更新日: 2025年11月10日
家庭系ごみ質分析調査の結果
目的
本調査は、市内で収集した燃やすごみ及び燃やさないごみの組成を把握し、一般廃棄物処理基本計画策定等の基礎資料を得ることを目的としています。
調査内容
令和6年度は、燃やすごみ2箇所(住宅地区1箇所・商業地区1箇所)、燃やさないごみ1箇所(住宅地区1箇所)を調査対象地区として選び、収集車でクリーンセンターに搬入されたごみについて組成等の分析調査を実施しました。
調査方法
燃やすごみ
調査対象地区から収集された燃やすごみを、クリーンセンター内プラットホームに敷いたシート上に降ろし、四分法で約200kgまで縮分した後、見掛け比重の測定および組成の分析調査をしました。
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燃やさないごみ
調査対象地区から収集された燃やさないごみを、クリーンセンター内プラットホームに敷いたシート上に降ろし、大きなごみを取り除いた後、四分法で約250kgに縮分したものについて見掛け比重の測定および組成の分析調査をしました。
調査結果
燃やすごみ
燃やすごみの組成は、紙類が42.6%、生ごみが20.3%、プラスチック類が20.5%となっており、これら3品目の合計は全体の約83%を占めています。(湿った状態での重量割合)
ごみの減量を進めていくためには、燃やすごみに占める割合の大きい「紙類」「生ごみ」「プラスチック類」の減量対策が重要となります。
<燃やすごみの組成(重量比)> ※湿重量ベース
※項目ごとに四捨五入しているため、合計値が合わない場合があります。
※令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により調査は実施していません。

ごみの減量を進めていくためには、燃やすごみに占める割合の大きい「紙類」「生ごみ」「プラスチック類」の減量対策が重要となります。
<燃やすごみの組成(重量比)> ※湿重量ベース
| 年度 | R1年度 | R3年度 | R4年度 | R5年度 | R6年度 | |
| 可燃分 | 可燃分 合計 |
99.4% | 99.5% | 98.8% | 98.7% | 98.8% |
| 生ごみ (厨芥類) | 30.9% | 35.4% | 27.0% | 31.1% | 20.3% | |
| 紙類 | 37.0% | 33.8% | 37.9% | 40.4% | 42.6% | |
| プラスチック類 | 11.0% | 16.0% | 16.5% | 17.0% | 20.5% | |
| 布類 | 10.6% | 4.3% | 4.3% | 2.7% | 3.9% | |
| その他 | 9.9% | 10.0% | 13.1% | 7.5% | 11.5% | |
| 不燃分 | 不燃分 合計 |
0.7% | 0.5% | 1.2% | 1.3% | 1.2% |
| 金属類 | 0.4% | 0.2% | 0.4% | 0.3% | 0.5% | |
| ガラス類 | 0.1% | 0.1% | 0.3% | 0.3% | 0.1% | |
| その他 | 0.2% | 0.3% | 0.5% | 0.7% | 0.6% | |
※令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により調査は実施していません。

燃やすごみに含まれている資源物
燃やすごみの中には、「紙類」や「プラスチック製容器包装類」など分別すれば資源化できる可能性のあるものが約34%含まれています。
特に、包装紙、紙袋、菓子箱、ハガキなどの「雑がみ類」が11.8%、ボトル、トレイ、カップなどの「プラスチック製容器包装」が14.3%で高い割合となっています。
特に、包装紙、紙袋、菓子箱、ハガキなどの「雑がみ類」が11.8%、ボトル、トレイ、カップなどの「プラスチック製容器包装」が14.3%で高い割合となっています。

ごみ減量のポイント
ごみの減量・資源化をさらに進めていくためには、「雑がみ」「プラスチック製容器包装」の分別徹底と、「生ごみ」の減量が重要となります。
以下のページで「雑がみ」「プラスチック製容器包装」の分別方法と、「生ごみ」の減量方法をご紹介しておりますのでご覧いただき、ご協力をお願いいたします。
○「雑がみ」の分別について
○「プラスチック製容器包装類」の分別について
○「生ごみ」の減量方法について
※全て、市の公式ホームページ内です。
以下のページで「雑がみ」「プラスチック製容器包装」の分別方法と、「生ごみ」の減量方法をご紹介しておりますのでご覧いただき、ご協力をお願いいたします。
○「雑がみ」の分別について
○「プラスチック製容器包装類」の分別について
○「生ごみ」の減量方法について
※全て、市の公式ホームページ内です。
燃やさないごみ
燃やさないごみの上位3区分は、「金属類」44.9%、「プラスチック類」28.4%、「陶磁器類」11.5%であり、この3種類で全体の約85%を占めています。
なお、「プラスチック類」28.4%のうち、燃やすごみに分別すべき「プラスチック製の商品(ハンガー、おもちゃ など)」が5.3%を占めています。
※プラスチック製の商品のうち大きいものなどは、「大型ごみ」となります。
<燃やさないごみの経年変化(重量比)>
※項目ごとに四捨五入しているため、合計値が合わない場合があります。
※令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により調査は実施していません。
なお、「プラスチック類」28.4%のうち、燃やすごみに分別すべき「プラスチック製の商品(ハンガー、おもちゃ など)」が5.3%を占めています。
※プラスチック製の商品のうち大きいものなどは、「大型ごみ」となります。
<燃やさないごみの経年変化(重量比)>
| 年度 | R1年度 | R3年度 | R4年度 | R5年度 | R6年度 | |
| 不燃分 | 不燃分 合計 |
74.5% | 77.5% | 78.1% | 92.3% | 69.7% |
| 金属類 | 41.3% | 32.9% | 50.4% | 59.4% | 44.9% | |
| 陶磁器類 | 19.2% | 24.2% | 16.0% | 10.3% | 11.5% | |
| ガラス類 | 10.7% | 17.1% | 9.2% | 18.0% | 9.2% | |
| その他 | 3.3% | 3.2% | 2.5% | 4.6% | 4.1% | |
| 可燃分 | 可燃分 合計 |
25.5% | 22.5% | 21.9% | 7.7% | 30.3% |
| プラスチック類 | 23.7% | 21.9% | 18.9% | 6.4% | 28.4% | |
| 草・木・竹類 | 0.7% | 0.2% | 1.5% | 0.2% | 0.3% | |
| 紙類 | 0.5% | 0.3% | 1.0% | 0.6% | 0.5% | |
| その他 | 0.6% | 0.1% | 0.5% | 0.5% | 1.1% | |
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情報の問い合わせ
市川市 環境部 総合環境課
〒272-8501
千葉県市川市南八幡2丁目20番2号
- 計画管理グループ
- 電話 047-712-5781
FAX 047-712-6320(各グループ共通) - 推進グループ
- 電話 047-712-5782
- 廃棄物計画グループ
- 電話 047-712-6305