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教育長室からのお知らせ No.28(平成29年11月)

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更新日: 2017年11月22日
 錦秋の候、山々の彩に加え、学校の銀杏も色づき、秋の深まりを一層感じられるようになりました。校庭の銀杏の落ち葉と戯れる子どもたちの楽しそうな姿が目に浮かびます。四季を味わえる暮らしは、心を豊かにしてくれます。真間山や里見公園の紅葉も見頃を迎えるようですので、小春日和、紅葉狩りを兼ねて、散策に出かけてみたいと思います。

 さて、文化・芸術が薫る11月。今年も「市川市子ども作品展・新聞展」が、市川市文化会館で開催されました。私も、各幼稚園・学校で選ばれた2400点を超える図工・美術、技術、家庭、書写、新聞の秀作・力作の数々を拝見しましたが、子どもたちの豊かな独創性と表現力には、思わず、何度も足を止めて見入ってしまうほどでした。また、ご来館いただいた保護者・地域の方々からも、子どもたちの努力や作品の出来栄えに対して、多くの賞賛や励ましのご感想をいただきました。ありがとうございました。

 さらに、この秋、各小・中学校では、「地域に開かれた学校づくり」の一環として、多くの学校でオープン・スクール・デーを実施しています。子どもたちが、多くの友だちと共に、目を輝かせながら学んでいる姿も、ぜひ、ご覧になっていただければと思います。
 
 さて、ご承知の通り、平成19年4月に特別支援教育が制度化されてから、10年が経過しました。この間、市川市では、子どもたちが「自分らしく」学び、「自分らしく」社会参加していくために、そして、様々な人々が個性を認め合い、生き生きと活躍できる共生社会の実現を目指して、特別支援教育を推進してきました。例えば、特別支援教育の視点を生かした「わかる授業」づくりは、市内の各学校で実践が積み上げられてきました。
 また、校内委員会の設置や特別支援教育コーディネーターの配置をはじめ、市川スマイルプラン(個別の教育支援計画)や個別の指導計画の作成・活用を通して、一人一人の教育的ニーズとライフステージに応じた一貫した支援体制を整備してきました。これらは、この10年間の歩みにおける、市川教育の大きな成果であると考えています。

 一方、国では、平成24年7月に文部科学省中央教育審議会から「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進」が報告されました。この報告の中では、(1)障害の有無にかかわらず、すべての子どもたちがその多様性を認め合いながら、その力を存分に発揮して、共に生活する共生社会の実現のために、特別支援教育が重要な役割を果たすこと。(2)障害のある子どももない子どもも、可能な限り同じ場で教育を受けることが望ましいこと。(3)個別の教育的ニーズのある子どもに対しては、連続性のある多様な学びの場を用意すること。そして、(4)基礎的環境整備の推進と個別に必要な合理的配慮を提供すること、等について言及しています。

 市川市教育委員会では、上記報告並びにこれまでの本市の成果と課題を踏まえ、今年度4月に「市川市特別支援教育推進計画(第2期)」を新たに策定しました。一人一人の子どもたちが、授業内容がわかり、学習活動に参加している実感や達成感を持ちながら、充実した時間を過ごし「生きる力」を身に付けられるよう、今後もインクルーシブ教育システムの構築に向け、学校支援のさらなる充実を図って参ります。

 保護者・地域の皆様には、今後とも、ご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

                                                         教育長  田中 庸惠
 
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