更新日: 2019年5月10日

いちかわ市議会だより令和元年5月11日号

代表質問(2月定例会)

創生市川第3

荒木詩郎(総括質問者)、松永鉄兵、稲葉健二

行財政運営

 行財政運営とは、市川市と市川市民のために進めるものであり、その意味では、前市長が進めてきた行財政運営は「固すぎる」と考える。税金の無駄遣いは許されないが、これからは未来に向けて積極的に投資をするという姿勢が必要である。新しい市長となり、財政運営の面で一つの転換ができるものと期待するが、市の見解を問う。
 平成31年度予算では、庁舎建設等にかかる経費が大きく増加し、10年度予算以来21年ぶりに190億円台の普通建設事業費を計上した他、今後数年間は、老朽化対策等で一定規模の都市基盤関連経費を維持する必要がある。しかし、このような状況でも本市の財政は、近隣市と比べ、特に公債費に関連する財政指数が良好であり、建設事業へ投資を行う財政的な余力はある程度確保できていると考える。今後もこのような指数の推移を見据えた財政運営の下、市民生活に直結する必要な投資を行っていく。


つなぐ教育

 本市の教育行政においては、「つなぐ教育」の理念の実践に向け、塩浜学園を中心として小中一貫教育の推進に取り組むと共に、「幼小連携」「中高連携」をも見据えた構想を持っているとのことである。そこで、「幼小連携」「中高連携」の具体的な取り組みについて、市の考えを問う。
 「幼小連携」については、従前の小学校と市立幼稚園との連携に加え、私立幼稚園や保育園との連携拡張を目指しており、平成29年度には幼児期から小学校に繋げるための指導計画「アプローチカリキュラム」と、小学校入学当初の指導計画「スタートカリキュラム」を作成し、30年度には対象の全施設に配布した。また、「中高連携」については、30年度で4年目となる「中高一貫教育推進事業」が行われており、市立中学校と市内全ての国立、県立及び私立高校が一堂に集い、設置者の立場を超えた学校間連携のあり方を協議する研修を実施している。

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