更新日: 2019年2月9日

いちかわ市議会だより平成31年2月9日号

代表質問(12月定例会)

清風会

松井努、片岡きょうこ、石原みさ子(総括質問者)、青山博一、竹内清海

防災・減災対策と地域特性

 本市で大きな地震等が発生した場合、南部での水害や北部での崖崩れ等の発生が予想されるが、現在の減災マップでは、必ずしも詳細な地域特性まで把握するのは難しいのではないかと考える。そこで、地域特性を考慮した対策について、市はどう考えるか。また、本市では約6割の市民がマンション等の集合住宅で暮らしているが、これまでの防災あるいは避難マニュアルは主に戸建て住宅向けに作成されており、集合住宅には必ずしもそぐわないと考える。市の見解を問う。
 今後、市民が各自で地域特性を理解し、オリジナルの防災マップに仕上げることができるよう、小学校区ごとに細分して災害特性や防災施設を記した「防災カルテ」を作成し、平成31年度の早い時期に市公式Webサイト上に公開する。また、マンション等の中高層住宅のマニュアルについてはこれに特化した防災対策のチラシを作成していく。


女性視点での防災・減災

 女性の視点を生かした防災・減災対策について、国は災害対策基本法の改正によりこれを推進しており、他市では、東日本大震災の被災経験がある女性の協力を得てイラストや写真を多く盛り込んだ防災ミニブックを発行している例もある。本市では、女性職員で構成する通称「BJ☆プロジェクト」が、子どもや高齢者にも分かりやすい防災ブックによる周知啓発の必要性を提言している。そこで、例えば同プロジェクトを引き継いだ「BJアドバンス」による冊子の作成等の施策について、市の考えを問う。
 現在、市は「防災カルテ」を作成しているが、その巻末資料として、子どもから妊産婦、高齢者等にとって分かりやすく、かつ、ためになる「防災まめ知識」も作成する予定である。その作成過程において、女性の視点がより生かされるよう、「BJアドバンス」にも監修作業に協力してもらうことを考えている。

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