更新日: 2023年1月10日

記者会見(令和2年2月27日)

概要

開催日時:令和2年2月27日(木曜)午前10時

場所:市川市役所 
 
主な項目会見
(1)市内の公立小中学校・公立幼稚園の休校・休園について
(2)一部公共施設の閉鎖について
(3)新型コロナウイルスに関連するお知らせ
・市民窓口の対策について
・保健所への職員派遣について
・国からの専門員派遣について
 
【市長説明概要】
 市川市は、1月28日に新型コロナウイルス対策本部を立ち上げ対応を行ってきたところですが、昨晩、市内の公立小中学校、公立幼稚園の休校、休園を、2月28日から3月12日までの2週間の休校、休園を決定いたしました。対象校は、小学校38校、中学校15校、義務教育学校1校、特別支援学校1校、幼稚園6園の計61校です。
 お伝えしたいことは、現在児童の中に新型コロナウイルスの感染者が確認されたわけではありません。また、教職員も同様です。
 ただ、先般市内から3名の感染者が確認された事を受け、我々で様々な調査を行った中で、このジムの利用者が教職員の中にいるということで、やむを得ず、先回りしてこの学校の休校、休園を決めました。現在、明白な危機があるわけではありませんが、子どもたちの健康、命を第一に考えまして苦渋の決断をしたところです。
 卒業式に関しましては、卒業生と保護者のみで実施する予定で、休校期間中の対応については、家庭学習を促しまして休校明けに補修を検討しているところです。当然、教職員の皆さんは、仕事が休みになるわけではなく、家庭訪問等こどものケアに鋭意対応していくところであります。とりわけ卒業間近、卒園間近の6年生、中学3年生の気持ちを思いますと、卒業前の大切な時期で、思い出作りのとてもよい時期です。そこの時期にあたってこういう決断をしなければならないのは、誠に心苦しいところですが、正しく恐れるという観点で、今回このような決定をしたところです。
 あわせて公共施設の一部閉鎖を行っています。公共施設の閉鎖に関しましては当面2週間、学校の閉鎖も2週間ということでご案内しているところですが、この2週間の根拠は、WHOの発表でコロナウイルスの潜伏期間がおよそ1日から12.5日という発表がなされていることと、政府の専門家会議の中でこれから1、2週間が感染拡大を食い止める一番重要な時期であることから2週間とさせていただいたところです。
 その他いくつか私どもがすでに行っている対応については、国と県と連携して何とかこの局面で拡大を阻止すべく取り組みを行っているところです。まず、国から疫学調査チームが技術的支援を行うため、2月26日から市川健康福祉センター(市川保健所)に派遣していただいている。また、市川健康福祉センターの業務の協力のために市川市の方から保健師を県の保健所に派遣をすべく調整をしているところです。
 庁舎内の取り組みとしては、職員の感染予防のために、まずは時差出勤等を行っており、一番来庁者が多い市民部の窓口業務については、お客様と相対する窓口にアクリルのパーテーションを設置すべく準備をしているところです。また、順番待ち、手続きが終わって待っている方々の距離が非常に近い密度が高いというところがありますので、待っていただくお客様の間隔をつめないという意味で、外で待っていただく、あるいは車で来庁した方には、ご自身の車の中で待っていても大丈夫なようにご自身の番号の案内表示をYouTube等で流すということを行っていきたいと思っています。私からは以上です。(※一部動画音声と表現が異なる場合があります。)
 

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