いちかわ市議会だより平成31年2月9日号

加藤武央、田中幸太郎（総括質問者）、岩井清郎

ビーイングの整備

問　子育て世代のニーズとして、子ども達が放課後等に安心して過ごすことのできる、安全な場所の確保が挙げられる。本市では、そのニーズに応えるために「子どもの居場所づくり事業（ビーイング）」を実施しているが、妙典及び行徳地区では未設置の状況である。近年、同地区においては、新しいマンションや住宅の建設により子育て世代が増加しているため、ビーイング設置のニーズが特に高いと考える。そこで、同地区へのビーイングの新規設置について市の見解を問う。
答　ビーイングは、余裕教室等を主な活動場所としているが、妙典及び行徳地区では、近年、児童数が増加しているため、ビーイングに転用できる教室等の確保が極めて困難であり、早期の新規設置は厳しい状況である。しかし、放課後等の子どもの安心安全な居場所へのニーズが高まっていることや、同地区でその傾向が顕著であることは市も把握しており、何らかの対策を講じる必要を感じている。そこで、学校内に専用の教室を得られない場合でもビーイングの機能を備えた新たな方策を検討し、新規設置の体制整備を進める。