埋蔵文化財の調査について(※建築計画時に確認してください)
文化財保護法による発掘調査
市川市の歴史は古く、皆さんがお住まいの地域にも地下に竪穴住居跡などの残されている場所が多くあります。
文化財保護法では、地下に眠る住居跡などを「埋蔵文化財」と規定し、これらが広がる範囲(周知の埋蔵文化財包蔵地)を土木工事などで掘り返す際には、着工の60日前までの発掘調査の届出を義務付けています。
周知の埋蔵文化財包蔵地の確認手順
【1】工事予定地が以下の最新の包蔵地外リストに掲載があるかご確認ください。当該リストに掲載がある場合はこれ以降の手続きは不要です。ただし、工事中に万が一遺跡が発見された場合は直ちに担当窓口にご連絡ください。
包蔵地外リスト
お問い合わせの土地が以下に含まれる場合は、全域包蔵地外のため発掘調査に伴う届出の必要はありません。
(※遺跡発見・消滅等で変更となる場合があります。建築計画をされる場合はその都度ご確認ください。)
五十音 | 町名 |
---|---|
ア行 | 相之川1,3,4丁目・新井・伊勢宿・市川1,2,3丁目・市川南・稲越・入船・大洲・大和田・押切・鬼越・鬼高2,3,4丁目 |
カ行 | 欠真間・加藤新田・上妙典・河原・香取・北方1,2丁目・行徳駅前・高谷・高谷新町 |
サ行 | 幸・塩浜・塩焼・下新宿・下妙典・島尻・新田3,4,5丁目・菅野1,4,5丁目・末広・関ヶ島 |
タ行 | 高石神・高浜町・宝・田尻・千鳥町・稲荷木・富浜 |
ナ行 | 新浜 |
ハ行 | 原木・東大和田・東菅野・東浜・日之出・平田1,4丁目・広尾・福栄・二俣・二俣新町・本行徳・本塩 |
マ行 | 真間1,2,3丁目・湊・湊新田・南大野・南行徳・南八幡・宮久保1,3,5丁目・妙典・本北方1,2丁目 |
ヤ行 | 八幡 |
【2】リストに掲載がない場合は次のいずれかの方法により、担当窓口までお問い合わせください。
- (1)問い合わせフォーム
- 翌開庁日までの回答となります。
- (2)FAX
- 047-383-9263 翌開庁日までの回答となります。
- (3)電話
- 047-704-8137 月曜日から金曜日 8時45分から17時15分(祝日、年末年始を除く)
- (4)来庁
- 市川市南八幡2-20-2(市川市役所第二庁舎 4階)
月曜日から金曜日 8時45分から17時15分(祝日、年末年始を除く)
※史跡近隣での開発
該当する土地が「下総国分寺(国分2,3,5丁目)、下総国分尼寺(国分3,4丁目・中国分2丁目)、曽谷貝塚(曽谷1,2,4丁目)」等に該当する場合は、市川市内においても特に重要な遺跡(史跡)が近くに残されている地域です。開発にあたっては遺跡を極力保存できるようにご配慮願います。
また、調査結果によっては市と協議が必要になる可能性があります。当該地の土地売買にあたり、重要事項説明にて買主にも引き継がれるようにお願いいたします。
発掘調査の届出
調査が必要な場合は、次の(1)から(4)の書式・図面を作成し、担当窓口までご持参ください。なお、届出書の提出から着工までの基本的な流れはフローチャート(PDF)をご確認ください。
書式名 | 提出部数 | 備考 | |
---|---|---|---|
(1) | 届出書式(PDF) | 2部 両面印刷 | 届出書記載例(PDF) |
(2) | 承諾書(PDF) | 1部 | 発掘調査をすることを土地所有者の方に承諾いただく書類。 |
(3) | 協議書(PDF) | 1部 | 発掘調査の結果、文化財を地下に 保存したまま工事を行うことが可能な際に必要な書類。 |
(4) | 添付書類について(図面)(PDF) |
よくある質問
埋蔵文化財に関するよくある質問(PDF)をまとめました。担当窓口にお問い合わせになる前にご確認ください。
市川市埋蔵文化財包蔵地地図
(※遺跡発見・消滅等により地図が変更となる場合があります。また公開されているものはあくまで概略図ですので、参考としてご利用ください。)
市内遺跡発掘調査履歴
市川市が過去5年間に行った発掘調査の成果を一覧で紹介します。
発掘調査速報
市内で行われた発掘調査の速報を随時掲載いたします。
このページに掲載されている情報の問い合わせ
市川市教育委員会 教育振興部 文化財課 文化財グループ
〒272-8501
市川市南八幡2丁目20番2号 市川市役所第二庁舎 4階(文化財グループ)
- 電話
- 047-704-8137
- FAX
- 047-383-9263