更新日: 2024年7月1日
市川市のあゆみ 第8回 昭和41年4月1日号
市川市市制施行90周年を記念して、市川市の歴史を広報いちかわで振り返る全32回の連載企画です!第8回の今回は、昭和41年4月1日号の中から選りすぐりの記事をお届けします。
市川市のあゆみ 読み方のご案内
- 紙面から市職員が選んだ、発行当時の様子がわかる興味深い記事を2つ掲載します。
- 古くて読み取れない場合もあるため、2つの記事にはそれぞれ職員が書き起こした文章を掲載します。
- 古い文章については平易な文章に直している場合があります。直し方が正しくない場合もあるかと思いますが、読みやすさを優先させていただきますのでご了承ください。
- アクセシビリティツール「FACIL'iti(ファシリティ)」をご利用いただけます。ページの見た目を、視覚・動作・認識でお困りの症状をお持ちの方にとって、見やすく、使いやすいように変換するサービスです。使い方はアクセシビリティツールをご覧ください。その他、お手元の端末での読み上げソフトをご活用いただくことで、文章の読み上げにも対応しています。
- 市川市中央図書館にて過去の広報の全紙面をご覧いただけます。ただし、一部欠号がありますのであらかじめご了承ください。
大地震になったら あなたはどうしますか
地震をよく見きわめて
地震が発生して一番危険なことは、屋外に飛び出すことです。まず、地震の大きさをよく見わけて、最初に地鳴りがする場合は比較的大きな地震です。
大地震のときはこのように
地鳴りがしてから大地震になるまでには五秒~十秒の時間がありますから、その間に火を消して風呂場、便所などのような比較的柱の多いところに避難し、もし外に出るようなら必ずふとんを頭の上にのせて出るようにしましょう。二階以上の建物にいる場合は、おちついて机の下とか、タンスのわきに身を寄せて、少しでも建物の柱の下敷きにならないよう心がけましょう。また、鉄筋造りの建物は、どんな地震でも絶対につぶれたり倒れたりすることはなく傾く程度です。ただ、階段には近寄らないようにしましょう。
防災計画の一部を修正
市の地域のなかで大きな災害が発生した場合に備えて市では毎年防災計画をたてておりますが、今年は水防と消防の活動を中心に、より早く、より完全な救助ができるようにと、防災計画の一部をなおしました。この計画は、地震、台風、豪雨、火災などのすべての災害から市民を守るためにつくられたもので、非常災害がおこったときの準備万端(避難所救護所、応急住宅、医療対策から防疫計画まで)を定めてあります。
「一一九番」火災専用電話の正しいかけ方
本年三月十日までに市川市に発生した火災件数は三二件、救急出動件数は二九六件になっております。これらはほとんどが「一一九番」火災専用電話により消防署に通報されますが火災救急とも一時を争う緊急事態であるため、あわてて通報先の電話番号「一一九番」を忘れたり間違えたりして通報の遅れる例が多いようです。そこで今月は火災、救急時に一秒でも早く正確に消防署に通報していただくため、「一一九番」火災専用電話の正しいかけ方についてお知らせいたします。
一、「一一九番」で通報する場合は落ち着いて火災、救急の別、町名地番、付近の目標となる大きな建物の名称をはつきりとつたえ、自分の住所、氏名をいつてください。そして消防署の方で「はいわかりました」といつてから電話を切つてください。
二、赤電話(委託公衆電話)の場合は委託者に火事または救急車である旨を話せばカギを横に倒してくれます。それから普通の電話と同じく局番なしの「一一九番」で消防署につながります。この場合十円玉を入れてもカギを横に倒さないとベルは鳴りますが、受話器を取っても消防署では受信できません。しかし、消防署よりの言葉は通報者に聞こえ、消防署へ通じたと思い電話を切つてしまうおそれがありますので、必ず委託者に火事または救急の旨を話しカギを横に倒してもらい通報してください。
三、一般加入電話の場合は局番なしの「一一九番「その他の公衆電話の場合は電話器の右上にある緊急電話を廻し通報してください。
四、火災発生時に「一一九番」をかけて火事はどこでしようとかの問い合わせが多くありますが、「一一九番」は緊急電話ですから火災救急等が発生した場合にかぎり通報していただき、他の問い合わせ事務連絡等は二三局二一一六番にお願いいたします。
担当職員より
1面では、地震についての特集が掲載されていました。どの時代でも、いつ起こるかわからない災害への備えは大切なことだということですね。この年にも水害は起きており、その対策を施している写真が広報広聴課に残っていました。今回のサムネイル写真がその様子です。現在の排水機能や堤防などが発達したのは、この時代の方々の努力の賜物だと実感しました。
毎年6~10月の期間は、梅雨の大雨や台風による大雨で河川が増水しやすい時期であることから「出水期」と呼ばれています。その時期にあわせ、本市の広報でも防災についてのさまざまな特集を組んでいます。
今年は5月18日号で、水害をテーマに身を守るための備えについて紹介しています。過去の広報いちかわは、市公式Webサイト(Web版/PDF版)で公開しておりますので、ぜひご覧ください。
また、広報いちかわは月2回(第1・3土曜日)に発行しており、新聞折り込みや公共施設・銀行・商業施設などでの配布を行っているほか、アプリでの配信、点字広報や声の広報、ご希望があればご自宅への配送など、時代に合わせ多様な方法で市政の情報をお届けしています。詳しくは広報いちかわの発行案内(配布方法など)をご確認ください。
つかれをなくす体操
- 跳躍運動
両脚で、軽くとびながら前進をゆさぶり(8呼間)、次にとびながら両手で体側をたたく(8呼間)運動。 - 呼吸運動
足を横に開いて腕を前で交差して胸をゆるめ、つづいて腕を後ろ斜め下に開いて呼吸運動。8呼間2回。 - こすりあげる運動
足首から胸のあたりまで4回すりあげ(からだを起こすときは手をすりあげるようにする)起こして後ろにそり、前に2回まげる運動)。8呼間2回。 - 肩まわし
腕を横にあげ、ひじをまげて肩を大きく前と後ろにまわす運動。8呼間2回。 - 首の運動
首を前と後ろ(8呼間)、左と右(8呼間)にまげ、つづいて左と右にねじり(8呼間)左右に大きくまわす(8呼間)運動。 - からだをたたいて横にまげる運動
両手で体側をたたきながら、からだを左にまげ、つづいてその姿勢から反対側を同様に行なう運動。8呼間2回。 - 腰をたたいてまげる運動
足を横に開いて膝を少しまげ、膝のバネを使ってからだをゆすりながら、手で腰を4回たたき、次に後ろにそらす運動。8呼間2回。 - からだをねじる運動
腕を左からふってからだをねじる運動。腕はからだにまきつけるようにする。次に右から行なう。8呼間2回。 - からだをまわす運動
膝を少しまげて反動を使って、からだを大きく左右にまわす。最後は直立姿勢となる。8呼間2回。 - 手足の運動
腕を横にふって、かかとをあげ、膝をなかばまげのばす運動。8呼間2回。 - 深呼吸
腕を前で交差して胸をゆるめ、腕を後ろ斜め下に開く、8呼間2回。最後は直立姿勢となる。
担当職員より
5面では、つかれをなくす体操が掲載されていました。
内容を見ていると、ある体操が頭に浮かびました。そうです、ラジオ体操です。
学生の頃、体育の授業の準備体操で毎回ラジオ体操をしていたことを思い出します。
順番は違えど、ラジオ体操の中にこの1~10の体操がありますよね。
ラジオ体操は昭和3年(1928年)に昭和天皇の即位を記念して製作された「国民保健体操」が、ラジオで放送されたことがきっかけで、「ラジオ体操」と呼ばれるようになったそうで、現在、みなさんに一番馴染みのある「ラジオ体操第1」は、昭和26年(1951年)に始まった3代目のラジオ体操だそうです。
最近はあまりラジオ体操をする機会が少なくなっているかもしれませんが、健康にとって大切な体操なことがよくわかります。
ゴールデンウイークが終わり、また日々の疲れがたまってきたこの時期に、つかれをなくす体操で健康になり、みなさんで健康寿命日本一を目指しましょう。
本市では、健康寿命日本一のまちをスローガンに、健康寿命の延伸に向けたさまざまな取り組みを行っています。
その中の取り組みの1つである市内を歩いて・測って健康ポイントを貯めるArucoでは、参加者を大募集しています。市内を歩いたり、市内20カ所に設置している体組成計や血圧計で手軽にご自身の身体に関するデータを測定し、自身の健康状態の維持・増進のモチベーションアップに活用しませんか。詳しくは市公式Webサイトでご確認ください。
読み上げソフトのご案内
一般的なOS(Windows、macOS、 ChromeOS 等)には、標準搭載の音声読み上げ機能(スクリーンリーダー)が用意されており、画面の情報を読み上げることができます。
Windows ナレーター
起動:Windowsロゴキーを押しながら、Ctrl+Enterキーを同時に押す
停止:もう一度 これらのキーを押す
ナレーターの詳細なガイド(Windows 11,Windows 10)(外部サイト)
macOS VoiceOver
起動:Command+F5キー
停止:いづれかのキーを押す。
VoiceOver ユーザガイド(macOS Ventura用)(外部サイト)
ChromeOS ChromeVox
起動: Ctrl+Alt+Z キー
停止:もう一度 これらのキーを押す。
(注)タブレットの場合、音量小と音量大のボタンを同時に 5 秒以上押し続けると、ChromeVox が有効になったことを示す音声が鳴ります。そのままボタンを押し続けると ChromeVox の読み上げが開始されます。
このページに掲載されている
情報の問い合わせ
市川市 市長公室 広報広聴課
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- 電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
- 政策プロモーショングループ
- 電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764