更新日: 2019年11月8日

いちかわ市議会だより令和元年11月9日号

代表質問(9月定例会)

無所属の会

増田好秀、長友正徳、佐直友樹、秋本のり子、石原よしのり、越川雅史(総括質問者)

公共施設個別計画

 市は、公共施設個別計画(案)において、曽谷小、稲越小、東国分中を令和5~8年度の間に統合することを示し、これを一部報道機関が決定事項のように報じたことで、保護者や子どもたちの間に不安が広がっている。市は今後、計画をどう進めるのか。
 本計画案で示した再編や整備手法等は、現在の市の考えや方向性を示したものであり、地域住民らとの合意形成には至っていない。今後は、地元関係者等から意見を聴取して実施案を策定し、これを丁寧に説明して合意形成を図った上で本計画を実施していきたい。


市長の海外公務

 市長の海外公務の日数は、一般市の首長としては異例の多さである。平成30年11月に東京オリンピック・パラリンピック聖火リレーの誘致に向けた要望書を県に提出してから、令和元年6月に本市が外されたルートが公表され今日に至るまで、市長は多数の海外公務を行う一方、聖火リレー誘致の件で知事へ公式面会を申し込む等の対策は行っていない。市長は、海外公務を重視するあまり知事との意思疎通が不十分になったのではないか。
 市長の海外公務については、多いか少ないかということは直ちに判断できるものではないが、それぞれの公務が市の政策に繋がっているため、妥当であると考えている。また、市長が海外に出張していたために本市が聖火リレーのルートから外されたというのは、非常に苦しい議論である。市長は、様々な課題に関して知事と連絡を取っている。


新庁舎整備

 新第1庁舎の整備について、市は令和元年6月定例会で「来年7月の完成に向け計画通り進んでいる」との答弁を行ったが、8月下旬に市長は突如、1・2階の中央に階段を設置する追加工事の実施と供用開始の5カ月延期を公表した。これは、たとえ市民や議員の反対があっても揺るがない不退転の決意であるのか。状況に応じて、また方針が変わることはないのか。この案を公表した覚悟を問う。
 当該階段の設置については、市長就任の直後から検討を重ねていたが、新第1庁舎の早期完成と移転を優先して設置の判断は行わなかった。しかし、将来にわたる市民サービス向上のために最良の仕様とすべく、改めて検討を行い、追加工事を実施するとの判断に至ったものである。本件が市政を左右するような重大な課題であるかは疑問である。


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