更新日: 2019年8月10日

いちかわ市議会だより令和元年8月10日号

1面(6月定例会号)

補正予算は4億8,000万円規模
「テスラ」公用車導入見直しを求める決議を可決


 市議会は、令和元年6月定例会を6月14日から27日まで開催しました。
 6月定例会では、市長から、市川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正、市川市介護保険条例の一部改正、令和元年度市川市一般会計補正予算(第1号)などの議案13件と報告10件が提出され、これらを一括議題として7会派が代表質問を行いました。また、議員からは米テスラ社製電気自動車2台の市長・副市長公用車への導入見直しを求める決議、児童虐待防止対策のさらなる強化を求める意見書の提出についてなどの発議8件が提出されました。その他、請願の審査や、21人の議員による一般質問を行いました。 
 本会議での採決の結果、市長提出議案13件をいずれも原案通り可決した他、専決処分につき承認を求める報告1件を承認しました。また、議員提出議案については、決議案1件及び意見書案5件を可決、意見書案2件を否決しました。その他、請願3件を採択し、1件を不採択としました。
(代表質問は2~4面、一般質問は5~7面、可決した決議は7面、審議結果一覧は8面に掲載)

議員の表彰

<全国市議会議長会>
 在職20年表彰
  竹内清海

◆主な議案

○市川市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について

 
国の「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準」の改正に伴い、家庭的保育事業者等を利用する乳幼児が保護者の希望に基づいて引き続き保育施設を利用するための連携施設の確保について、一定の場合にこれを緩和することや、事業所内保育事業に係る連携施設に関する特例等を定めるほか、所要の改正を行うためのものです。

○市川市介護保険条例の一部改正について

介護保険法施行令の改正を踏まえ、低所得者に対する保険料の減額賦課について、第1号被保険者のうち所得段階が第1から第3段階までの令和元年度・2年度の特例保険料率を定めるほか、所要の改正を行うためのものです。

○令和元年度市川市一般会計補正予算(第1号)

 一般会計補正予算案は、先進技術を活用し、窓口業務を含む行政事務のシステムを構築するための「将来に向けた情報基盤整備」及び、国が実施する幼児教育無償化などへの対応を図るための「消費税率引き上げに伴う対応」などについて措置するもので、歳出において、基幹系システム再構築支援委託料、デジタルトランスフォーメーション推進本部支援委託料、マイナンバーカードを活用した自治体ポイント制度の環境整備に係る費用、介護保険特別会計繰出金、私立幼稚園等給食費補助金、歳入において、国庫及び県補助金、財政調整基金繰入金を増額あるいは新たに計上するなど、歳入歳出それぞれ約4億8,120万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ約1,582億8,120万円とするものです。

【主な質疑】
 「デジタルトランスフォーメーション推進本部の組織構成、及び、これを支援する委託業務の具体的な内容はどのようなものか。」との質疑に対し、「本推進本部は、市長を本部長、副市長を副本部長として、その下に各部長、さらに取り組む課題ごとに担当班を設置する体制としており、現時点では、基幹系システム再構築、窓口改革、子育て支援の3つの担当班を置くこととしている。また、支援の内容としては、受託者の持つ先進技術を本市での実証実験に供し、有効と認められるもののシステム化の検討や、IT法規制の行政事務等に精通した有識者数名で構成する会議体の設置及び運営、本市の目指す将来像を明文化する『DX憲章』の策定といった業務を委託することを予定している。」との答弁がなされました。

◆報告

 6月定例会では、専決処分の承認を求める報告1件がなされ、議会はこれを承認しました。この他、継続費の逓次繰越し、繰越明許費の繰越し、下水道事業会計予算に関する継続費の逓次繰越し等2件、市川市土地開発公社、公益財団法人市川市清掃公社及び公益財団法人市川市文化振興財団の平成30 年度決算及び令和元年度事業計画、専決処分の報告2件の、合わせて9件の報告がなされました。

●議員からの寄附やあいさつ状(答礼のための自筆によるものを除く)は公職選挙法で禁止されています●

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