の自転車置き場のことで、過去いろいろ質問等で確認されていると思う。きのう改めて私も南行徳駅前のところを見に行ったが、雷雨に見舞われ余り場所が見られないまま帰ってきた。いずれにしても、ここはすごくありがたい話だと思っている。しかし問題として、これをリースしたのが平成16年ぐらいであった。結局、壊れてしまうとそれがもうそのまま封鎖されてしまうとのことで、次借りるものはどのようなラックなのか。要するに、そこが壊れてしまったときに、そこだけ交換できるようなものなのか、どのようなものなのか伺いたい。
 債務負担行為の補正3段の機械設備借上料について、要するにここは基本的に人的管理が必要なくなるとのことかと思うが、その辺は実際どうなのか。人的な管理はあるのか。あればどのようにするのかということと、両方あわせてであるが、結局駐輪可能台数は前と後でどのように変化があるのかについて伺いたい。
○交通計画課長 南行徳の自転車置き場については、当初平成16年に設置されて10年以上経過しており、故障した箇所の交換部品の調達ができないため、今回は全て撤去し新設する形で行いたい。
 債務負担行為補正の第3段については、機械化を行うので、今シルバー人材センターに委託している整理員等は基本的に配置する予定はないが、場所によって朝の通勤時間帯に混乱が生じそうな箇所については、短時間の配置について今検討しているところである。
 駐車可能台数は、基本的に大きな変化は生じないよう行っていきたいと考えている。
○中村よしお委員 1つ目のラックの話であるが、全部交換するのは承知している。要は、次にリースしたときに期間があるわけで、そのリース期間中に部品がもうつくられていないとか、そのようなことなのかわからないが、その後のメンテナンスがきちんとできるかどうか。リース期間で少しずつだめになったのはそのままにしていくという、これまでと同じようなパターンだと、余り学習がないというところがあると思うので、その辺がどうなっているのか。
 混乱するような箇所については人の配置を検討中とのことであるが、もし具体的に大体この辺というのがあれば伺いたい。
 あと、全体のこの計画の駐輪台数は変わらないとのことであるが、台数だけ伺いたい。
○交通計画課長 今回、5年間のリースを行っている。メーカーに問い合わせたところ、交換部品についてはおおむね8年間は対応できるが、8年を超えていくと部品の調達が難しくなってくるとのことである。南行徳のこの駐輪場においては10年以上経過しており、部品の調達ができないとのことであるので、今後は8年間ぐらいであれば、故障した箇所については直しながら運営していきたいと考えている。
 駐輪場の人員についてである。今考えているのは、市川第6駐輪場は国道14号に面しており、朝の通勤時間帯に自転車と歩行者がふくそうしてしまうことが想定されるので、朝の時間帯で3時間ぐらいはシルバー人材センターにお願いしたいということで今調整を図っているところである。
 台数について、市川第6駐輪場は、自転車だけにすると今定期利用で373台と、1回利用が160台になっているが、機械式にして180台ぐらいまでは1回利用がふやせそうであるので、そこで調整しているところである。市川塩浜第1駐輪場は、自転車の定期利用は531台であり、1回利用は200台である。塩浜第2駐輪場は、自転車は488台となっている。二俣新町第1駐輪場は、自転車の定期利用が239台、1回利用は60台で、こちらも変化はない。
○中村よしお委員 わかった。5年リースとのことなので、再リースするのかそのときにならないとわからないかもしれないが、いずれにしても現在のようなことがないように、常に全ての台数が基本的に漏れなく利用できるような取り組みをお願いしたい。また、市川第6駐輪場は混雑が予想されるので、人的な管理の配置を検討していることも承知した。台数についてはそれで了解した。
 この項目はこれで結構である。
 次の23ページ、市民まつり負担金のところで、たしか市長ももっと力を入れていこうとの話であったと思うが、平成31年度当初予算だと、来場者数を3万人と見ていて、市民まつりの負担金を平成30年度に比べて200万円上乗せする当初予算になっていたと思う。それにさらに200万円増額補正するとのことである。もっと盛大にしていこうとの姿勢はわかるが、具体的にどのようにしていくのか、今の段階での計画を少し詳しく伺いたい。
○観光プロモーション課長 補正予算書23ページ、市民まつり負担金について説明する。
 当初予算で520万円、こちらも拡大で予算を計上した。内容は、河川敷の会場で行う、道の駅いちかわからのシャトルバスを運行する等である。本補正予算の200万円については、市民まつりは実行委員会形式で行っているが、そちらに支出する負担金である。このたび具体的な拡大策が実行委員会より提案されたため、必要となる負担金を予算要求、計上した。
 具体的な内容の4項目について説明する。1つは、市川駅南口において遊具、ステージを設置し、駅を行き交う市民に興味を持ってもらうための仕掛けをつくる。2つ目は、ふるさと祭りを行っているゆうゆうロードで、地元自治会、商店会の協力のもと歩行者天国を実施する。また、みこしやパレードといったイベントを実施するための経費である。4つ目に、スマートフォン等を使ったスタンプラリーを実施し、地域の回遊率や滞在時間の延長を図る。そのような提案が出されたため200万円を計上したものである。
○中村よしお委員 4項目ということで承知した。
 次のプレミアム付商品券発行事業補助金についてはあらかた承知しているが、この時期に来ているので、発行までの具体的なスケジュールと対象の市民にどのように案内をして届けるのか、細かいところについて説明願いたい。
○産業振興課長 23ページのプレミアム付商品券について、今後のスケジュールをもう既に御案内したところもあるが、説明する。
 初めに、市民税非課税者のいる世帯主に対する申請書を、令和元年8月31日に発送している。その後、審査を経て、9月25日に対象となる方と、子育て世帯の方については引き換え券を発送する予定である。商品券は10月1日から令和2年2月29日までの間販売し、使用については10月1日から令和2年3月31日までとなっている。
○中村よしお委員 結構である。
 同じページの狭あい道路対策補助金について、当初予算で見ると266万円で、対前年比で見ると106万円減額したが、そこから申請があったということか。件数が出てきたので増額補正を120万円計上したとのことである。平成31年度の見込みで言うと、測量分筆作業委託料4件で、測量分筆補助金4件、道路拡幅部整備8件で、ガス管等移設4件が当初予算の見込みであった。今回の補正について、この項目を含めて内訳について説明願いたい。
○建築指導課長 狭あい道路対策補助金について説明する。平成31年度当初予算においては、狭あい道路対策事業として、補助金の部分と道路整備の部分がある。補助金の部分については、当初前年度の実績等を踏まえて、4件分、96万円を計上していた。今回、補助金申請の相談がさらに5件来ているので、120万円の増額補正を計上した。
○道路建設課長 道路建設課で狭隘道路の工事を行っているが、当初予算では8カ所、1,200万円計上していた。今回その8カ所について調査したところ、例年より側溝整備分の工事費が増大していることが判明し、その不足分について工事費全体で約1,000万円不足するということで、9月定例会で増額補正を計上している。
○中村よしお委員 承知した。5件で120万円とのことであるが、大まかに場所はどのあたりか。集中しているのか、市内で散らばっているのか。
○建築指導課長 補助金の平成31年度の実績は、現在八幡5丁目、高石神、八幡6丁目、菅野3丁目については補助金の交付決定をしている。今相談中のものは、二俣、大洲、八幡、南八幡、平田で、特に地域性はない。
○宮本 均委員 総括で3点伺いたい。
 繰越明許費の橋梁の部分はJRの都合ということはわかったが、道路改良事業費は年度内の完了が見込めない理由があれば伺いたい。
 補正予算書21ページ、一番下の補助金、東京湾漁業総合対策事業補助金自体はいいが、市川市のノリ漁業はどの程度なのか。年間生産量や従事者数がわかれば伺いたい。
 23ページのプレミアム付商品券発行事業補助金について、およそはわかった。購入予定者にいわゆる協力店――市川市のウエブサイトではファイルで公開しているが、最終的に購入者に印刷した一覧等は直接届くのか。どこかに取りに行くのか伺いたい。
○道路建設課長 道路改良費の繰り越しについてお答えする。
 今回の該当箇所は延長が390mあり、非常に長いため工事の施工量も大きい。また、4月当初に発注すると、大きい工事はほかの工事と競合するので、請負業者確保の観点からも、本補正で繰越明許費として計上することにより工事の平準化等が図れると考える。
○地域整備課長 ノリ漁業についてお答えする。
 平成29年度実績は、水揚げ量でノリが228tある。市川の漁業組合の組合員数は、8月末現在で73名である。
○産業振興課長 プレミアム付商品券発行事業についてお答えする。
 取り扱い参加店等の周知は、対象者に購入引きかえ券を9月25日発送予定であるが、その中に冊子を同封し、取り扱い参加店、販売店一覧を掲載する予定である。また、ウエブサイトでは随時更新するのと、今回専用コールセンターを設けているので、そちらでも回答する。
○清水みな子委員 初回総括、2回目以降一問一答で2点伺いたい。
 補正予算書23ページの道路橋りょう維持費の施設修繕料について、これは補正予算が可決された後、入札となるのか。
 次に、25ページの公園緑地施設整備事業と小塚山公園整備事業について、いなりざく公園と新しい小塚山公園との用地の交換であるが、そうすると小塚山公園は半分削られて、公園自体半分になるのか。
○道路安全課長 23ページ、施設修繕料について、発注方法は、施工箇所が市内各所でばらばらのため、まとめて発注ではなく、箇所ごとに修繕工事として京葉建設業協同組合へ発注する方法を考えている。
○公園緑地課長 概要説明の24ページをごらんいただきたい。現在あるいなりざく公園と、小塚山公園予定地の地主が土地の交換を希望している。これについては等価交換となるので、今度市が取得する土地より小塚山公園の用地のほうが減る量は少なくなる。グレーにハッチングした部分については既存でブランコや滑り台、ベンチ等の遊具があるので――斜めの線が入っているのは北総線の通っているラインであるが、そちらに移設する工事請負費800万円を計上した。
○清水みな子委員 23ページの施設修繕料の件は、京葉建設業協同組合に入っているところにさらに発注するのか。そこが工事を請け負うのか伺いたい。
○道路安全課長 京葉建設業協同組合と協定を結んでおり、京葉建設業協同組合は随意契約となるが、京葉建設業協同組合に加入している業者へ組合から発注する。
○清水みな子委員 わかった。安全対策であるのでなるべく期間を早くして進めてほしい。
 小塚山公園は、ブランコ等を奥にするとのことである。この色の塗ってある部分は個人の持ち物になるということで、公園がそのまま残るのか、家が建つなどするのか。
○公園緑地課長 市が契約の相手方としている地主は、今後も現いなりざく公園内で農地として活用したいとのことである。
○清水みな子委員 それぞれベンチ等は移設するが、農地というか、公園の中に畑等をつくるのか。
○公園緑地課長 現行では樹木や遊具等があるが、これを更地にし、相手方と今後小塚山公園になる用地と交換するので、整地なりをして作物をつくっていくのではないかと思うが、最終的な形は私どもも確認していない。
○岩井清郎委員 23ページの市民まつり負担金について伺いたい。
 先ほど答弁をいただいたが、いまいち去年と今年がどう変わるのかわからない。会場が4つに分かれるとのことである。今までの大洲防災公園と河川敷とのことであるが、河川敷はどこで何をするのか。市川駅、ゆうゆうロード等4つの会場に分かれるのか。おのおのの特色がどうなっていくのか伺いたい。
○観光プロモーション課長 本年度の市民まつりは11月3日に行われる。昨年との違いは、今までは大洲会場1カ所であったが、今回は4カ所になる。大洲がメーン会場になるが、そのほかに市川駅南口のロータリー周辺会場、ゆうゆうロード、河川敷となる。河川敷は大洲防災公園からほど近いところになる。河川敷には降雨体験車やEDOROCK MUSIC&ART FESTIVALという別の実行委員会が行うお祭りなどを会場内で行う。
○岩井清郎委員 市長が去年、来年は倍の人が集まるようにしたいと発言したことを受けていろいろ考えられたこともあると思う。考え方として、将来、市民まつりは何をもって市民まつりとするのか、どこかで考える時期が来るのではないか。もともと青年会議所が始めた祭りで、市川市に実施してほしいということで引き継いで、その後長い歴史の中で市川市の中をあちこち行きながら、いろいろな形で行ってきて今日になっている。
 日本全国の祭りを見ると、やはり歴史などの柱がある。例えば、海、農家、農村の祭りを見ると、豊作を祈ったり、感謝したり、漁業で言えば大漁、安全を祈ったり、そういうベースに何か柱がある。市川の今の市民まつりは、たくさんの人が集まって交流することが祭りの柱かもしれないが、このままではどこでやっている祭りも一緒だと思ってしまう。例えば、高円寺に行くと阿波踊りがすごいし、南越谷もすごいし、新鎌ケ谷ではソーランがすごい。何か1つ柱がある。何か市川らしさを今後考えて1つの柱になってほしいが、そのことについて何か考えがあれば伺いたい。
○観光プロモーション課長 市川の市民まつりについては、昭和51年の第1回から、今回は第44回となった。以前は八幡小、歯科大前から冨貴島小までのところで、例えばミスコンテストやパレードが開かれていたと聞いている。ただ、当時から市民まつりの目標としては、委員の言われたとおり市民の交流と触れ合いを図る場となっている。本市はベッドタウンとして発展してきたところもあり、市民の方々がそれぞれ集まる場所はやはり必要だと思うので、それは1つの柱になるかと思っている。
 ただ、そのほかにも市川市の中では例えば行徳ではみこしなど、たくさんの観光資源があるので、そういったものを使いながら、なるべく多くの方、市川市域に住む多くの方が参加できる大きなお祭りにしていく必要があると思っている。
○青山ひろかず委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に移る。

議案第28号 都市計画道路3・4・12号道路築造工事(第1工区)請負契約について

○青山ひろかず委員長 議案第28号都市計画道路3・4・12号道路築造工事(第1工区)請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路建設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第29号 鬼高排水機場改修工事請負契約について

○青山ひろかず委員長 議案第29号鬼高排水機場改修工事請負契約についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○河川・下水道建設課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○岩井清郎委員 入札に参加したのが1者とのことであるが、入札に参加できる企業はかなりあると理解していいのか。たまたま1者しか入札していないが、入札資格のある会社はかなりあるとの理解でいいのか。
○河川・下水道建設課長 資格業者は多数ある。
○竹内清海委員 株式会社第一テクノが落札とのことであるが、この会社は過去に市川市内の工事をどの程度行っているのか。
○河川・下水道建設課長 まず、議案書76ページに載っているものが一番近々のもので、平成27年から28年に原木第二排水機場のポンプ増設工事を行っている。ここに出ていない案件で、今年度も大町でポンプの増設工事等を行っている。市川市内では比較的実績のある会社である。
○青山ひろかず委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第30号 損害賠償請求事件の和解について

○青山ひろかず委員長 議案第30号損害賠償請求事件の和解についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○河川・下水道管理課長 本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○石原よしのり委員 まず、どこの場所で、どんなことが起こったのか、事件の説明をしてもらわないと四百何十万円が妥当かわからない。汚水管が詰まってあふれて、その家の方に迷惑をかけた事情を説明してほしい。
○河川・下水道管理課長 まず、相手は市内在住の個人の事業を行っている方で、今回、場所等については議案には載せていない。
 事故の概要は、油脂類が下水管の取りつけ管部分に付着し、それが硬化したことが原因である。実際には、この事故の1カ月ほど前に同じ箇所で閉塞があり、それを市で解除したが、解除が実際としては甘く、同じ箇所が詰まってしまったことが今回の事故の原因となった。
○石原よしのり委員 今の説明で十分とは思えない。場所は個人を特定したくないならいいとする。しかし、何が何だか今の説明ではわからない。結局、油類が流れてくることで過去に閉塞して取り除いたが、また同じところが閉塞したとのことである。今事業と言ったが、事業者が工場なりでやっていたものが流れる場所、それが昔から時々詰まっていたものが今回も詰まったということか。それとも、何か特別なことがあって詰まったものを取り除けなかったのか。被害についても、住宅で床上浸水なのか、工場の何か作業場の設備破損なのか、それもわからないが、説明願いたい。
○河川・下水道管理課長 説明が不十分で申しわけない。油類というのは、動植物油系で、見た目はラードのようなものが、いろんなごみと絡み合い、冬場の事故であったので、硬化して岩のように固まってしまったことが原因である。
 被害の状況は、個人事業者の事業場である1階フロアの床を、トイレから増水した汚水によって汚損してしまい、床にあった電化製品や家具等についても使えなくなってしまったものである。
○石原よしのり委員 よくわからない。言ってはいけないかもしれないが、中華料理店か何かを経営している方が油を流すこともあったであろう。ただ、処理できるはずの下水管ができなかったということで、整備不良なのか、ドレーンが十分機能していなかったのか、そのようなことで詰まってしまったと。冬場であったから、本来取り除くべきところを取り除けなかったので、店のほうのトイレから汚水が逆流して事業場と、そこにあった器具を破損した。それを100%市としては弁償せざるを得なかったと理解していいのか。
○河川・下水道管理課長 委員のおっしゃる部分が大筋である。今回の対象者は飲食店ではない。この対象者については、新たにこの場所で事業を開始しようとして、リフォーム工事を開始した際に1回目の詰まりが生じた。そして、実際に事業を開始したら2回目の詰まりが発生してしまったものである。詰まったのは事実であるが、油脂類と直接結びつく相手ではなかったので、市の責任がはるかに重いこととなる。
○石原よしのり委員 もう少し説明は誰かから聞かれるかもしれないが、今の話を聞くと、リフォーム工事で流したものだとしたら、将来同様なことがここで起こるかもしれないからどう対策したとか、そのような話は必要なかったと考えていいのか。
○河川・下水道管理課長 リフォーム工事は今回の詰まりに直接関係するものではない。要は1度目の詰まりの発覚については、新たに事業者が入ることで内装等の工事を行っていた際に発覚したという、あくまでもタイミングの問題であり、油脂類は直接今回の対象者、リフォーム業者の原因によって詰まりが生じたものではない。
○石原よしのり委員 事故の内容はいいとして、和解の内容のところに、相手方が既に支払いを受けた280万円を除いて払うとなっているが、この経緯はどのようになっているのか。既に途中で仮示談のようなことをしてお金が払われているということか。
○河川・下水道管理課長 支払いの件であるが、この賠償金については全額下水道設備賠償責任保険から支払われる。今回、先に支払いが行われたのは、事業を行う上で床を早急に改修しなければならない事象が発生した。その床工事の費用については保険会社から先払いで補償されている。それ以外については、今回計上した金額となる。合わせて413万8,663円の支出義務がある。
○中村よしお委員 今の関連で、これは市の直営なのか。下水道の取りつけ工事や設置管理はどのような仕組みになっているのか。
○河川・下水道管理課長 管理区分の説明をする。市が管理している部分が下水道のいわゆる本管部分、それから議案に書かれている取りつけ管というのは、下水道本管から各建物に向かって飛び出した管となる。市の管理区分は官民境、いわゆる敷地の官地側、民地側で官民境があるので、官地側が市が管理する部分になる。
○中村よしお委員 今回は市の責任が大きいとのことで、官民境で官側は市の責任とのことであるが、このケースの場合、今の理屈で言うとどのようなことになるのか伺いたい。
○河川・下水道管理課長 実際に油分が付着し閉塞した部分は、点検口、公共升が官地側についているが、そちらから民地に向かっていった公共升のすぐ民地側に閉塞が生じた。今回、民地側についてはいろいろな詰まり等の現象があったとのことで、リフォームの際にあわせて管の入れかえをしている。そのようなこともあり、民地側に管としてのふぐあいはなく、官地側部分の閉塞が原因として、市の責任が大きいということになる。
○中村よしお委員 このような議案は簡単な絵や図面等があれば理解しやすい。言葉だけでは限界があるので、審査の場ではそのようなものがあるといいことを指摘する。
 先ほど直営と言ったのは、設置そのものは業者に委託していないのか。また、そもそもこのようなことは頻繁に起こり得るような事故か。取りつけのふぐあいはそうあるものではないと思うが、なぜこのようなことになったのか。
 あと、これは直営ではないのか。損害賠償責任保険は市が一括して入っていて、業者にはその責任は負わせないで、市が契約した責任賠償保険から賠償されるとの仕組みなのか、その辺の仕組みについて聞きたい。私がイメージしていたのは、受けた業者の最初の責務としてというか、契約条件として損害賠償責任保険に入っていることということで、問題が起きたときはその取りつけ業者が契約している保険から出るかと思っていたが、直営なら当然市となると思う。その辺について説明してほしい。
○河川・下水道管理課長 まず、下水管の管理ということで、その管を敷設したのは市が直接行っている。官民境まで市が行うが、その先は民側なので、住民側が工事を行う。官地側の敷設関係の責任は市にある。
 今回のような事故は頻繁に起こるかというと、確かに飲食店等については油分の流出があるので、例えば油が流れないようなトラップを設けたり、そのようなことで極力油が下水道に入らないような措置がされている。とはいえ、大量に油を使用する場所や事業所の場合は流さないようにと、一定の規模以上の油を流すような事業所については除外施設等の届け出が必要になってくるので、極力油が流出しないような指導を行っている。
 実際にこのようなことが頻繁にあるかというと、ここまでの事故につながるのはいろいろな要素が絡み合わないとここまでのものにはならないと思っている。通常であれば油分が詰まっても、流れが悪くなったなど、通常の状態ではないとのことで連絡があり、そのような解除については市の職員が行うなどしていて、事故にまでつながることは余りないと認識している。
 保険については、あくまで市の敷設した管で、市の責務によって事故が生じてしまった場合に補償される保険で、市が保険会社と契約している。
○岩井清郎委員 これが本管だとして、これが道路に入っているとする。それで、民間のところにここから入ってくる。各家から入ってくる。そうすると、これは状況は違うが、要はここが流れなくなったから狭くなった。そうしたら、こちらの家に流れてしまった、簡単に言うとそういうことではないのか。確かに升という話はあったが、結局本管が流れなくなったので、汚水がその家に逆流した。それがトイレから逆流してきたのではないかと思うが、その辺を含めて説明願いたい。
○髙久利明水と緑の部次長 これが道路を切った断面になる。これが本管である。本管からこちらが宅地で、ここに下水が流れているが、取りつけ管が各家ごとに伸びている。今回は取りつけ管の一部が油で閉塞した。場所は市川南であるが、もともとここで営業していたのが弁当店である。大量の油を使っていて、その関係ではないかと推測はされるが、長年使っている間に本管が詰まったというよりもここが詰まった。ここの管理は、官民境と言われるところを境にして、こちらは市の管理、こちらは民の管理となる。こちらで詰まったので、市の責任となる。
 今回詰まったときに1回申し出があり作業をしたが、どうしても見えないところでの作業になるので、1度貫通したが、結果的に完全な貫通に至らず、再度詰まってしまった。ここではもう既に弁当店ではなくスポーツ施設に改築していた。その改築した床が結構高価なもので、そこが汚物で汚れ、その補償で今回このようなことになった。ただ、工事費として早く欲しいとのことであったので、工事費だけ先行でお支払いし、それ以外の営業補償が決まった後に、今回補正予算として提案させていただいた。
○青山ひろかず委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第31号 供託金還付請求権確認請求事件の和解について

○青山ひろかず委員長 議案第31号供託金還付請求権確認請求事件の和解についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○道路管理課長 議案第31号供託金還付請求権確認請求事件の和解についてであるが、本会議以上の説明はない。よろしく御審査願いたい。
○青山ひろかず委員長 質疑はないか。
○岩井清郎委員 その本会議での説明が理解できなかったので、再度わかりやすく説明願いたい。
○道路管理課長 概略を簡潔に説明する。
 千葉県は、現在江戸川第一終末処理場の建設用地を取得するに当たり、被告Aの土地の境界を確定することができなかったことから、収用委員会の権利取得の裁決を経て必要な用地を取得している。そこで、収用に際しては、被告Aの所有地に加え、隣接する千葉県所有地と市川市が所有する法定外公共物をあわせて、これらの全ての土地が収用地となり、これに係る補償額が供託されていた。千葉県としては、被告Aの所有地を超える補償額を供託したことから、その超えた補償額の還付を受けるために訴訟を起こしたものである。このことにより、本市は法定外公共物を所有する隣接地権者として被告となったものである。
 和解については、千葉県とは本訴訟とは別に補償協議を行うことに合意しており、和解内容を精査したところ、本市の法定外公共物の権利に抵触することがなかったことから、和解に応じるものである。
○岩井清郎委員 内容はいいが、これを市川市が否決するとどうなるのか。
○道路管理課長 このままいくと、千葉地裁の判決がなされる。
○青山ひろかず委員長 ほかに質疑はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 質疑を終結する。
 討論の発言はないか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 討論を終結する。
 採決する。
 本案を可決すべきものと決することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

所管事務調査

○青山ひろかず委員長 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することに御異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○青山ひろかず委員長 御異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会後も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告作成については、正副委員長に一任されたいと思うので、御了承願いたい。
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○青山ひろかず委員長 以上で建設経済委員会を散会する。
午前11時35分散会

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