更新日: 2018年11月2日

コミュニティバス運行指針

コミュニティバス運行指針とは

策定の経緯

 市川市では平成17年10月からコミュニティバスの効果を検証するための社会実験運行を開始し、運行実績を重ねながら、アンケート調査の実施や市民参加による「市川市コミュニティバス評価委員会」の開催等で市川市におけるコミュニティバスのあるべき姿を模索した結果、コミュニティバスの運営は、運行を要望する地域の方々、バスを運行する事業者、そして市が協働して運営していくことが望ましいとの結論に至りました。
 
 そこで、地域の方々からの運行要望をいただいてから、実際の運行までの手順や基準等を設けることとし、「市川市コミュニティバス運行指針」を策定しました。
 
 
 
 

運行指針の概要

この指針で示していること
 (1)コミュニティバスの運行を要望する市民の方々が運行計画を作成する際の考え方
 (2)要望の受付から本格運行までの手順(ステップ)
 (3)各ステップをクリアするための判定基準
 
 〈コミュニティバスの運行計画を作成する際の考え方〉
  ・現在走っている路線バスへの影響を最小限にする
  ・計画ルートのうち、交通不便地を25%以上通るルートとする
  ・要望者は本格運行後に本格運行実行委員会へ参加する
  ・計画ルート周辺の自治会・商店会に同意が得られる
  ・個人からの要望ではないこと(10人以上の方で要望してください)
 
 

本格運行までの手順と各ステップにおける判定基準

・ステップ1 市民からの要望受付、相談、市民案の作成
          ≪運行計画作成の考え方に沿って作成されているか確認します≫
 
・ステップ2 実証実験協議会の立ち上げ、実証実験運行計画の作成
            ≪計画は実証実験協議会の全会一致で決定します≫
 
・ステップ3 実証実験運行の実施、判定基準による検証 
                    ≪半年間の実験運行をして、採算率が30%以上、沿道住民アンケートで65%以上の方の
                       利用意向があるか確認します≫
 
・ステップ4 本格運行実行委員会の立ち上げ、本格運行計画の作成
            ≪市川市公共交通協議会の議決を得て、本格運行の準備を開始します≫
 
・ステップ5 本格運行の実施、運行基準による検証
            ≪年間採算率40%を2年続けて達成できなかった場合は運行を廃止します≫
 
※採算率:ランニングコストに占める運賃収入の割合

コミュニティバス運行指針策定までの経緯

コミュニティバス運行事業の評価について
 
 ○平成17年10月に実施したアンケート調査の結果
  ・利用者アンケート  設問  結果  自由意見
  ・沿道住民アンケート 設問及び結果
 
 ○平成18年11月に実施したアンケート調査の結果
  ・共通設問
 
 
 
コミュニティバス評価委員会(平成18年10月)
 
 コミュニティバスの導入を市民の視点で検討していただくため、自治会連合協議会推薦により運行ルート沿道自治会から5名、沿道外自治会から1名、商店会連合会推薦2名、商工会議所推薦2名の合計10名による「評価委員会」を立ち上げました。
 
 ○中間提言(平成19年1月16日)
  利用の状況や利用者の声を聞くと即座に廃止することは考えにくい。本評価委員会では、社会実験として運行を継続し、更なる利用者の増進と経費の縮減について研究するよう提言する。
 
 ○評価委員会資料及び議事録
  議事録は翌開催用の資料の中にあります。
 
 ○提言書(平成19年3月)
  評価委員会の提言書がまとまり、市長に手渡しました。
  ・提言書
  

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