- サル舎の動物・オランウータン
飼育日誌(11月30日~12月14日)シロテテナガザル
テナガザルの新しいおもちゃ
当園にはシロテテナガザルがコテツ(オス)とアイ(メス)の2頭います。
2頭が過ごす放飼場に新しい遊具として、タイヤを取り付けることにしました。
急に放飼場には入れずに、お部屋から見える位置にタイヤを置いて、タイヤ自体に慣らすところから始めました。お部屋の近くに急に現れたタイヤに対してコテツは警戒していましたが、アイはあまり気にしていませんでした。
お部屋の近くで動かしてみたり、担当者がタイヤを持ちながらご飯をあげてみたりと、
一週間ほどかけてあまりびっくりしない程度に慣れてきたところで、いざ放飼場に取り付けです。
まずはアイから放飼場に出てもらいました。アイは急に現れたタイヤに驚いたあと、少し離れたところで様子を見ていました。
少し時間を置いてからコテツにも出てもらうと、外に出てすぐはタイヤとは反対側を見ていたため気づいていませんでしたが、振り返った後2度見しながら驚いていました。
最初はタイヤの周りや中におやつを入れておくと、恐る恐る近づきおやつを取って急いで離れるといった様子でしたが、
少し近づいてみたり・・・
おやつを探してタイヤの中に頭を覗かせてみたり・・・
おやつが挟まっていないか探すために軽く乗ってみたり・・・
おやつがあるかを確認するために近づいているだけではありますが、少しずつ慣れてきているようです。
ブランコのように揺られたり、ただ揺らしてみたりなどして遊んでいる姿を見られたら嬉しいですがいつになることやら・・・
ひとまずはおやつがここにもあるのではないかと探すことで楽しい時間を過ごしてもらえればと思います。
みなさまもコテツとアイに会いに来て、様々な動きを観察してみてください。
そして面白い行動や珍しい行動をしていたら、ぜひ担当者にも教えてください!
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