更新日: 2018年11月15日

平成22年6月市川市議会健康福祉委員会

開会

午後2時23分開議
○加藤武央委員長 ただいまから健康福祉委員会を開会する。

議案第5号、議案第8号

○加藤武央委員長 議案第5号平成22年度市川市一般会計補正予算(第1号)及び議案第8号指定管理者の指定についてを一括議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○障害者施設課長 本会議以上の説明はない。
○加藤武央委員長 質疑はあるか。
○金子貞作委員 議案第5号の補正予算の質疑を本会議でもちょっと聞いたが、この金額の根拠と妥当性の観点から何点か伺う。人件費はどれくらいで積算し、どのような者を何人配置される予定なのか。それから、金額について1人1人聞くつもりはないが、障害者施設に視察に行くと、若い人たちが一生懸命やっているが、全体的に賃金が安いのではないかという声を聞くわけである。市川市はよく出しているほうだという声も聞いているので、他市と比較して遜色ないと思うが、他市はどのぐらいで、市川はどういう部分を手厚くしているのか。それから、もっと引き上げてほしいという声もあるが、この辺の要望も踏まえた金額になっているのかどうかお伺いする。
 それから、議案第8号であるが、市がつくっている指定管理者候補者選定評価表はどのような特徴があるのか。実際、3団体が応募してサンワークが最高点を得ている。実績は聞いているが、評価で、市として、こういう点はもっと努力してほしいという部分があればお聞きしたいと思う。
○障害者施設課長 1点目、議案第5号の全体の金額であるが、予定額は年間4,011万6,000円の指定管理料のうち、市が積算した人件費は3,584万4,000円、89%、管理運営費が427万2,000円、11%である。人員配置については、常勤7名、非常勤1名である。主なものとしては施設長兼サービス管理責任者で、社会福祉事業の経験5年以上のサービス管理責任者の資格を有する者で、年間の人件費が約638万円を積算している。2つの事業を持っているが、それぞれの支援員のリーダーとしては精神保健福祉士等の有資格者を配置してもらうこととなっており、年間の人件費が約526万円、各支援員については年間約401万円を見込んで積算している。このほかに職員手当や時間外手当等の間接人件費として、全体の年収の6%を見込んで積算している。他市との比較であるが、今、他市の金額については手持ちがないが、人件費は厚生労働省の賃金構造基本統計調査等を参考に積算しているので、決して低い額ではないと私どもは考えている。
 次に、議案第8号で選定の評価であるが、特徴としては3点ある。まず1点目として、利用者に対する姿勢で、人権保護、苦情解決、相談と援助という部分、2点目として、サービスの向上についてという視点から、訓練計画、行事、求職活動の支援等で、3点目として、施設の管理運営能力で、急な欠員の場合の補充体制や衛生管理面、個人情報保護を評価したいと考えた。努力する点であるが、評価表の中の第三者評価というところでゼロ点になっている。これは第三者委員を置くかどうかということで勘違いした部分があるので、この辺はもう少し前向きな考え方を示していただきたかった。
○金子貞作委員 議案第5号の人件費の割合が89%、管理運営費11%ということで、人に頼る部分がほとんどである。賃金は厚生労働省の基準ということ。厚生労働省は例えば都市部だとか農村部だとか、いろいろ地域によって差があるのか、1点確認したい。
 それから、年間の金額を聞いたが、ボーナスは何カ月分なのかわからないが、施設長と支援員の内容をもう少し教えてほしい。
 それから、近隣市についてはわからないとのことであるが、市川市は障害者施設の指定管理は今回初めてで、ほかで指定管理をやっているところはあるか。その辺の状況などもわかれば教えてほしい。
 それから、評価項目について、第三者評価がゼロになっている。ほかの2団体は受け入れてもいいと1になっているが、要は第三者委員の受け入れについて勘違いではないかという感じはするが、ほかは非常に高いところが多い。よく飲み込めないで提示しなかったとのことだが、その辺は後からヒアリングなどで確認しているのか。第三者評価は絶対受け入れないと表明しているのか。市川市としても、第三者評価を今後進めていきたいということで項目に入れた。その辺のギャップがどうなのかということである。
 それから、高いところについて私が特に気になるのは、B団体が仕事をとってこられるのはネットワーク力が高いと。就労に結びつくのが非常に大事だと思うが、その辺は評価項目の中で核となる部分だと思う。その辺、この項目の中でどこになるのかということと、サンワークはどうなのかということ。
 総合的に第三者評価以外はいい結果を出しているので安心できると思うが、一番心配するのは障害者の安全面である。前に市の施設でも、職員がけがして長期入院したという事故があった。今まで南八幡の作業所で問題となるような安全上の問題はあったのか、ないのか。サンワークではその辺がちょっと心配なので、これまでの実績なり、安心だと、この辺の答弁をいただければと思う。
 あと管理で見ると、仕様書では相当細かく決めている。掃除のことまで一々書いてあって、指定管理になって特に柔軟性というか、サンワークが目指している、市がやってきたこと以上に提案しているものがあれば教えてほしい。
 それから、管理をこんなに細かく出さなければならないのかなと。私は見ていて、これだったら委託する必要がないのではないかと思った。市のチェック体制はかなり重要になってくると思うが、その辺についても教えてほしい。
○障害者施設課長 それぞれの月給であるが、施設長は47万800円でボーナスも含まれている。それから、職業指導員のリーダーは月額約38万7,000円、生活支援員は29万4,000円である。
 それから、浦安市は旧法施設を指定管理にしている。今回の候補者のサンワークが地活の事業を受けている。船橋市も旧法施設、松戸市は就労継続支援B型の施設を指定管理にしている。
 それから、第三者評価であるが、これはヒアリングを行い、前向きに検討していきたいということを聞いている。
 それから、就労に関して高い点数をとった項目がないのかということであるが、18番の訓練計画は3点で一番いい評価、22番の生産活動と工賃が2点、21番の職場定着支援については2点をとっている。
 これまで安全面で何か問題となるような点がなかったかということであるが、障害の特性から騒いだり、大きい声を出したり、そういった面は多少あるが、その辺は支援員がいつも見ているので、特に大きな問題点はなかった。
 それから、チェック体制についてであるが、これは定期的なモニタリング、あるいは利用者からのアンケート等をとって、その辺のところをチェックしてまいりたいと考えている。
 それから、余りに要項で細かくしてあるのではないかというところであるが、初めての指定管理であり、現在、南八幡ワークスがやっている支援をそのまま引き継いでいただきたいということである。余り大ざっぱにやってしまうと、受けてから、こういう考えではなかったとそごが生じないようにということで、今回細かく規定させていただいたところである。
 それから、地域差については今はっきりしたお答えはできない。
○金子貞作委員 就労も平均以上にいっていると思うし、安全面でも問題はなかったということ。チェック体制についてはアンケートをとっていく。仕様書については、最初だからわかるが、もう少し柔軟性があって、南八幡ワークスでなければ果たし得ないようなサービス向上をやっていければいいわけである。市と同じであったら何も委託する必要はないわけで、市の職員より人件費が安いからという単純な発想になってしまう。委託は安ければいいということだけではない。サービス向上にもつながるという、その辺でサンワークからいろんな企画提案があると私も期待していたが、特に今のところないということか。その1点だけ確認して終わる。
○障害者施設課長 今回については利用者が精神障害ということで、余り大きな変化があると、それについていけない部分がある。今までと同じような形でやっていただいて、少し落ちついたらいろんな面での提案を出していただいて、新しい事業をやっていく場合には協議の上、進めていきたいと思っている。
○戸村節子委員 全体的にサンワークが非常に優秀だということはよくわかった。ただ、指定管理者の選定の概要の中で今も話題になっていた部分であるが、3ページの市の管理と同等以上のサービス提供の21番、職場定着支援についてということで、A団体とサンワークの点数の違いの差について、どんなことだったのかということをお聞かせ願いたい。
 それから、かなり長い間、市内で頑張っている団体だと認識しているが、精神障害者についてはどういう実績があるのか。また、ここのところ、どういう仕事をしてきているのか、具体的にお聞かせいただければありがたいと思う。
○障害者施設課長 21番の職場定着であるが、評価する上でどういった支援の項目があるかを挙げていただいている。支援項目の提示が1項目しかない場合は零点、2項目以上ある場合は1点、3項目以上ある場合は2点、5項目以上ある場合は3点で判断基準を定めており、サンワークの場合は4項目、2点としている。A団体については5項目あったので3点、Bについては2項目で1点となっている。
 それから、サンワークの実績であるが、平成16年に社会福祉法人になってから18年にグループホームを立ち上げ、19年4月に障害者自立支援法に基づいて指定の障害者福祉サービスを実施し、県から認可を受けている。21年には千葉県の委託事業である精神障害者退院促進支援事業、さらに同年9月には障害者法定雇用率未達成企業支援事業を受託しており、幅広い活動をしている団体である。
○戸村節子委員 実績は配付された資料以上のことを教えていただければありがたいと思った。
 点数2のサンワークは4項目、A団体は5項目だったということである。職場の定着支援については大事な項目だと思うが、足りなかった1項目について、今後、サンワークの中で生かされることがあるのかをお聞きしたいと思う。
 それから、今、サンワークは市内で幾つかの作業所もやっているが、その中で全体でどのぐらいの人数の方が活動しているのか。また、そこにかかわる障害者の方は、どのぐらいの人数が仕事をいただいて働いているのかがわかれば教えてほしい。
○障害者施設課長 職場定着支援についてであるが、今後、南八幡ワークスを受けていただいて、これからますますこの辺の種類をふやしていっていただきたい。種類がふえれば、利用者の方が選択する部分がふえてくるので、より就労に結びつくのかなと思っている。
 それから、精神障害の定員ベースであるが、サンワークは定員61名、職員数11名である。
○戸村節子委員 これを見ると、ぱれっと、ぴあ、ふわふわベーカリーと幾つかあるが、全部で61名で職員数が11名なのか。もうちょっと多いのかと思っていたが、そこのところはどうか。
○障害者施設課長 この11名については就労関係に携わっている方であり、そのほかグループホーム、自立活動支援センターがあるが、この辺については手元に資料がないので、人数は確認できない状況である。
○戸村節子委員 全体の概要がわかる資料があれば、後ほどで結構であるが、いただきたい。
○鈴木啓一委員 議案第8号指定管理者の指定について、1団体だったら再募集をかけるとのことであったが、3団体の応募があったということで、選定評価表を見ると、利用者の人権保護について、サンワークは3点であるが、A団体は1.33、B団体は1と差がある。それから、行事についてもサンワークは3、A団体は1.83、B団体が1、研修体制についてもサンワークは3、A団体は1、B団体はなし。この3点について、個々に詳しく教えてほしい。
○障害者施設課長 まず、13番の人権については、質疑のように一番大事な部分であると感じている。1点目として、行動規範等の明文化されたものが備えてあるか、2点目として、人権保護に関する職員への研修が行われているか、3点目として、職員相互で人権が喚起されるような制度や取り組みが行われているかについて判断基準を設けている。そのうち1点については、この3点のうち1項目以上についての記載があるか。2点については、1から3について、すべての記載があるか。3点としては、すべての記載がある上に、さらにこれ以上の取り組みがあるかという点で審査をした。サンワークについては、すべての部分での記載があり、また、すぐれた取り組みとして人権ネットワークへの参加をしているという記載があったので3点となっている。A団体については、3項目のうちの2つについては記載があった。記載の内容について、文書で書かれたものであるが、それが読み取れるか読み取れないかという微妙なところで委員の間で差が出たので、全員の点数を足して委員数で割った関係で1.33ということで端数が出ている。B団体については、3項目のうちの1項目についての記載のみであったので、1点であった。
 次に、19番の行事についてであるが、これは幾つ、どのような行事をしているかという提示の数で評価をしてまいった。行事の提示について、零点は2項目、1点は3項目、2点は4項目以上、3点は6項目以上という判断基準を設けて、サンワークについては9項目の提示があったので3点となっている。A団体については、委員の中でその項目を入れるか入れないか多少判断が異なった点があり、1.83ということで端数が出ている。B団体については、3項目の提示であったために1点となっている。
 次に、研修体制については、職員の2分の1未満に1年間に1回以上研修を行っているについては1点、職員の2分の1以上に1年間に1回以上研修を行っているについては2点、職員の2分の1以上に1年に1回以上研修を行っており、さらに新人研修や中堅職員研修等の職員の育成を考慮した計画的な研修を行っているについては3点としている。サンワークについては、21年4月から3月までの研修実績では常勤職員が1回以上参加しており、かつ職員の育成を考慮した研修計画もあったので3点となっている。A団体については半数以上の職員が受講しているため1点、B団体については研修を実施してないという記載があったので、これは評価できないので点数がついていない。
○鈴木啓一委員 利用者の人権保護について、人権ネットワークに登録してあったのでよかったとか、人権保護のすぐれた取り組みを行っていると言っているが、特に福祉作業所も含めて、いじめの問題についてはいろいろ聞く。そういうものは全然やってないのか。
 それから、行事について、サンワークは9項目と言っているが、これは抽象的で全然わからない。どういう行事をどういうふうにやっているのか。ただ読み上げているだけである。実態に即して答弁してもらわないと、全然説明になってない。
 それから、研修体制について、評価できないなんて、B団体はお粗末きわまりない。専門職として質の高いサービスを提供するわけであるが、研修体制ができてないという団体が応募するなんて、私としてはどうなのかなということがある。研修の機会を積極的に確保している団体がきちんと応募してくるべきという大前提である。
 もう1点聞きたいが、指定管理料2億58万円は次の年から、たしか23、24、25年と続けて4億円になる。この点はどうなのか。
○加藤武央委員長 サンワークを指定管理者としてよいかの議案なので、B団体のことについては議題外である。答弁は結構である。
○障害者施設課長 人権について、いじめがないかという質疑であるが、新聞を見ていると、入所施設、知的の重いようなところは問題になっているが、こちらの場合は通所施設で精神障害の方が通っているので、そういったことがあれば職員に対して相談があったり、あるいは、そういったところを改善するような要求があるかと思うので、その辺の問題は相談体制の中で解決できるものと考える。
 それから、行事の具体的な内容であるが、日帰り旅行、スポーツ大会、市民まつり、花見、ブロック交流会、地域ふれあいフォーラムの記述があるかないかである。
 それから、指定管理料の2億58万円はお手元の資料の募集要項の6ページ、11番にあるが、1年間の予定額が4,011万6,000円、指定管理期間が5年間であるので、5年分の額として2億58万円を計上させていただいているところである。
○鈴木啓一委員 人権は利用者同士ではなくても、職員がいじめるとよく聞く。前にも職員が暴力を振るったとあった。そういう現実的な対応についてサンワークはどうか。
 研修体制、行事については了解した。
 それから、2億58万円で、次回から4億円というのは何なのか。たしか倍に上がる。(「今答弁された」と呼ぶ者あり)よく理解できない。これは追加か。
○障害者施設課長 職員からの暴力ということであるが、ここは大人の施設であるので、ちょっとなれてくると、だれだれちゃんとか、ちゃん呼びをしたりはあるが、直接的な暴力はそれほどないと思う。今、南八幡ワークスでは職員の行動規範をつくっていて、自分たちで毎月できているかどうかを発表し合って、この職員はそうではないじゃないか、こういうところがあるから直したほうがいいとお互いにチェックをしながら、そういうことが絶対ないようにということでやっている。
○鈴木啓一委員 23、24、25、26、27年度は4,011万6,000円だとわかった。ちょっと勘違いした。
 それから、いじめのことは人権にかかわる問題であるので、ぜひ気をつけてもらって、サンワークにしっかり対応をお願いする。
○勝亦竜大委員 募集要項を見ていると、建物の関係上、14ページ(8)に、南八幡ワークスは勤労福祉センター分館、老人いこいの家との複合施設になるため、共用している問題があると。あと、15ページ(13)、食堂の共有について、「隣接する市川市メンタルサポートセンター内にある食堂兼集会室は」ということで書いてあるが、特に平面図を見てみると、メンタルサポートセンターのところの食堂を使うとなっている。私も、あそこの場所はよくわかるが、その辺、実際の運用上に当たって問題等はないのかお伺いしたいと思う。
○障害者施設課長 この施設については、デイサービスセンターであるとかメンタルサポートセンター、いろんな施設があり、今までも協力し合いながらやってきている。今後、指定管理へ移行しても引き続きうまくやっていけるようにということで、引き継ぎをしっかりやっていきたいと考えている。
 食堂についても、市の施設であるので、今までどおり引き続き利用できるようにということで、これから引き継ぎと打ち合わせをきっちりやってまいる。
○加藤武央委員長 ほかに質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 まず、議案第5号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することにご異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。
 次に、議案第8号について採決する。
 本案を可決すべきものと決することにご異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第9号

○加藤武央委員長 議案第9号千葉県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県市町村総合事務組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○疾病予防課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査のほどお願い申し上げる。
○加藤武央委員長 質疑はあるか。
○金子貞作委員 理由についてお聞きしたいが、この事務組合は保健スポーツを管轄しているということであろうが、今、市長村の合併とかで事務組合の数がだんだん減ってきている。実際に市川市にとって、どういう影響があるのか。文言だけで何も影響がないということなのか。その辺わからないので、どういうものにどういう影響があるのか教えてほしい。
○疾病予防課長 市川市は、予防接種の副反応による健康被害に係る救済事務を共同処理するために、平成12年4月1日から千葉県市町村総合事務組合に加入している。その関係で、総合事務組合に今回のような廃置分合があった場合については保健スポーツ部で管轄するということである。
 なお、このことで市川市に影響があるのかということであるが、組合の規約を変更しようとするときには、地方自治法第290条の規定により、地方公共団体の議決を経なければならないということのみであり、特に市川市に影響を及ぼすものではない。
○加藤武央委員長 ほかに質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することにご異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

議案第10号

○加藤武央委員長 議案第10号千葉県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び千葉県後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてを議題とする。
 提案理由の説明を求めるが、本会議以上の説明があれば説明願いたい。
○国民健康保険課長 本会議以上の説明はない。よろしくご審査のほどお願い申し上げる。
○加藤武央委員長 質疑はあるか。
○金子貞作委員 本埜村が廃止されて印西市に編入されたため、第7条第1項で56人を54人に改めるということであるが、今、千葉県に市町村は幾つあるのか。
 それから、定数の根拠はどういうふうにして決められているのか。面積割合なのか、それとも人口割合なのか。市川市はたしか1名で、少ないような気がする。ほかで複数出しているところもあるのか。その辺の人数の決め方がわかれば教えてほしい。
○国民健康保険課長 これまで千葉県は56市町村で、今回、印旛郡の印旛村と本埜村が印西市に編入されたので54市町村になった。各市町村から1名の議員で、これから定数54名という形になる。
○金子貞作委員 千葉市も1人しか出してないのか。村と千葉市が同じ1人というのはどうなのか。全国的にもこんな感じか。これはちょっとおかしい。見直す方向はあるのか。わかれば教えてほしい。
○国民健康保険課長 見直すかどうか確認をとっていないが、千葉県以外は各市町村から1名出ていないところが多いということである。千葉県は各市町村から1名選出である。
○金子貞作委員 大きい都市からは複数出せるような定数の増員があってもいいのではないか。千葉市は2人ぐらいいてもおかしくない。そういうことを要望して終わる。
○加藤武央委員長 ほかに質疑はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 討論の発言はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 採決する。
 本案を可決すべきものと決することにご異議ないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 ご異議なしと認める。よって本案は可決すべきものと決した。

請願第22-1号、陳情第22-6号

○加藤武央委員長 請願第22-1号子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願及び陳情第22-6号女性の健康に関する陳情を一括議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○加藤武央委員長 ご意見を求める。
○鈴木啓一委員 女性の命と健康が守られるということで、5万円とか、任意接種だから大変高額だと聞いている。健康都市宣言もやっている市川市である。中学生から効くということで、ぜひこれは公費助成にしなければいけない案件ではないかと思うので、採択をお願いする。
○金子貞作委員 陳情、請願が両方出ているが、江戸川区と浦安市でも全額助成を始め、それから、ワクチンを接種することによって結果的には軽減につながっていくということで、各自治体でも助成するところがふえてきている。鈴木委員も言ったように、健康都市いちかわにふさわしいように、ぜひ女性の命と健康を守るという視点から超党派で採択をお願いしたいと思う。
○戸村節子委員 子宮頸がんは近年ふえているようである。ことし4月9日が子宮の日ということで随分テレビでも取り上げられたが、女優、歌手の方が子宮頸がんになって、実は大変な内部障害を持ってしまったという告白の話も出てきて大変驚かされた。結構重くなって見つかるのが多くて、子宮頸がんを発症して、見つかったときには相当しっかりした手術が必要だと。おなかの筋肉まで全部とってしまうことがあって、排尿障害もあると。それで将来を失望する若い女性もふえているようである。
 今回、日本でもワクチンが承認され、今、2価のワクチンであるが、今後4価、7価と承認される方向だという話も聞いており、せっかく承認されたので、ぜひ市川市でも実現してほしいと思っている。ここにも江戸川区、浦安市もやるようになったと書いてあるが、浦安市は、最初は中学1、2、3年にやるとのことで、次の年度からは中学1年にやればいいのかなと思うが、それ以上の人は検診が必要である。陳情第22-6号のところにがん検診無料クーポンとあり、これはいいご提案だと思った。実際に保健スポーツ部にも聞いてみたが、市がしっかりやってくれていて、今、検診が乳がん500円、子宮がん500円でやることになっているが、国の制度をこのまま受けると、むしろ市に国からお金がたくさんおりる形にもなるようであるので、がん検診の無料クーポンという要望についても認めてあげて、ぜひ採択をしてほしいと思う。
○並木まき委員 戸村委員がおっしゃったこともそのとおりだと思うし、全国的に話題になった際、いち早く導入を決めた明石市に視察に行っていろいろお話を伺ったが、導入後もほとんどと言っていいほど混乱もなく、むしろ市民の方から大変関心が高く喜ばれている制度だとも聞いている。今、江戸川区、浦安市、近隣及び県内でも複数市で導入が決まっているということで、皆さんがおっしゃるように、健康都市として市川市もいち早く導入をしていくべきだと思うので、採択でお願いする。
○寒川一郎委員 浦安市、江戸川区は全額補助のようである。市川市も財政が大変厳しいのであろうが、全額ということではなくて、ある程度の補助をということだと思うが、ぜひ採択してほしい。
○堀越 優委員 私も採択でお願いしたいと思う。今回、私はHibワクチンと肺炎球菌ワクチンの一般質問をするが、先ほど金子委員からもあったとおり、子宮頸がん予防ワクチンは女性の命と健康が守られる、医療コストの点からも効果が十分あるとのことである。うちにも娘が2人いるが、まだ若いので、お父さん、ワクチンはあったほうがいいよねと娘から聞くこともある。女性の命と健康を守るために、このワクチンはしっかりやってもらいたい。先ほどもあったとおり、金額の問題があると思う。全額助成を一気にやっていただければ一番いいが、そうでなければ半額助成という形で徐々にやっていくことも必要ではないか。ただ、取っかかりがなければ先へ全然進まないので、しっかりやっていただきたいと思っている。
○加藤武央委員長 ほかにご意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 まず、請願第22-1号について採決する。
 本請願を採択すべきものと決することにご異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 ご異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。
 次に、陳情第22-6号について採決する。
 本請願を採択すべきものと決することにご異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 ご異議なしと認める。よって本請願は採択すべきものと決した。

陳情第22-5号子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情

○加藤武央委員長 陳情第22-5号子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○加藤武央委員長 ご意見を求める。
○鈴木啓一委員 このマニフェストはもう国民が選んだ。私は自民党であるが、年金だって、ああいうていたらくで、それから農林水産大臣もばんそうこうを張って辞任するとか、国際的な酔っぱらい会見とか、恥ずかしくてしようがない。政権交代したほうがいいと私は思って、皆さんも1回はやらせようと思った。でも、運送屋は全員民主党に投票したと怒っている。暫定税率を廃止して1?25円も下がれば自分たちの経営も救われると言っていた。高速道路無料化もそうである。
 ただ、子ども手当は、私は差別と偏見が一番嫌いである。そういう意味からすると、ああでもないこうでもないと言っているより、隗より始めよで、1万3,000円はみんな待って決まっていることである。特に200万、300万の世帯、若いお母さん、お父さんたちは、それだけ子供にはかかっているので、あげたら、そこで自由に、その家庭が子供のためだけに使わなければだめだという、私からすると嫌らしい考え方である。ただ、来年は、満額の2万6,000円になると5兆3,000億円かかる。そんなお金はどこにあるのか。1万3,000円は6月からという既定の路線で走っているので、廃止云々というのは、国の動向もそうであるが、もう少し見て、私は継続にしたいと思う。
○寒川一郎委員 言っていることはよくわかるが、鈴木委員の言われたように、1万3,000円が決まって配っている。また、民主党は新しい菅総理になって、これからどういうことになるかも見守りながらやらなければいけないのではないかという感じがするので、しばらく継続でやっていただきたいと思っている。
○戸村節子委員 私は不採択と思っている。子ども手当そのものは、去年の衆議院選挙で民主党がマニフェストの中で、ある意味、選挙目当てで公約をしたと思っている。2万6,000円満額で全部のお子さんに出すとなると5兆3,000億という膨大なお金で、とても日本の国が出せるわけはないと思う。ことし1万3,000円でやっている児童手当が基礎になっているそのものについては国民が必要としている部分ではないかと思っており、それも含めて廃止というニュアンスになっているこの陳情文については賛成できない。特に(7)番のところの「『子どもを社会全体で育てる』という考え方は、家庭における子育てというものの意義を軽視して、家族制度を破壊すると言って過言ではありません。子ども手当は、日本の家庭を守る為に廃止されるべきものです」というのは私たちとは認識が大きく違うので、どうしても賛成できない。
○金子貞作委員 私も、これは賛成できない。既に6月から支給が始まっておるし、戸村委員も言ったように、児童手当も一部延長で含まれている。ここの文言に、「赤字財政の状況では支給の為にすべて国債に依存することになります」と。これも認識が間違っている。きょう議案質疑したが、年少扶養控除を廃止して、それを財源に充てようというのが民主党の1つのやり方であるので、すべて国債というのは間違った認識であるし、今、女性がもっと社会に進出しやすいようにしていこうという中で、(7)番の家庭で子育てをするというか、家族制度を持ち出すのは、今の子育てに対する認識がおくれているのではないかと思う。いろいろ挙げればもっともなところもあるので、その点は全部が全部だめということではないが、これは子ども手当の廃止を求める陳情である。今、これを採択することになってしまうと、子ども手当を廃止にするというのは、支給しているものを直ちにとめろということを市議会が発したとなってしまう。今後様子は見なければいけないが、今廃止する理由にはならないと思う。これは不採択である。
○稲葉健二委員 皆さんの言われていることも非常によくわかるが、現実的には動いていることと、今まで児童手当をもらっていた世帯にとっては引き継ぐ部分もある。ただ、今後、所得制限をかけなきゃいけないとか、いたずらにすべてのものに与えていいかどうかはまだまだ議論されなきゃいけないとか、来年、満額支給になり得るとか、海外の不可解な支給対象者とか、整理しなきゃいけない課題は多い。6月から動いていることに関しては様子を見ることもそうであろうし、現実的に来年度あり得るかどうかも国の方向であるので、市川市議会としては様子を見る上で、私は継続でいいと思っている。
○加藤武央委員長 ほかにご意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○加藤武央委員長 挙手少数。よって本陳情を閉会中継続審査事件とすることは否決された。
 続いてお諮りする。本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○加藤武央委員長 挙手なし。よって本陳情は不採択とすべきものと決した。

陳情第22-10号市川市リハビリテーション病院の言うキーパーソンに関する陳情

○加藤武央委員長 陳情第22-10号市川市リハビリテーション病院の言うキーパーソンに関する陳情を議題とする。
 書記に朗読させる。
〔書記朗読〕
○加藤武央委員長 ご意見を求める。
○並木まき委員 まず、陳情内容について、恐らく民間でよくあり得るクレームで、キーパーソンという言葉についての定義または内部ルールの制定を求めている陳情と理解しているが、果たしてこの陳情を議会として常任委員会で審査して結論を出し、また、本会議へ上程するものかというと、いささかその性質が違うのかなという気がする。もし内部ルールの制定を求めるのであれは、一たんこれを取り下げしていただいて、そしてまた、理由と要望する事項をもう少し簡潔に書いて出し直していただくのがふさわしいのではないかと考え、この陳情に関しては不採択でお願いする。
○金子貞作委員 今言われたように、苦情を議会に持ち込んでいるという感じがする。これを不採択というよりも、病院側と本人が内容について納得いくような説明がされてないということだと思うので、今回は継続扱いにして、こういう陳情が出ているということをリハビリ病院、あるいは関係部署に伝えて、もう1度本人と話し合って取り下げてもらう方向にしてはどうかと思う。
○戸村節子委員 確かにクレーマーのように思う。私は関係者に聞いたが、入院された方は既に退院されているようで、病院のほうでは、弟さんという方とはきちんと話ができていると。弟さんとお姉さんとの確執のような部分もあるようなので、これを議会が云々するということではないと思う。ただ、もう一方言えば、丁寧に対応していただくのは大事なことだと思うので、これを不採択にしながら、委員長が関係のところに今後丁寧に対応してほしいということをお伝えいただければありがたいと思う。
 それともう1つ、もっと基本的な問題であるが、陳情について議会が受けるかどうかということで、今回も健康福祉委員会だけでなく、いろいろと出てきている。請願を受けるという責任があって、それなりに重みのあるものを議会が時間を使って十分に議論するというのが大事なことだと思うが、個人のこうしたクレームのような形のものがこれからまた議会に上がってくるとすれば、十分考えたほうがいいのかなと思わされる陳情文書であったので、委員長のほうから、例えば議長にそういう意見があったことを伝えて今後議論していただきたい。
○稲葉健二委員 諸事情は戸村委員から聞いて非常によくわかった。そういう意味では問題ないと思うが、これは病院とはさんざん話し合って、単に普通に話をしてどうこうでは納得できない、らちが明かないので、こういう手段に出ているのではないかと思っている。議会で取り上げる内容でもないということと、プラス、あくまでも民民のことで、病院がどう対応したとか、本人に対して、こういう扱いをしたという部分とはまた違うように思うので、アフターはどうというよりも、不採択で、こういう陳情は戸村委員が言われたように、今後ある意味一線を切っていったほうがいいような気がする。
○鈴木啓一委員 行政がすべて正しければ、議員なんて1人も要らない。我々は陳情や市民の苦情や要望を受けている。こういう問題が議会に出てきたら、簡単に不採択などしないで、やっぱり継続審査を諮って病院ときちんと話し合わせるとか、こういうものは議会になじまないからきちんと対応すべきだとやるのが私は筋だと思う。何でも不採択でやるというのはどうなのか。私は、自分の政治信念で継続である。それから、こういうものはなじまないからということで病院にきちんと対応させる。
○寒川一郎委員 確かに今までいろいろと感情的な部分が入ってやってこられたと思うし、戸村委員のように病院にいろいろ聞いたりということはしていないので中身のことはわからないが、一度出たものを不採択というのはあれなので、相手方にも納得させるような形にするためにも、私はここは継続でやっていただいたほうがと思う。
○加藤武央委員長 ほかにご意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○加藤武央委員長 挙手少数。よって本陳情を閉会中継続審査事件とすることは否決された。
 続いてお諮りする。本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○加藤武央委員長 挙手なし。よって本陳情は不採択とすべきものと決した。

陳情第21-1-1号現行保育制度に基づく保育施策の拡充に関する意見書の提出を求める陳情

○加藤武央委員長 陳情第21-1-1号現行保育制度に基づく保育施策の拡充に関する意見書の提出を求める陳情を議題とする。
 ご意見を求める。
○金子貞作委員 今、保育の規制緩和の問題について、どうなのかなと。現行保育制度を堅持、拡充してほしいということなので、それが保育をよりよいものにしていくことにつながっていくと思うので、ぜひこれは採択でお願いする。
○並木まき委員 前回も継続でとお話をしたかと思うが、「現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額」というところの大幅の定義があいまいだということを理由に、もう少し明確な文章で提示をしていただきたいということで継続審査になっていたかと記憶している。今回も状況は変わっていないので、継続もしくはご希望なさるのであれば、より具体的な内容で陳情文を出し直していただきたいということでお願いしたいと思う。
○加藤武央委員長 ほかにご意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○加藤武央委員長 挙手多数。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決した。

陳情第21-8号現行の保育制度を守り、どの子も安心して育つための子育て支援施策の拡充を求める陳情

○加藤武央委員長 陳情第21-8号現行の保育制度を守り、どの子も安心して育つための子育て支援施策の拡充を求める陳情を議題とする。
 暫時休憩する。
午後4時2分休憩
午後4時3分開議
○加藤武央委員長 再開する。
 ご意見を求める。
○金子貞作委員 先ほどと同じように、現行の保育制度を守って、市として実施してほしい具体的な項目が6項目ある。現下の財政状況の中でなかなか厳しい問題もあるかと思うが、総合的な子育て支援をしてほしいという趣旨の陳情であるので、ぜひ採択をお願いしたいと思う。
○戸村節子委員 非常にいいと思うが、ただ市川市としては、保育園を年間に2園ずつぐらい、着々と地道にふやしている現状があると思う。それから、保護者負担であるが、他市にない第3子無料化をやってくれており、市の努力もすごく認められると思う。そういう中で、もう少し絞ってくだされば賛成しやすいかなと思っているので、継続である。
○鈴木啓一委員 戸村委員が言ったとおりである。保育園の定員増を図ったり、新規に保育園を開園したり、待機児童対策は市川市は進んでいる。ここのところが当たらないものが結構ある。私は、前は無認可保育園への補助は反対であった。公立でも私立でもしっかりした施設運営をやっている。無認可だと、施設は悪いわ、事故が起きたときにはどうするんだということで大分あれしていたが、今、無認可にも出すようになった。だから、ここのところが変わってきている。それで医療費助成は小学校6年までである。やっぱり絞って出してくれないと、この陳情文だけだと、私はこれは継続でいいと思う。
○加藤武央委員長 ほかにご意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 採決する。
 本陳情を閉会中継続審査事件とすることに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○加藤武央委員長 挙手多数。よって本陳情は閉会中継続審査事件とすることに決した。

陳情第21-19号市川市南部(行徳・南行徳・妙典)に総合病院の建設計画を求める陳情

○加藤武央委員長 陳情第21-19号市川市南部(行徳・南行徳・妙典)に総合病院の建設計画を求める陳情を議題とする。
 暫時休憩する。
午後4時8分休憩
午後4時10分開議
○加藤武央委員長 再開する。
 ご意見を求める。
○鈴木啓一委員 これは市川市南部、行徳、南行徳、妙典に総合病院の建設計画を求める陳情ということで、まず浦安市川市民病院、私は公設民営がいいと持論であった。公で建てて民間のノウハウで運営すると。ところが、公設民営ではなくて民設民営になったが、市川市が50億、浦安市が50億、約100億で大変なお金をかけて今建てている。銚子市は、市長が不信任案を出されて辞任したということで、これから東京ベイ・浦安市川医療センターは南部の基幹病院として、両市の後継医療病院としてきちんと機能すると思うし、市民に2.5次医療が必要だということで、これは市議会も対応しているわけである。これはやっぱりきちんとした対応で不採択をお願いしたいと思う。
○稲葉健二委員 今、市川市が南部に関して病院をこういう形でつくっているということ、プラス、病床が過剰であるということを委員長報告に明記して、委員長報告でなぜ不採択にしたかと言った上で不採択にしないと、ここでの議論が表に出てこないと、病院をつくるといいことを言っているのに、何で議会が不採択にするんだという形で思われたくない。僕は不採択がいいと思っている。
○加藤武央委員長 ほかにご意見はあるか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 採決する。
 本陳情を採択すべきものと決することに賛成の方の挙手を求める。
〔賛成者挙手〕
○加藤武央委員長 挙手なし。よって本陳情は不採択とすべきものと決した。

所管事務調査

○加藤武央委員長 お諮りする。
 所管事務の調査については、閉会中も引き続き調査することにご異議はないか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○加藤武央委員長 ご異議なしと認める。よって所管事務の調査については閉会中も引き続き調査することに決した。
 また、委員長報告の作成については正副委員長に一任されたいと思うので、ご了承願いたい。
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○加藤武央委員長 以上で健康福祉委員会を散会する。
午後4時15分散会

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