更新日: 2021年9月17日
【終了しました】第3回 市川手児奈文学賞
第3回は、「2002年市川を詠む」をテーマに、短歌467点、俳句859点、川柳529点、計1855点もの作品が、全国から寄せられました。
応募期間 | 平成14年7月1日(月)~9月17日(火) | ||||||
入賞作品展 | 入賞作品を本人に揮毫してもらい展示する
|
||||||
選考委員 | 短歌 日高 堯子 (かりん同人) 俳句 渕上 千津 (沖同人) 川柳 岡本 公夫 (川柳新潮社同人) 監修 神作 光一 (東洋大学名誉教授・花實主宰) 編集 吉井 道郎 (作家) |
||||||
贈賞式 | 平成15年2月15日(土) 午後1時30分~ 市川市文化会館大会議室 |
入選作品
短歌 | 選考 日高 堯子(かりん同人) 応募数 467点 |
大賞 | |
江戸川の流れ奏でるユリカモメ青い炎の旋律を聴く 千葉県松戸市 石井久美子 | |
秀逸 | |
「八犬伝」胸躍らせて読みし日の若さ懐かし伏姫桜 | |
祖師堂の天水桶は黄泉のごと散りたる花を浮かべて昏し 市川市塩浜 益子 武 | |
佳作 | |
もりあがる鉄橋の闇をくぐりぬけ空港ゆきの灯の電車くる 市川市市川 山崎蓉子 | |
朝読みし地雷の記事を思ひつつ赤く小さき継ぎ橋渡る 千葉県千葉市 菊間敏子 | |
行徳の夜明けの駅は淋しかり鳩の汚しし匂ひ澱みて 市川市富浜 祖田浩一 |
俳句 | 選考 渕上 千津(沖 同人) 応募数 859点 | ||
大賞 | |||
兵の日の蝉鳴いてをり国府台 | 埼玉県本庄市 | 矢沼冬星 | |
秀逸 | |||
じゅんさい池どれが初鴨通し鴨 | 千葉県船橋市 | 渡部節郎 | |
小鳥来て真間の継橋丹を尽くす | 岩手県盛岡市 | 岡部玄治 | |
佳作 | |||
正中山七院二十寺紅葉初む | 市川市中山 | 毛塚静枝 | |
かなかなや納戸に洋子の鍔広帽 | 市川市八幡 | 田口俊子 | |
新涼の真間の井蓋に石置かれ | 市川市宮久保 | 樋口英子 |
川柳 | 選考 岡本 公夫(川柳新潮社同人) 応募数 529点 | ||
大賞 | |||
やぶしらずトトロの森へ行けるかな | 千葉県船橋市 | 祥まゆ美 | |
秀逸 | |||
柿ひとつ手児奈の想ひかも知れぬ | 兵庫県神戸市 | 松下弘美 | |
あれがかと真間の継橋ふり返り | 市川市本行徳 | 原 孝子 | |
佳作 | |||
大穴と身勝手も居る法華経寺 | 東京都葛飾区 | 人見竿三 | |
辻切りの下戸の大蛇は二日酔 | 市川市真間 | 真田英夫 | |
優しさに手児奈の藤は八重になり | 市川市菅野 | 武田益太郎 |
![]() |

・著作権は市川市と原著者に帰属します。無断転載を禁止します。
このページに掲載されている
情報の問い合わせ
市川市文学ミュージアム
(市川市 文化国際部 文化施設課)
〒272-0015
千葉県市川市鬼高1丁目1番4号 生涯学習センター(メディアパーク市川)2階
- 電話
- 047-320-3334
- FAX
- 047-320-3356