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著作権が消滅した作家リスト


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ページID:0007426 更新日:2025年10月27日 印刷ページ表示

著作権保護期間延長について

保護期間を70年に延長する規定を含む「TPP11」(環太平洋経済連携協定)が、2018年12月30日をもって発効されました。
日本での著作権の保護期間は、原則として著作者の死後70年(無名・変名・団体名義の場合は、公表後70年)となります。施行日の時点ですでに消滅している著作権については、保護の復活はしません(保護の不遡及)。今後20年間にわたり、新たに保護期間が満了する作品が生まれないことになります。

具体的には、以下のような扱いとなります。

保護期間満了の作品

  • 1967年(昭和42年)12月31日までに著作者が亡くなっている作品⇒ すでに保護期間満了
  • 1967年12月31日までに公表された、無名・変名(匿名やペンネーム)の作品⇒ すでに保護期間満了
  • 1967年12月31日までに公表された、団体名義(自治体名や会社名)の作品⇒ すでに保護期間満了

保護期間が延長される作品

  • 1968年(昭和43年)1月1日~12月31日に著作者が亡くなっている作品⇒ 2039年1月1日からパブリックドメインへ(2019年1月1日の予定でしたが,保護期間延長のため20年延びます。)
  • 1968年1月1日~12月31日に公表された、無名・変名(匿名やペンネーム)の作品⇒ 同上
  • 1968年1月1日~12月31日に公表された、団体名義(自治体発行や会社名)の作品⇒ 同上

なお、第二次世界大戦前または大戦中の連合国作品(アメリカ,イギリス等)の著作権は、最大10年程度の追加の保護を与えられています(戦時加算)。
このため、戦時加算により保護期間が続いている作品もTPP11により20年間伸びるため、死後80年間程度続くものもあります。

著作権の保護期間が切れる年月日の計算方法(日本の場合)

著作権法51条2項にあるように、著作物の権利は、著作者の死後50年を経過するまでの間、存続します。著作物が創作されてから、作者の生存期間およびその死後50年までは著作権の保護期間といいます。50年を過ぎると、著作権が消滅することとなります。

著者が1959年1月1日に亡くなっても、1959年12月31日に亡くなっても、著作権が切れるのは2010年1月1日です。つまり、(亡くなった年)に51を足した年の1月1日に保護期間が切れます。したがって永井荷風(1879-1959)の場合は、1959(昭和34)年4月30日に亡くなっていますので、著作権の保護期間が切れるのは2010(平成22)年1月1日でした。

著作権が消滅した作家とその作品(2010~2018年)

2017年に著作権が消滅した作家とその作品

  • 式場隆三郎(1899-1966) 実業家、医師
  • 楠田匡介(1903-1966) 推理小説作家

2016年に著作権が消滅した作家とその作品

  • 岸田日出刀(1898-1965)建築家

2015年に著作権が消滅した作家とその作品

  • 吉田機司(1902-1964)医者、川柳作家

2010年に著作権が消滅した作家とその作品

  • 永井荷風(1879-1959)小説家、随筆家。

「来訪者」<外部リンク> 「放水路」<外部リンク> 「草紅葉」<外部リンク> 「或夜」<外部リンク> 「羊羹」<外部リンク> 「畦道」<外部リンク> 「葛飾土産」<外部リンク> 「にぎり飯」<外部リンク> 「人妻」<外部リンク> 「買出し」<外部リンク> 「吾妻橋」<外部リンク> 「荷風思出草」「断腸亭日乗」等、市川に関連する作品はたくさんあります。
リンクされた作品は、インターネット上の電子図書館「青空文庫」<外部リンク>で作品を読むことができます。

著作権が消滅した作家とその「市川の文学」関連作品

※作家名よみの五十音順です。

※インターネット上の電子図書館「青空文庫」や「近代デジタルライブラリー」等で作品が読める場合は、リンクしています。

※伊藤左千夫、伊庭心猿の作品は、市川市立図書館の職員が青空文庫の仕様に基づいて作成した電子テキストです。

石川三四郎(1876-1956) 社会運動家、アナキスト、作家。
 「行徳町の今昔」1905(明治38)年

伊藤左千夫(1864-1913) 歌人、小説家。
 「野菊の墓」<外部リンク> 「古代の少女」<外部リンク> 「八幡の森」<外部リンク> 「市川の桃花」<外部リンク>

伊庭心猿(1908-1957) 俳人。
 「絵入墨東今昔」 (風塵抄)<外部リンク> (縁日考)<外部リンク>
 「絵入東京ごよみ」 (露伴忌)<外部リンク> (荷風翁の発句)<外部リンク> (櫻もち)<外部リンク> (九月朔日)<外部リンク> 「やかなぐさ」<外部リンク>

大町桂月(1869-1925) 紀行文作家、詩人、歌人、随筆家、評論家。
 「国府台」<外部リンク> 「千葉夜行記」<外部リンク> 「小利根川の桜」(市川の桃林あり)<外部リンク> 「東京の近郊」<外部リンク>など

折口信夫(1887-1953) 国文学、民俗学、詩歌。​
 「真間蘆屋の昔がたり」<外部リンク>

北原白秋(1885-1942) 詩人、歌人。
 「雀の卵」<外部リンク> 「葛飾閑吟集」「葛飾小品」「雀の生活」「葛飾文章」「哥路」

国枝史郎(1887-1943) 小説家。
 「真間の手古奈」<外部リンク>

幸田露伴(1867-1947) 小説家、随筆家。
 「付焼刃」「小農園」 「野道」<外部リンク>

斉藤緑雨(1867-1904) 小説家、評論家、随筆家。
 「ひかえ帳」

阪井久良伎(1869-1945) 川柳作家。
 「継古庵柳談」「勝鹿堂柳談」「川柳名句解」「川柳江戸行事十月」「真間名所」<外部リンク>

山々亭有人(1832-1902) 江戸末期から明治期の戯作者。
 「薮鴬八幡不知」1871(明治4)年、蔦屋吉蔵。錦朝樓(歌川)芳虎/画。

白石実三(1886-1937) 小説家、随筆家。
 「東京の近郊」「新緑の武蔵野」「手児奈の祠」

杉田久女(1890-1946) 俳人。
 「万葉の手古奈とうなひ処女」<外部リンク>

關澤霞庵(1854-1925) 漢詩。
 「國府臺懐古」

田山花袋(1871-1930) 小説家。
 「東京近郊一日の行楽」<外部リンク>

中戸川吉二(1896-1942)  小説家。
 「反射する心」(第三編「市川行」)<外部リンク>

仲木貞一(1886-1954) 劇作家。
 「真間の手児奈」(「マダムX」に所収)<外部リンク>

長谷川時雨(1879-1941) 小説家。
 「手児奈」

半田良平(1887-1945) 歌人。
 「国民文学社江戸川遊行記」

正岡容(1904-1958) 小説家、演劇評論家。
 「日日好日集」「随筆百花園」「荷風前後」

森鴎外(1862-1922) 小説家。
 「北游日乘」

吉植庄亮(1884-1958) 歌人。
 「寂光」「くさはら」

吉田冬葉(1892-1956) 俳人。
 「水に雲」「真間」「堤」「時鳥」「雁」

作品がWebで読める「青空文庫」との連携

青空文庫とは、全国のボランティアが運営するインターネット上の電子図書館です。平成19年10月末、「青空文庫」は名作小説など6500作品を収録したDVD-ROM『青空文庫 全』を、全国約8000の図書館に寄贈されました。これを受けて市川市立図書館では、このDVD-ROMに収録されている著作権切れの日本文学作品タイトルすべてを図書館の所蔵検索サーバで検索ができ、青空文庫へのリンクを実施しています。

市川に関連する作品は、まだまだ収録点数が少ないようです。ご興味のある方は、ぜひ青空文庫に参加して「市川の文学」関連作品の電子テキストの作成や校正のお手伝いをしてみませんか。

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