更新日: 2019年8月13日

いちかわ市議会だより令和元年8月10日号

代表質問(6月定例会)

緑風会

竹内清海、石原みさ子、青山ひろかず、松永鉄兵(総括質問者)、荒木詩郎(補足質問者)、松井努

DXの推進

 市長は、行政への積極的なITの導入を示し、その手法としてデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に進めている。DXには市役所内部だけでなく地域社会をも変えていく改革が求められており、その点、会津若松市のITを活用したスマートシティの取り組みが参考になると考える。市の見解を問う。
 DXの推進は、これまでの社会の仕組みを根底から見直し、市民サービスの質を劇的に向上させるものと考えており、ITに親しんでいない人へのメリットが大きいことをしっかり伝えていきたい。会津若松市は、生活を取り巻く様々な分野においてITを活用して将来に向け安心・快適に暮らせるまちづくりを進め、大学との連携や企業誘致によるIT人材の育成・集積にも注力しており、取り巻く環境は異なるが、本市にも参考になると考えている。


海外都市との交流

 市は、令和元年5月にイタリアのカゼルタ市と自治体連携協定を締結した。都市締結による海外都市との交流は、最新の技術やノウハウを積極的に本市に取り入れる気構えで取り組みを進めるべきと考えるが、今後、市はどのような方針で自治体連携を進めるのか。
 自治体間の連携は友好都市等と異なり、有益な知見や進んだ技術を学び取り入れるためのもので、市は海外都市連携方針において、「豊かさと学び」「歴史と文化を活かす」「安全で快適」「自然との共存」「市民と共に築く」の5つの視点から、本市の利便性と市民生活の質の向上に繋がる場合に連携を進めることとしている。海外都市との交流には地域課題を共有し抜本的解決に向けた連携・協力が求められることから、連携分野を明確にし個別具体的に進めることが重要と考えている。


タウンミーティング

 市長は就任直後から毎月のようにタウンミーティングを開催しており、市長自ら市民との対話を重視して市政に生かそうという姿勢は評価に値する。一方で、こうした取り組みは往々にしてマンネリ化しやすい面もある。これまで取り上げたテーマは全市民に共通のものが多いが、地域ごとに特有の課題を話し合うことこそがタウンミーティングだと思う。市の認識を問う。
 タウンミーティングについては不断の努力や工夫を重ね、市民が行きたいと思えるものにしなければならない。その上で、地域に分け入って課題を学び、あるいは時々の施策を丁寧に説明する機会として活用することは十分考えられる。地域の課題を話し合う団体等とのタウンミーティングの実施についても、開催する方向で調整していきたい。


※代表質問を行った各会派の名称及び所属議員は、代表質問実施時点のものとしています。

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