いちかわ市議会だより平成30年5月12日号

国府台公園再整備計画
市民の声を計画にどう反映させる
調査分析を経て可能な範囲で行う

石原よしのり議員（市民の力）

　平成29年12月定例会において、30年度に国府台公園再整備基本設計を行うための補正予算が可決され、それに基づき再整備事業を行っていくことが決まった。本基本設計に、多様なニーズを持つ市民の声をどのように反映させていくのか。
答　市民から寄せられる多くの意見の調査分析には、部内での検討、関係部署との協議、スポーツアドバイザーとの意見交換等を行うため一定の期間が必要であるが、基本設計の完成を30年12月末に設定することで十分な調査分析ができる。市民の意見はしっかり協議をした上で、可能な範囲で基本設計に反映させていく。

曽谷城跡地の公園整備
市川の歴史が息づく場所 整備状況は
緑地内広場の日当たり確保等図る

湯浅止子議員（無所属の会）

　曽谷城は、市内にあった中世以前の城の1つである。現在この跡地は公園となっているがベンチが1つあるだけである。庶民の間にひっそりと息づいている歴史を育んでいくのが文教都市いちかわの真髄と考えるが、公園整備の進捗状況を問う。
答　曽谷城跡地を含む曽谷3丁目緑地には、斜面緑地の中段に広場がある。桜が植栽され、好天時には眺望もよく市民の憩いの場として貴重であり、今後、広場の奥に密生する真竹を間引きして日当たりを確保する他、ベンチの増設も図っていく。また、曽谷城跡地を示す標柱の設置については、関係部署と協議していく。