更新日: 2019年5月10日

いちかわ市議会だより令和元年5月11日号

代表質問(2月定例会)

創生市川第2

松永修巳(総括質問者)、鈴木雅斗、金子正

公共施設の再編・整備

 市は公共施設の再編・整備の方針とスケジュールを含む対象施設の個別計画案を公表した。同案では原木中山駅周辺に関し、計画にない信篤公民館と同一敷地内にある体育館を改修、図書館を建て替えとしているが、こうしたバラバラの案では地域の理解を得られないのではないかと危惧している。各施設や地域の状況を精査した上で総合的に評価・検討すべきものと考えるが、市の認識を問う。
 当該地域において、信篤公民館は築36年で外壁と屋上の改修を終え、図書館は築39年で未改修、体育館は築33年であることを踏まえ、個別計画案では図書館の建て替えとした。再編・整備の手法については、本行政案を基に、説明会等での市民・利用者の意見を踏まえて効率的・効果的な計画としていく他、実際の再編・整備では民間事業者のノウハウも最大限活用し、地域の実情に即した利用者満足度の高い施設としたい。


市川市の漁業

 市川漁港は、整備後約50年が経ち狭隘(きょうあい)化と老朽化が進んでいたところ、平成28年度から5年計画で新たな整備工事が進められているが、進捗状況はどうか。また、30年には行徳・南行徳の両漁協が合併して市川市漁協となったが、高齢化や後継者不足で漁業従事者は減っている。そこで、漁業の担い手の確保・育成について、市の考えを問う。
 市川漁港の整備については、29年度に防波堤が完成、現在は突堤を整備しており、30年度末の整備率は約50%を見込んでいる。31年度以降は物揚場や駐車場等を整備する予定である。また、漁業の担い手の確保・育成については、漁業従事者の意向調査や漁協との意見交換等を進めている。本市の漁業は地場産業として地域、学校、行政にも協力・貢献しており、2年後に新たな漁港が完成し、漁業環境の向上が見込まれることも好機と捉え、今後もニーズに即した支援策について漁協等と協議していく。

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