いちかわ市議会だより平成30年5月12日号

松永修巳、鈴木雅斗（総括質問者）、金子正

クリーンセンター

問　次期クリーンセンターの建設計画が進められているが、煙突に市川市と分かるものを整備してＰＲすることはできないか。また、現クリーンセンターには小動物の火葬炉という近隣市にはない設備があるが、この火葬炉について市民からどのような意見があるか。
答　次期クリーンセンターのような大規模建築物は、景観上の配慮から周辺環境との調和を図る必要があることから、千葉県環境影響評価委員会や景観審議会等における有識者の意見を踏まえ検討していく。また、小動物火葬に対する市民の意見や感想としては、お礼の言葉や好意的な意見が多く、全国に誇れる事業の1つと自負している。

地域猫活動

問　本市における地域猫活動において、登録団体には猫の不妊等手術費が補助されるが、煩雑な団体登録手続を簡素化できないか。また、不要となったペット用具を寄付してもらい、猫の里親活動の支援の一環として貸与、供与する「ペットアイテムバンク」の設立について、市の見解を問う。さらに、猫の不妊等手術の助成に関して、市内病院の利用はどの程度あるか。
答　地域猫活動団体の登録手続については、平成29年度に要件の緩和と提出書類の様式変更等、活動団体の視点に立ち要綱の見直しを行った。「ペットアイテムバンク」の創設は里親支援の他、災害時においても有効であると考えられ、今後、アンケート調査を通じて必要性を確認していく。不妊等手術の助成に関しては、28年度実績で市内病院での施術が14％、市外が86％である。市内施術の実績向上には市内施術への助成金額の上乗せが有効であり、総合的な見地から判断する。