いちかわ市議会だより平成30年5月12日号

ソーラーシェアリング
農家の所得増等に効果 本市の状況は
実績ないが今後情報提供を行いたい

長友正徳議員（無所属の会）

　農業を続けながら同時に太陽光発電を行う「ソーラーシェアリング」を取り入れることで、農業従事者の所得が大幅に増加し、後継者不足等の課題解決に効果があると考える。ソーラーシェアリングに関する本市の取り組み状況を問う。
答　農地に太陽光発電設備を設置する場合、設置時における農地の一時転用の許可や3年ごとの更新申請等、その許可条件が国において厳格に定められており、現在本市ではソーラーシェアリングの実績はない。今後は、関係団体と協力し、農地所有者へのソーラーシェアリングの情報提供を行っていきたいと考えている。

音楽イベント
音楽をテーマに集客できないか
他自治体の例を参考に考察する

大久保たかし議員（市川未来50年の会）

　平成30年5月に市内5カ所で音楽イベントが開かれ、ジャンルを問わず、中学校の吹奏楽部の出演も決まっている。船橋市は路上ミュージシャン登録制度があり、商店会の活性化と地域に根ざした音楽家の支援を行っている。本市で音楽をテーマに集客する考えを問う。
答　本市は多彩なジャンルの音楽活動が盛んで、これまでもアイ・リンクタウン展望施設や動植物園等を会場としたコンサート等による集客も行ってきた。音楽を活用した新たな賑わいの創出や地域経済の活性化については、他自治体の事例や支援、効果も含め、各方面と相談し考察していく。