いちかわ市議会だより平成28年11月12日号

ガソリンスタンド跡地爆発事故
事故原因は 安全対策は行っているか
残留ガスに引火 事前相談に応じ指導

桜井雅人議員（日本共産党）

　平成28年8月5日、鬼高3丁目のガソリンスタンド跡地で、タンクの解体作業中に爆発事故が起きた。事故の原因と被害状況を問う。また、市としてどのような安全対策を行っているか。
答　本件事故は、タンクに付属する配管を切断する際に発生した火花が、残留していた可燃性ガスに引火し爆発したものと見られており、男性1名が怪我をした他、付近の店舗、車両が破損する被害が出た。このような解体工事の場合、多くは事前に相談があることから、その際には解体方法や残留危険物の処置方法等について聴取した上で、安全対策を指導している。


自主防災組織の活動充実
地域での減災マップ作成 市の認識は
先行事例等の情報提供を進めたい

浅野さち議員（公明党）

　災害被害の抑制には地域防災力の向上が必要である。そこで、市が交付する自主防災組織資器材購入費等補助金の申請状況はどうか。また、防災倉庫等を示す減災マップ作成の取り組みについて、市の認識を問う。
答　本補助金については、平成27年度は31組織、28年度は9月1日現在で25組織から申請があった他、要望のあった無線機等11品目を対象に追加した。今後も制度の周知を図る。また、地域減災マップについては、市が作成した市域全体のマップを基に、地域独自の情報を追加したマップの作成に取り組めるよう、先行事例等の情報提供を進めたい。