更新日: 2021年9月17日
【終了しました】第7回 市川手児奈文学賞
第7回は「2006年市川を詠む」をテーマに、短歌1044点、俳句2043点、川柳701点が全国 から寄せられました。
募集期間 | 平成18年7月1日(土)~9月30日(土)消印有効 |
入賞作品展 | 期間 平成19年2月3日(土)~5月27日(日) 会場 市川市文学プラザ(市川市鬼高1-1-4 生涯学習センター3階) |
選考委員 | 短歌 伊藤 菖子 (ひのくに同人) 俳句 渕上 千津 (沖同人) 川柳 岡本 公夫 (川柳新潮社同人) 委員長 吉井 道郎 (作家) 顧問 神作 光一 (東洋大学名誉教授) |
入選作品
短歌 | 選考 伊藤 菖子(ひのくに同人) 応募数1044点 |
大賞 | |
真間の里のはるかな風に耳すませ少年はひとりアヴェマリア弾く 市川市曽谷 関口 眞砂子 | |
秀逸 | |
キャンパスの下に国府がありしとは知らざる子らに今日も講義す 神奈川県横浜市 古山 智子 | |
東山魁夷の森に紛れゆく眠れぬ夜に開きし画集 市川市宮久保 岡本 ほのか | |
佳作 | |
江戸川の水さわやかにたゆたひて行徳街道西にひらける 市川市南行徳 多藝 増雄 | |
月の夜は江戸川にハゼら上りくる遠き父の話なつかし 市川市稲荷木 三谷 三鈴 | |
二〇〇六年八月十五日行き合いの空が江戸川に映るを見たり 市川市関ヶ島 鈴木 美代子 |
俳句 | 選考 渕上 千津(沖 同人) 応募数 2043点 | ||
大賞 | |||
初日さす砂嘴の名残の磯馴松 | 千葉県浦安市 | 佐々木 よし子 | |
秀逸 | |||
露けしや埴輪の口に火の匂ひ | 神奈川県横浜市 | 河西 俊一郎 | |
蔦茂る高塀将校倶楽部跡 | 千葉県匝瑳市 | 菅谷 たけし | |
佳作 | |||
黐の花降りて乾かぬ涙石 | 市川市若宮 | 栗原 公子 | |
背負いきし厨子開帳す善照寺 | 市川市押切 | 平松 久子 | |
蝉時雨娘らにそれぞれ手児奈像 | 市川市真間 | 山梨 民江 |
川柳 | 選考 岡本 公夫(川柳新潮社同人) 応募数 701点 | ||
大賞 | |||
歳を経て伏姫桜杖をつく | 市川市中国分 | 山下 寛治 | |
秀逸 | |||
縄文のヒルズがあった国府台 | 東京都葛飾区 | 松橋 帆波 | |
幽霊に達磨が竦む徳願寺 | 市川市奉免町 | 小田中 準一 | |
佳作 | |||
藪不知覗いただけで蚊に刺され | 東京都足立区 | 山本 桂馬 | |
泣くな姫声なき声の夜泣き石 | 市川市本行徳 | 原 孝子 | |
酒好きが負けて喜ぶにらめっこ | 神奈川県横浜市 | 芹沢 美知子 |
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