更新日: 2018年8月11日

いちかわ市議会だより平成30年8月11日号

代表質問(6月定例会)

無所属の会

越川雅史(総括質問者)、増田好秀、長友正徳、湯浅止子、秋本のり子

施設使用料の見直し

 公共施設等の使用料の急激な引き上げについては、利用者の減少を招くものであるとの懸念を示してきたが、案の定、市民の不評を買い施設の空き時間が増えている。そこで、使用料引き上げの前後における施設の利用状況及び使用料収入額の推移はどのようになっており、市はその結果をどのように分析しているのか。また、使用料を引き下げることで、利用されない空白の時間を減らし、結果的に適正水準の使用料収入を維持するという方法も考えられるが、市の見解を問う。
 平成26年度と29年度とを比較すると、使用料条例に定めのある体育館における総利用時間数は、約33%の減となる見込みであり、使用料の引き上げによる増収額も当初の予測を下回る見込みである。これらは使用料引き上げの影響によるものと分析している。また、今後、使用料の見直しを検討するに当たっては、市民活動のさらなる支援という観点と併せ、利用されない空白の時間を減らして使用料収入額を維持する方策も検討していく。


国分地区の下水道整備

 本市の下水道普及率が73%と低い理由は、下水道幹線の整備を外環道路整備の進捗に合わせてきたためであるが、外環道路が完成したことにより、下水道の本格的な整備が期待される。国分地区の住民にとってその期待は大きいものと考えるが、今後の国分地区の下水道整備計画について問う。
 現在の国分地区における下水道整備状況は、面積当たりの整備率としては約10%である。今後の整備予定としては、平成30年度は外環道路と県道高塚新田市川線に挟まれた国分1丁目の一部地域、北台バス停付近の国分5丁目と6丁目及び東国分2丁目の国分小学校東側周辺での整備を計画している。また、31年度以降の5年間では、国分5丁目の日枝神社付近、国分2丁目の石橋下公園北側、国分1丁目の塚田公園北側、県道高塚新田市川線のファミリーレストラン周辺及び東国分1丁目の国分交番周辺での整備を計画している。将来的には上流地域の国分3丁目、4丁目方面及び曽谷方面へ整備を進めていく。


行徳支所の機能拡充

 近年、行徳支所の著しい機能縮小により、行徳地域の市民の利便性が低下するのみならず、行政サービスの提供にも支障を来している。そこで、行徳支所の機能拡充を図り、可能な限りワンストップサービスの実現に努める必要があると考える。実際、障害者手帳の交付について、行徳支所での受け取りを希望する声が寄せられているとのことだが、対応することは可能か。また、せめて重度の障がいを持つ人に対してだけでも、手帳の交付と制度の説明を行徳支所の窓口で行うことはできないか。
 行徳支所における破損や紛失に伴う障害者手帳の再交付については、現在の行徳支所の職員体制でも対応可能なため、実施したいと考えている。また、重度の障がいを持つ人への手帳の交付等については、交付の際に手当や各種制度等を丁寧に説明する必要があるため、職員体制に課題等がある。この点、関係部署の職員が行徳支所に出向き交付する方法等について、関係する部署と検討していく。
 

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