【令和4年度発掘調査速報】須和田遺跡第117‐2地点
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須和田(すわだ)遺跡第117-2地点
所在地
市川市須和田2丁目
調査の期間
令和4年12月5日~3月3日
調査の面積
126.84平方メートル
調査の原因
個人住宅の建築
検出された遺構
竪穴住居跡、土坑ほか
調査の概要
本遺跡は市川市北西部の国府台から南東へ延びる台地上に立地し、縄文時代から奈良・平安時代に亘る各期複合の集落跡です。特に古墳時代から奈良・平安時代の遺構が多く確認されています。本遺跡では「博士館」、「右京」と墨書された土器が出土し、下総国府域に含まれていたと考えられています。
今回の調査地点では古墳時代から奈良・平安時代のものとみられる8軒の竪穴住居跡が、互いに重なりあって検出されました。本遺跡を含む国府台一帯では古代の集落が連綿と続いていたことが窺い知れます。
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