更新日: 2024年10月4日
市川市のあゆみ 第26回 平成13年4月7日号
市川市市制施行90周年を記念して、市川市の歴史を広報いちかわで振り返る全32回の連載企画です!第26回の今回は、平成13年4月7日号の中から選りすぐりの記事をお届けします。
市川市のあゆみ 読み方のご案内
- 紙面から市職員が選んだ、発行当時の様子がわかる興味深い記事を2つ掲載します。
- 古くて読み取れない場合もあるため、2つの記事にはそれぞれ職員が書き起こした文章を掲載します。
- 古い文章については平易な文章に直している場合があります。直し方が正しくない場合もあるかと思いますが、読みやすさを優先させていただきますのでご了承ください。
- アクセシビリティツール「FACIL'iti(ファシリティ)」をご利用いただけます。ページの見た目を、視覚・動作・認識でお困りの症状をお持ちの方にとって、見やすく、使いやすいように変換するサービスです。使い方はアクセシビリティツールをご覧ください。その他、お手元の端末での読み上げソフトをご活用いただくことで、文章の読み上げにも対応しています。
- 市川市中央図書館にて過去の広報の全紙面をご覧いただけます。ただし、一部欠号がありますのであらかじめご了承ください。
乳幼児の医療費助成 3歳児の入・退院も対象に
生まれて間もない赤ちゃんから小学校就学前のお子さんは、何かとお医者さんにかかる機会が多く、保護者にとって医療費の支出は大変です。そこで、市ではできるだけ保護者の負担を少なくするため、これらの乳幼児の入院や通院にかかった医療費を助成しています。新年度からこの制度をさらに充実させ、これまで二歳までだった「入院と通院」の医療費助成を所得制限を設けて三歳まで拡充しました。なお、新制度の対象となるのは平成十三年四月保険診療分からとなります。
3歳以外はこれまでどおり
医療費助成の対象となるのは、市内にお住まいの零歳から小学校就学前のお子さんで、国民健康保険や社会保険などに加入しているかたです。ただし、ほかの法令による医療制度(生活保護法による医療扶助、母子等の家庭に対する医療費助成、重度心身障害者に対する医療費助成など)の助成を受けているかたは対象となりません。
新制度では、これまで一~二歳しか対象となっていなかった「入院と通院」の医療費を三歳児まて拡大させて助成します。四歳から就学前までの乳幼児はこれまでどおり七日以上の継続した入院費のみ助成します。
実際の助成額は、別表のとおりです。
なお、健康診査料、薬の容器代、差額ベッドなど保険のきかないものや交通事故など第三者によるものは対象となりません。
2年以内に月単位で申請を
申請は、医療機関等にかかってから二年以内に月単位で左記の窓口で手続きしてください。数力月分をまとめて申請することもできます。
助成金は、申請後おおむねニ~三カ月で指定された銀行口座に振り込みます。
- 申請窓口
- 保健センター、南行徳保健センター、市役所国民健康保険課、行徳支所福祉課、大柏出張所
- 申請に必要なもの
- (1)市指定の医療費証明書(受診した翌月に医療機関で発行。他市の医療機関の場合は氏名・保険点数が明記されている領収書)
(2)健康保険証
(3)保護者名義の銀行口座番号がわかるもの(郵便局は不可)
(4)申請に出す医療費の前年の世帯全体の所得税額がわかるもの(源泉徴収票、確定申告書の控えなど)申請すると、その年の十二月診療分まで有効の「市川市乳幼児医療費助成申請確認書」を発行します。次回からは同確認書と市指定の医療費証明書だけで申請ができます(有効期問内であれは郵送での申請も可)。なお、同確認書の更新には新しい源泉徴収票などが必要です。
※確定申告などで医療費の領収書が必要なかたは原本とコピーを提出してください。原本は、申請済みの印を押してお返しします。
担当職員より
平成13年当時の乳幼児医療費助成制度の記事をご紹介いたしました。「入院と通院」の医療費が三歳児まで拡大されており、広報紙の一面に大きく取り上げています。当時は対象年齢は小学校就学前まででしたが、現在は令和5年4月より、さらに対象が高校生相当年齢までに制度を拡大しました。さらに、令和5年8月から同一医療機関で同一月の受診においては入院11日、通院6回以降は自己負担金無料に制度が拡大されました。平成13年と比べると大きく医療費助成制度が拡大され、子育てしやすい環境に変わってきていることを実感します。現在の制度の詳細については子ども医療費助成制度をご覧ください。その他、市が行っている主な子育て支援制度についてはいちかわ発子育て未来プロジェクトをご覧ください。
真間5丁目 芳澤さんから土地など寄贈
このたび、真間五丁目にお住まいの芳澤月恵さんから、敷地約三千三百平方メートルの自宅と美術品の寄付の申し出を受けました。
寄付される予定の自宅は、鉄骨二階建て延ベニ百三十一平方メートル。美術品は掛け軸や工芸品など約四十点、広大な庭には、百種類以上の樹木が茂り、近所でも評判の美しい庭園となっています。芳澤さんは、「百樹園」と名づけた庭と美術品を生かした「ガーデンギャラリーとして市民に開放してもらいたい」という意思であり、市では寄贈者の意向を最大限に尊重して、地域の美術ギャラリーとして整備していく予定です。(文化課)
寄付をされるかたへの優遇措置
- 個人の場合は所得税・市県民税が寄付金控除の対象となります。
- 法人の場合は寄付金額を損金参入することにより法人税・法人事業税・法人市民税が減額されます。
担当職員より
現在の市川市芳澤ガーデンギャラリーが開設される基となった寄附の記事をご紹介しました。芳澤ガーデンギャラリーは、「寄贈者の意向を最大限に尊重して、地域の美術ギャラリーとして整備していく予定」という言葉通り、庭園を活かした美術館として平成16年9月に開設しました。市民に愛される文化施設として現在もさまざまなイベントや展覧会等が行われています。詳しくは芳澤ガーデンギャラリーをご覧ください。
読み上げソフトのご案内
一般的なOS(Windows、macOS、 ChromeOS 等)には、標準搭載の音声読み上げ機能(スクリーンリーダー)が用意されており、画面の情報を読み上げることができます。
Windows ナレーター
起動:Windowsロゴキーを押しながら、Ctrl+Enterキーを同時に押す
停止:もう一度 これらのキーを押す
ナレーターの詳細なガイド(Windows 11,Windows 10)(外部サイト)
macOS VoiceOver
起動:Command+F5キー
停止:いづれかのキーを押す。
VoiceOver ユーザガイド(macOS Ventura用)(外部サイト)
ChromeOS ChromeVox
起動: Ctrl+Alt+Z キー
停止:もう一度 これらのキーを押す。
(注)タブレットの場合、音量小と音量大のボタンを同時に 5 秒以上押し続けると、ChromeVox が有効になったことを示す音声が鳴ります。そのままボタンを押し続けると ChromeVox の読み上げが開始されます。
このページに掲載されている
情報の問い合わせ
市川市 市長公室 広報広聴課
〒272-8501
千葉県市川市八幡1丁目1番1号
- 広報グループ
- 電話 047-712-8632 FAX 047-712-8764
- 広聴・Webグループ
- 電話 047-712-8633 FAX 047-712-8764
- 政策プロモーショングループ
- 電話 047-712-6994 FAX 047-712-8764