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[特集展示アーカイヴ]旅へのいざない

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更新日: 2018年10月19日
新緑の行楽シーズンに合わせて、「旅」をテーマにした図書や市川ゆかりの資料の展示を行いました。
     ※この特集展示は、2004(平成16)年5月1日から6月20日にかけて、中央図書館で開催されました
 
○ 旅をテーマにした図書展示
 [旅をつづる・旅の物語・日本古典と旅・ 市川にゆかりの作品と旅]
 (図書館資料は、貸出や予約もできます)
 協力:市川図書館友の会

主な展示資料

展示概観(写真画像)
A展示:特集展示コーナー 〔関連図書展示の貸出〕
 
1.旅をつづる
2.旅の物語
3.日本古典と旅
4.市川にゆかりの作品と旅

の各テーマで関連図書を集めて約300冊
東山魁夷 『東山魁夷 第三巻 欧州紀行』(講談社 1989) 
東山魁夷 『東山魁夷 現代の日本画7』(学習研究社 1999) 
田中穣 『東山魁夷』(芸術新聞社 1992) 
 
絵画コーナー展示概観(写真画像)
B展示:絵画コーナー
〔東山魁夷複製画集『北欧旅想』展、水木洋子脚本『裸の大将』資料展〕 
東山魁夷 『北欧旅想 東山魁夷自選習作集』(日本経済新聞社 1983)
 「白樺の丘」「白夜」「フレデリク城を望む」「湖上の城」「夏の道」「二つの月」
水木洋子:脚本 『裸の大将』(昭和33・堀川弘通監督・東宝)関連資料パネル
 
C展示:図書館入口ガラスケース  〔市川ゆかりの文学と旅展〕  
『市川の文学』(市川市教育委員会 1983)1982 
『文学の散歩道 万葉のみち』(市川市教育委員会)
『city Voice20 江戸名所図会を歩く』(市川市 1996) 
永井荷風 『ふらんす物語』(新潮社 2003)
『永井荷風と東京』1999 江戸東京博物館
東山魁夷 『白夜の旅』(新潮社 1980)
星野道夫 『長い旅の途上』(文藝春秋 2002)
浮谷東次郎 『がむしゃら1500キロ』(筑摩書房 1990)
郭沫若 『郭沫若日本脱出記』(第一書房 1979) 
山下清 『山下清放浪日記』(水木洋子蔵書)
水木洋子 『日本ぶらりぶらり』(裸の大将の仮題)台本
水木洋子 「白鳥の来る湖」(『日本の四季 ふるさとへの旅11 佐渡/北陸』国際情報社 出版年不明)


市川ゆかりの文学と旅

資料展示概観(写真画像)
 市川における文学は、日本最古の歌集『万葉集』に、都からの旅人高橋虫麻呂、山部赤人らによって「真間の手児奈」が詠まれたことに始まる。以降、「真間」は旅情を誘う「歌枕」の地として、多くの和歌に詠まれるようになる。中世には、『義経記』などに市川が登場する。
  
 江戸時代、松尾芭蕉は『鹿島詣』で市川の様子を記している。江戸時代はまた、庶民も多く旅に出るようになり、今日の旅行ガイドに当たる『江戸名所図会』『成田参詣記』などに、市川の風物がイラストとともに描かれる。上田秋成『雨月物語』にある「浅茅が宿」も、市川の旅文学といえよう。  
資料展示概観(写真画像)
 明治27年に総武線が開通すると、正岡子規、田山花袋など、多くの文人が市川を訪れ、その作品に「市川」を著した。市川ゆかりの作品として、伊藤左千夫『野菊の墓』、山本有三『波』、中野孝次『ブリューゲルの旅』、三島由紀夫『遠乗会』、井上ひさし『四千万歩の男』、山下清『裸の大将放浪記』、浮谷東次郎『がむしゃら1500キロ』、山本一力『草笛の音次郎』などが挙げられる。郭沫若『日本脱出記』も、壮絶な旅の記録といえよう。
 
 図書館で特別コレクションとしている荷風、魁夷、星野道夫については「旅」とは、どんなものだったのだろうか。 
永井荷風は、アメリカからヨーロッパに遊学した経験を基に『ふらんす物語』『あめりか物語』を発表し、文学界に新しい地平を切り拓いた。
東山魁夷は、北欧や国内をくまなく歩き、画題を求めた。
星野道夫も、「きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上なのだ」のことばを残し、旅先に消えていった。
 
 ほかに、旅関係の著作の多い市川ゆかりの人としては、五木寛之、石川文洋、さだまさしなどがいる。


東山魁夷と旅

資料展示概観(写真画像)
 
東山魁夷は、北欧や国内をくまなく歩き画題を求めた。
 
絵画コーナーでは以下の作品を展示
東山魁夷 『北欧旅想 東山魁夷自選習作集』(日本経済新聞社 1983)より
 「白樺の丘」
 「白夜」
  「フレデリク城を望む」
 「湖上の城」
  「夏の道」
 「二つの月」
 
 
東山魁夷 『白夜の旅』(新潮社 1980) 
東山魁夷 『東山魁夷 第三巻 欧州紀行』(講談社 1989)

東山魁夷 『東山魁夷 現代の日本画7』(学習研究社 1999)
田中穣 『東山魁夷』(芸術新聞社 1992) 

水木洋子と旅

資料展示概観(写真画像)
市川市在住の脚本家である水木作品で旅に関わる代表的な作品は、放浪の画家、山下清を描いた「裸の大将」であろう。また「白鳥の来る湖」は、新潟での紀行文。
 
○山下清 『山下清放浪日記』(水木洋子蔵書)
○水木洋子 『日本ぶらりぶらり』(裸の大将の仮題)台本
○水木洋子 「白鳥の来る湖」(『日本の四季 ふるさとへの旅11 佐渡/北陸』 国際情報社 出版年不明)
絵画コーナー展示概観(写真画像)
○水木洋子脚本 『裸の大将』(昭和33年・堀川弘通監督・東宝)の関連資料パネル


中央図書館
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