更新日: 2018年11月15日

いちかわ市議会だより平成28年2月13日号

一般質問

こども・教育

学校でのキャリア教育
経済部との連携で効果的な運営を
協力して取り組みを一層進めたい


湯浅止子議員(無所属の会)

 学校でのキャリア教育は、子どもが「職業」に直接触れることができる貴重な機会である。事業所との調整は各学校で行っているが、他市では様々な外部団体と連携して進めている例もある。本市でも、経済部と連携して、より効果的に運営することはできないか。
 文科省によれば、中学校での職場体験活動の課題として「受け入れ先の開拓や連絡」を挙げる学校が約74%あり、本市も例外ではない。教育委員会としても、商工会議所がキャリア教育に関わる事例を参考に、経済部の協力を得て、学校と事業所を繋ぐ取り組みを一層推進したいと考えている。


待機児童対策
保育士等確保へ登録システム導入を
職員バンク導入で人材確保に努める


廣田徳子議員(日本共産党)

 保育士不足は全国的な課題である。本市でも待機児童解消のため園児の受け入れを拡大しているが、保育士を確保しなければ待機児童を解消できないと考える。保育全般の職員を確保するための登録システムの導入について、市の考えを問う。
 保育士の確保策として、過去に保育園に勤務していた人等の復職希望者等の情報を集約して、市内園等の求人情報とマッチングさせ、人材確保につなげる「保育士バンク」の仕組みづくりを進めている。また、給食調理員等への就職希望者には「保育職員バンク」への登録を促し、保育士以外の人材確保にも努めていく。


不登校とフリースクール
支援のあり方 市はどう考える
本人らに寄り添い必要な支援続ける


金子貞作議員(日本共産党)

 不登校は子どもが発するSOSであり、何らかの支援を求めているものと理解している。フリースクールは不登校への多様な支援の1つであり、国も必要な支援を行う方向にある。こうした動きを踏まえ、市はフリースクールへの支援のあり方をどう考えているか。
 平成27年11月現在、本市で把握しているフリースクールの利用状況は6人であり、うち4人は学校の出席扱いとしている。フリースクールについては、現在、学校及び教育委員会との連携のあり方について検討しており、本人や保護者に寄り添い必要な支援を続けることが重要と考えている。


待機児童対策
私立幼稚園の協力が不可欠
引き続き施策の実施を協議したい


松永修巳議員(創生市川)

 本市において待機児童の解消を図るためには、現実問題として保育園だけでは対応できず、市内にある32の私立幼稚園の協力を得なければ、実現は不可能と考える。そこで、待機児童の解消に向け、私立幼稚園に期待する理想像について、市はどう考えているか。
 市は、平成31年度までに約2千名の定員を確保する旨の事業計画を策定し、待機児童の解消等に取り組んでいる。私立幼稚園との関係では、今まで以上に、預かり保育、小規模保育等の待機児童対策につながるための施策を実施してもらえるよう、引き続き協議していきたい。

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