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水木洋子市民サポーター活動の記録2

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更新日: 2018年11月5日
水木洋子市民サポーター活動の記録2
平成13年1月から活動を始めた水木洋子市民サポーターによる、平成13年度を中心とした活動の記録と、サポーターの熱い思いをつづった記録集。
平成14年8月のイベントに発行しました。

2002年8月発行
市川市文化部文化振興課 水木洋子市民サポーターの会 
A4 40ページ 無料頒布(送料200円)

内容抄録

特別寄稿 「純愛物語」の想い出 長岡輝子
(談) 内容はこちらから
「水木洋子市民サポーターの会」の設立をばねに 文化振興課長 小原みさ子
行政の体制も、平成14年度に、これまで企画政策部にあった「文化課」が、文化行政を総合的に推進するため、全国でも珍しい「文化部」に組織替えをしました。文化部は、文化事業を行う「文化振興課」、文化的なまちづくりを行う「文化まちづくり課」、国際交流事業を行う「国際交流課」の3課からなり、これにより、水木さんの顕彰も、資料整理といったソフト面に止まらず、水木邸の整備などのハード面についても、これまで以上に力を入れていける体制となったのです。さらに、資料整理・調査では、中央図書館、映像文化センター、歴史博物館などとも連携が図れつつあります。水木洋子市民サポーターの会の設立を大きなばねに、市川市の文化行政が新たなステップに進みつつあることを実感するものです。
ニューヨークで『浮雲』に出会った 石井敏子
5月「サポーターの会」が発足した。積極的に関わるようになった反面、会としての責任の重さも感じ、ただ資料を見ながら至福の時を過ごしているだけでは済まなくなった。明らかになった資料や水木先生の伝記にかんする情報など、会員の中での資料の取り扱い、情報の共有と公開の方法。またプライバシーの問題など意見交換し共通認識にしなければならない課題も見えてきた。簡単な会報なども必要かもしれない。
映画「キクとイサム」でサポーターに 石川俊雄
サポーターとして、私はこれまで映画雑誌や文芸雑誌等から、雑誌目録作成用データをピックアップする作業をしてきました。時々、オヤ!といった思わぬ発見もあり、この作業もナカナカのもの。私にとってサポーターの原点は、「キクとイサム」にあります。
あの時代から21世紀を生きる 渡辺正敏
人はふうっと過ぎさったあの時代に思いがよぎる時、あの忌まわしい第二次世界大戦がポツダム宣言の受諾で終わり、紙一重で自分の運命がどう変わるかも知れない時代を生きた、空襲、食べる、という人間の一番基本的な生活体験の実感から、そんな青春時代にあって、ふと新聞の映画評に目がとまり、それが、「また逢う日まで」水木洋子、作品との出会いでした。
市民サポーターの会に参加して 内田友子
雑誌を中心に水木さんの執筆や対談、写真の掲載などをカード化する作業をしています。映画、演劇大好きの私は、心が躍る思いでページを捲りますが手を停めないように斜め読みで次に進みます。雑誌も古いのから10年前位のものまで、経済、女性、服飾、総合、文芸、映画と多方面に渡り、時代を鋭く観察し、人間全体を優しい眼で見つめていたことは想像に難くありません。
ひとひらのたのしみ! 大隅裕子
水木作品を全然知らない世代にとっては、ステンドグラスの隙間からさす光の兆はしとなるであろう鑑賞会を多く催し、原作、シナリオのもつ意義を考える会を作っていきたい。
「水木さんの人と仕事」をどう語り継ぐか 加藤 馨
水木さん直筆の略歴、作品歴、受章歴を参考に、映画シナリオ、演劇脚本、ラジオドラマ、テレビドラマの4分野に分けることから始めました。さらに作品ごとに直筆原稿、印刷台本、下書き、資料などを封筒に一括、発表年代順に並べてロッカーに納めて行く作業です。……一覧表を作って、タイトル数を調べてみました。映画シナリオ=43本(未映画化も含む)、演劇脚本=42本(習作を含む)、ラジオドラマ=105本、テレビドラマ=51本(未発表作も含む) 〔2002年6月現在〕。
「水木洋子市民サポーター」活動2) 蔵本妙子
1) 第二段階として、ますます専門分野の方々のご協力を必要とします。是非、専門、資格、経験を持たれているサポーターの方も申し出を。 2) 社会の先読みされていた水木さん自身について語れる人を下調べして迎えたい。 3) 今の水木邸で可能なものから、<連絡会>的な組織を作り、シナリオ教室(将来は文芸賞などへと)、地区自治会員の文化文芸の発表の場などに。 4) 専門的活動に入る時は、今後も少し時間を取って勉強会を持ちたい。
三月会(戯曲研究会)での水木さん 堀江史朗氏からの聞き取り 佐々木正枝
 内容はこちらから
夢いっぱい サポーターの記録 佐瀬信行
書斎の枕元には探偵小説が並んでいて、ベッドに横たわりながら探偵小説に読みふけられたかも、また谷口千吉のメモ、注意書きを見て1年近く結婚生活していたことなどを再認識。図書館作業の中では、雑誌の身の上相談で高慢な女房とは離婚してしまえ、と率直な助言。経歴書など諸資料からは優秀な成績を収めシナリオ作家としてラジオ小説分野に活路を見い出し、それに向かって全力疾走、数々の賞を受賞された栄光の日々が浮かび上がってきました。
「水木洋子」市民サポーターとして (五月より着物の風通しをする) 佐藤悦子
桐箪笥四棹にぎっしり入った着物は、長年風通しをしてないので重く感じ、干すのは大変です(天気との戦いです)。部屋の柱の上に洗濯竿をかけて、一枚一枚ハンガーに通して、朝干したものは、先に名前と番号を付けて、色、柄、書いて着物畳紙に入れていきます(前に使った畳紙もそっとしておく)。水木先生が使ったものだから大切にしたいです。
サポーターをしながら、学ぶこと 高橋三郎
手紙やハガキはもちろん水木さん宛のもの、自筆のものはありません。私信も混じっていますが、彼女の作品に関しても感想、意見、お礼、お願いなどが多いようです。めずらしいものでは、パール・バックからの便り。「東京訪問の時、お会いしたい」と。これらの便りは、水木さんの人にプレゼントするのが大好きな人柄、男まさり(?)の気の強い生活を浮き彫りにしているようで興味深いものです。これらを分野別に整理し、五十音順にファイルしました。
水木さんとショッピングカー 高原恭子
或る時、水木さんを知っている人に、「もっと早い時期に、読書会へゲストでお呼びしたかった。」と、話すとやはりそう思っていたのか、「いやよ!うまく行って当たり前、悪かったら、大変よ。」と、言われたそうな。納得である。……活躍された時代を共有でき、生原稿や友人からの直筆の手紙などを間近にし、高ぶる思いが一杯である。……お住まいの完全保護と、次世代への橋渡し、特に戦争を知らない子供達へ、作品を通し伝えて行きたい。其の為にも、常設館を持ちたいと願っている。
水木洋子市民サポーター活動に参加して(その2) 長崎 宏樹
パソコンを使ったデータベース構築の経験と写真の趣味が活かせたらよいなと考えて参加したわけですが、幸いこの一年間で水木邸内所蔵の書籍(約八百冊弱)のデータベース化はほぼ終了することが出来ました。これはサポーター全員による書籍内容のカード化作業と五名程の方が、自分のパソコンでデータの入力にご協力下さった協同作業の成果であります。次は中央図書館保管の雑誌・シナリオ類のデータベース化に取り組むことになります。ここまでのところ写真の趣味が活かせる場はあまり出てきませんでしたが、必要になったら写真画像等のデジタルデータベース構築も出来たら良いなと思っています。
「いよいよ本丸へ・・・」 星野亘良
作品の土台となっている新聞切り抜きや原資料などに出会えると幸せな気分になる。これからが本当に気を使わなければならない大事な仕事になると思っている。膨大な資料が、作品との関連で整理されて、市内や全国の次代のシナリオライターの成長に役立ったら・・・と夢みている。
水木洋子の日本女子大学時代 松本圭子
 内容はこちらから
「知らなさすぎた水木洋子」への謎解きの旅 吉田陸夫
水木さんが寝ながら読んだと思われるベッドの足元の本棚に、昭和30年頃の創元社版の海外ミステリーの翻訳物の初版がそろっています。昭和30年代というと水木さんが45歳〜50歳です。その時代はシナリオの仕事も時期でもあり、又その年齢の女の方が忙しい中に暇をみつけながら海外ミステリーを読み漁っていたのかと非常に嬉しくなりました。
お帰りなさい 水木さん 中能淳子(文化振興課)
昨年の穏やかな秋の一日、わずかな時間ではあったが、水木洋子さんが自宅に戻られた。その日は、私たちが考えていたよりも早く実現した。これも多くの方々のご協力によるものである。水木さんには、改修工事を終えた現在のご自宅の様子、そしてサポーターの皆さんの活動はどのように映ったのだろう。そして久しぶりに我が家に温かなぬくもりを感じてもらえただろうか。その答えはわからないが、私たちに残された水木さんの微笑みは、何よりのプレゼントだった。
市民サポーターと歩みをともにできると行政の体制づくりへ 根岸英之(文化振興課)
水木さんに興味を持ってくれる市民サポーターの輪を広げるのも一つであろう。それとともに、文化振興課、図書館、映像文化センター、歴史博物館など、関わり深い部署が連携し合える行政の体制づくりを進めるか、より専任できる組織作りをする時期に来ているのではなかろうか
市民による水木さんの思い出と活用案
水木洋子氏に関する経緯
水木洋子市民サポーターの活動の歩み2
水木洋子市民サポーターの会設立趣意書 設立総会議事録 水木洋子市民サポーターの会会則
資料:『市川よみうり』2002年6月1日号「水木洋子さんの業績をたどる 有志集い市民サポーターの会を設立」 『読売新聞』2002年8月5日号(千葉版)「シナリオ作家、水木洋子さん所蔵の貴重資料 市民が整理に活躍」
水木洋子さんの暮らした家
「純愛物語」映画鑑賞会プログラム
水木洋子資料展 主な出展目録
八幡街回遊展プレイベント シナリオ作家/水木洋子の世界 ちらし
水木洋子氏 プロフィール
代表作品一覧
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市川市文学ミュージアム
(市川市 文化スポーツ部 文化施設課)
〒272-0015
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