【令和4年度発掘調査速報】下貝塚遺跡第15地点

下貝塚(しもかいづか)遺跡第15地点 

下貝塚遺跡第15地点 画像データ
縄文土器出土状況

所在地

市川市下貝塚2丁目

調査の期間

令和5年2月28日~3月3日

調査の面積

7平方メートル

調査の原因

建売住宅の建築

検出された遺構

竪穴住居跡、土坑、溝跡

調査の概要

本遺跡は国指定史跡曽谷貝塚の東側に位置する縄文時代の集落跡です。

今回の調査地点は建売住宅の建築に伴い発掘調査が実施されました。確認調査で竪穴住居跡とみられる遺構が確認されたため、開発事業者と協議し、住宅建築の際に遺構が失われてしまう部分について、記録保存のための本調査を行いました。

調査の結果、竪穴住居跡1軒、土坑1基、溝1条が確認されました。今回確認された土坑の内部からは縄文時代の甕が出土し、甕の中には人骨とみられる骨片が入っていました。当時の埋葬の風習を知るための貴重な資料が見つかっています。

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