いちかわ市議会だより平成29年8月12日号

中山幸紀、ほそだ伸一（総括質問者）、佐藤ゆきのり、かいづ勉

空港への直行バス

問　市川市パスポートセンターが開設してから約1年が経ち、市民の評判もよく、とても便利になったとの声を聞く。ただ一方で、ＪＲ市川駅から羽田空港への直行バスは運行しているが、パスポートセンターを有する本市から成田空港への直行バスは運行していない。本市から成田空港までをつなぐ直行バスの誘致について、市の考えを問う。
答　本市から成田空港まで直行バスを運行する場合、複数の自治体間の連携やバス事業者を含む官民の協働が必要と考えている。現在、バス事業者としては成田空港への直行バスの運行予定はないが、市としては、採算性の観点から、利用者を確保できるＪＲ市川駅以外の駅を経由するルート等を、バス事業者と協議していきたいと考えている。


県道船橋行徳線

問　ＪＡいちかわ原木中山支店前の県道船橋行徳線はＳ字急カーブになっており、周辺の市民が危険だと懸念している。当該道路の整備内容、現在の状況及び今後について、市の見解を問う。
答　当該道路はＳ字カーブが連続しており、交差点が2箇所近接していることから、見通しの悪い状況となっている。平成22年には交差点に信号機が設置され、過去3年間、人身事故の報告はないが、道路改良を行うことで、より安全になるものと認識している。本交差点の道路管理者である県は交通量調査や測量等を行っており、29年度は本市や関係機関と調整を図りながら、道路設計を進める予定で取り組んでいる。今後、市としては市道との交差点もあることから、交通事故の防止及び交通の円滑化のためにも、県に協力していきたいと考えている。