更新日: 2018年5月10日

いちかわ市議会だより平成30年5月12日号

代表質問(2月定例会)

自由民主党

中山幸紀、ほそだ伸一(総括質問者)、佐藤ゆきのり、かいづ勉

食育の推進

 平成17年に制定された食育基本法に基づき、市は25年度から29年度までの5年間を計画期間とする第2次市川市食育推進計画を25年3月に策定した。計画の実施によるこれまでの成果はどのようなものか。
 本計画の評価項目は複数あるが、そのうち、「1日2食以上野菜料理を食べる」市民の割合は、25年度の59%から29年度は65%に増加しており、これは、1日に必要な野菜量を小鉢5皿を目安に摂取すること等具体的な方法を講習会やイベントで啓発した成果であると捉えている。また、「家族や知人等と一緒に食べる」市民の割合も、52%から64%に増加しており、この「共食」はバランスの良い食事につながり、食事のマナーも身につく等の利点を積極的に周知した結果と捉えている。さらに、「郷土料理や伝統食について知っている、または食べたことがある」市民の割合も増加しており、これまで市民にとって馴染みのなかった伝統食等を、行事食を通してPRしたことによるものと捉えている。この他、数値を維持している項目としては、「ほぼ毎日、1日3食食べる」、「食育に関心がある」等を挙げることができる。

元号の使用

 「平成」「昭和」といった日本の元号には、過去から現在に至るまで理想の世の中を漢字に託した我々日本人の願いが込められているが、教育行政における元号の使用についての認識を問う。また、平成30年1月に実施された市の成人式で配布されたリーフレットの表紙には「2018」と西暦の表記がなされたのみであったが、成人を迎えた日本人のために行われる一生に一度の式典で配布する冊子に和暦の表記がなかったことは非常に残念である。そこで、次回開催の成人式からリーフレットに和暦を表記することは可能か。
 日本固有の元号と西暦をそれぞれの特性を考慮しつつ使用していくことは、教育基本法に示された教育の目標の1つである「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う」ことにつながるものと認識している。また、成人式で配布するリーフレットにはこれまで西暦のみを表記してきたが、これは特に意図したものではなく、今後は和暦を併記していく。
 

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