更新日: 2019年2月9日

いちかわ市議会だより平成31年2月9日号

一般質問(12月定例会)

こども・教育

学校給食費の集金事務
保護者に負担 早期の公会計化を望む
関係機関と調整図り実現に努めたい


金子貞作議員(日本共産党)

 現在、本市の多くの学校で給食費を現金で集金しているが、作業はPTAに丸投げされ、責任の所在等も含めて保護者の大きな負担となっている。国は教職員の多忙化解消等の方策として学校給食費の公会計化の必要性を示しており、本市でも一日も早く実施すべきである。市の見解を問う。
 学校教育費の公会計化は、教育委員会が集金業務を担うことで、教職員の多忙化解消や会計処理の透明化を図れるものと考える。未納者が増える心配もあるが、公会計化は進めるべきと考えており、関係機関・部署と調整を図りながら早期実現に努めていきたい。

保育所の利用申請
「落選狙い」 本市の対策は
国の見直し方針に準じ対応したい


宮本均議員(公明党)

 近年、全国的に育児休業の延長を目的とした、いわゆる「落選狙い」の保育所の利用申請が問題となっており、新聞等でも取り上げられている。本市も例外ではないと考えるが、現状及び今後の対策を問う。
 落選狙いの利用申請が行われる理由としては、育児休業の延長には保育所の利用ができないことが条件となっているためと認識しており、本市では約200名程度の申請があるものと推計している。今後は、国が保育所利用申請の手続きを見直す方針を打ち出していることに鑑み、国が示す方針に準じ、随時対応していきたいと考えている。

大柏川ビジターセンター
絵本コーナー拡充の考えは
施設特性生かし親しみやすいものに


湯浅止子議員(無所属の会)

 平成30年7月、大柏川ビジターセンター内に絵本コーナーが設置され、緑豊かな場所で親子が絵本に親しめる環境が整備された。より多くの親子に利用してもらえるよう、更に拡充していくべきと考えるが、今後の取り組みについて問う。
 絵本コーナーには現在約700冊が配架されている他、図書館職員が広場の芝生で絵本の読み聞かせを行う等、広々とした環境で親子が共に絵本に触れる機会を提供している。今後も、多くの利用につながるよう読み聞かせイベント等を通じて周知に努めると共に、施設特性を生かした親しみやすいコーナーとしていく。

児童虐待の防止
相談体制強化が急務 今後の対策は
支援拠点等の早期整備に努めたい


清水みな子議員(日本共産党)

 平成30年3月、目黒区で5歳女児の虐待死という痛ましい事件が発生した。本市でも児童虐待の相談件数は近年急増しているが、近隣市と比べ相談体制は脆弱であり、体制の強化が急務と考える。市の考えを問う。
 児童虐待の防止に関する体制について、国の緊急総合対策では市町村に「子ども家庭総合支援拠点」を設置し、職員体制及び専門性の強化を求めている。本市でも、国の指針に沿った支援拠点の整備を図ると共に、アウトソーシング等も視野に入れて相談体制の強化に向けた対策を関係部署と協議しており、早期の整備に努めたいと考えている。

幼・保・小学校防犯体制
幼・小への防犯カメラを設置すべき
設置を含め関係課と検討したい


大久保たかし議員(市川未来50年の会)

 現在、市内の公立保育園には施設内に防犯カメラを設置しているが、公立幼稚園には設置していないという。その理由は何か。また、小学校の施設の内外にも防犯カメラを設置すべきと考えるが、市の見解を問う。
  現在、公立保育園には、事故防止の目的で防犯カメラを各園に3台設置している。公立幼稚園では門扉の施錠等で対応しているが、カメラの設置を含め、関係課と協議していく。また、小学校の敷地内外には現在10校に17台のカメラがあるが、今後の設置については、近隣住民の肖像権等にも配慮した上で、学校から要望があれば随時検討したい。

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