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文化財(市指定)国府台辻切り

ページID:0006580 更新日:2025年10月27日 印刷ページ表示

国府台辻切り(こうのだいつじぎり)

国府台辻切りの画像
国府台辻切り

辻切りというのは人畜に害を与える悪霊や悪疫が集落に侵入するのを防ぐため、各集落の出入口にあたる四隅の辻を霊力によって遮断してしまうことから起こった呼び名で、古くから行事として伝えられてきたものです。

遮断の方法は注連縄(しめなわ)を作って道に張るとか、大蛇を作ってその呪力によって侵入してくる悪霊を追い払うというような方法がとられていますが、千葉県では南部の地方では注連縄を張る集落が多く、北部の地方では大蛇を作る集落が多かったようです。

市川市でも昔は国府台、国分にかけた地域でさかんに行われた行事でしたが、太平洋戦争後は世相の移り変わりとともに次第にすたれ、今ではほぼ昔の姿を伝えているのは、この国府台の辻切りだけとなってしまいました。

国府台の辻切り行事は毎年1月17日に天満宮境内で行われ、各自が持ち寄ったワラで2メートルほどの長さの大蛇を4体作り、お神酒(みき)を飲ませて魂入(たまい)れをして、町の四隅にある木に頭を外に向けて結びつけます。こうして大蛇は翌年まで風雨にさらされながら町内安全のため眼を光らせているのです。

メモ

辻切り(つじぎり)

国府台以外では、堀之内地域に辻切りの風習が残っています。ただし、大蛇を作るのは1体だけで、木札と幣束(へいそく)を町の四隅に立てます。

※国府台辻切りの「辻」について

指定上の表記は、一点しんにょうですが、当該ホームページ上はJIS(日本産業規格)に基づき、二点しんにょうで表記しております。

写真で見る祭事

写真で見る祭事の画像1
木札と幣束

写真で見る祭事の画像2
1.保存会では見学者に解説も行っている

写真で見る祭事の画像3
2.ワラを細かく編み上げる頭づくり

写真で見る祭事の画像4
3.木につるしてワラを寄り合わせる大蛇づくり

写真で見る祭事の画像5
4.紙とワラ灰で眼をつくる

写真で見る祭事の画像6
5.ビワの葉で耳をつけて4体完成。このあとお神酒を飲ませて魂入れする

写真で見る祭事の画像7
6.1体ずつ辻へ出発

写真で見る祭事の画像8
7.東西南北の四辻で町外へ向けて大蛇を飾る

写真で見る祭事の画像9
8.悪いものが入ってこないよう一年間にらみをきかせる大蛇

アクセス

所在地 国府台3-11(天満宮神社)

交通 JR総武線市川駅からバス「国立病院」下車。
 バス停から国府台天満宮までの案内図は案内図 [PDFファイル/204KB]をご覧ください。

見学は自由。毎年1月17日に国府台の天満宮神社で行われます。

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