更新日: 2018年11月15日

いちかわ市議会だより平成28年8月13日号

代表質問

自由民主党

中山幸紀、三浦一成、ほそだ伸一(総括質問者)、佐藤ゆきのり、かいづ勉

観光施策

 現在、日本各地で、地域の観光資源を発掘し、活用するための取り組みがなされている。地域の活性化につなげるため、本市においてはどのような観光施策に取り組んでいるのか。
 本市には、寺社の宝物、貴重な建築物等、まだまだ隠れた資産、埋もれた資源があると市も認識している。最近では、寺や民家のカフェがマスコミで取り上げられたり、明治天皇ゆかりの建築物を見学できる等、新しい観光スポットも話題になっている。都市部にありながら、文化や歴史、花や緑のあふれる景色に恵まれた文教都市というのはもちろんのこと、魅力ある買い物やグルメ、スイーツの人気店、梨やトマトを話題にし、文化やレクリエーションと経済面を融合させた取り組みが、本市にとって有効な観光施策であると考えており、まちの賑わいと経済効果を意識した本市の魅力のPRに努めている。


住宅支援

 配偶者が他界し、子も独立して1人暮らしとなった高齢者、あるいは収入の限られた人が、転居や住み替えをしようにも保証人の問題でできないという事案が今後増えると思われる。市としての支援策を問う。
 住宅を確保することは生活の基盤であり、社会保障制度の土台である。市は、生活困窮者の支援窓口として、市川市生活サポートセンターを設置しており、一定の条件を満たした者に対する住居確保給付金の支給や衣食住を提供する一時生活支援等の事業を実施している。また、伴走支援として、対象者に支援員が同行し、不動産業者等との入居に関する相談に立会い、助言や補助を行うことで、対象者自らの意思による自立に向けた行動を最大限に支援している。


統合医療

 統合医療は、近代西洋医学を前提に、食事療法や温熱療法、マッサージ等の代替療法や漢方医学等の伝統医学等を組み合わせ、生活の質を更に向上させる医療とされる。統合医療に関する市の認識を問う。
 国は平成24年に「統合医療のあり方に関する検討会」を設置している。検討会は、現時点では統合医療全体として科学的知見が十分に得られているとはいえないため、今後、統合医療の推進には、各療法について安全性や有効性等に関する科学的知見を収集すると共に、これらを基に必要な情報を広く発信し、患者、国民、医師が療法を適切に選択できるようにすることが重要であるとの基本方針を示している。現時点では国も検討に入って日も浅い段階であり、今後の国の動向を注視していきたい。

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