会議録 (2008年2月 第6日目 2008年3月3日 )

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発言者:田口 修水と緑の部長

 広尾地区の水路改良工事の継続費補正につきまして、何点かの質疑にお答えいたします。
 まず、事業概要と補正の理由でございます。広尾地区の水路改良工事は、都市再生特別措置法に基づきまして旧行徳市街地地区の都市再生整備計画を定め、まちづくり交付金の交付を受け、旧行徳地区の浸水被害を解消することを目的として行うものでありまして、老朽化した既存の柵渠水路を、時間雨量50oの降雨に対応する公共下水道計画に基づきボックスカルバートに改修する工事でありまして、工事延長は約540m、事業期間は平成19年度から平成21年度までの3カ年継続事業となっております。この広尾地区水路改良工事については密集市街地での施工でありまして、工事の特徴としては、1つ目として、新たにボックスカルバートを敷設いたします市道9026号に水道管、ガス管、公共下水道の汚水管、東電柱、NTT通信ケーブルなど、さまざまなライフラインが埋設されておりまして、これらの支障となるライフラインを移設しながら工事を施工しなければなりません。2つ目には、工事延長が約540mと長く、工期も約2年と長期にわたり、周辺住民への工事による影響が懸念されることから、騒音や振動などの環境保全対策が必要となります。3つ目として、既存の柵渠水路や汚水管の機能を確保しながらボックスカルバートを敷設しなければなりません。4つ目としては、生活道路上の工事でありますので、通行する車両や歩行者の安全対策について配慮が必要になります。以上のことから、工事を施工するに当たっての課題については技術提案を取り入れ、その提案内容を、価格とともに総合的に評価して落札者を決定いたします総合評価競争入札方式で工事の発注を行ったところであります。11月29日には総合評価競争入札方式の案件として公告し、昨年12月21日、入札を行い、本年に入りまして、1月11日に開催されました庁内の資格審査会の審議を経て落札者の決定をいたしたものであります。しかしながら、工事の仮契約日であります1月21日になって、仮契約予定者である落札者より市川市に対し、電話にて契約を辞退する旨の申し出がありました。このため、翌日の1月22日に落札者から事情を聴取いたしましたところ、現地の状況を十分検討した上で技術提案書並びに内訳書を作成し、入札金額を決定したものではありますが、落札後に現地条件、設計図書等を再度詳細に調査、検討したところ、落札金額での施工が不可能であるとの判断に至り、契約を辞退したいということでございました。
 次に、事業費と補正についてでありますが、当初予算額が3億4,387万5,000円、年割額といたしまして、平成19年度にあっては7,000万、20年度が1億3,000万、21年度が1億4,387万5,000円の支出を見込んでおりましたが、落札者が低入札調査基準価格と同額の2億5,466万9,000円で落札しましたことから、仮契約書を作成するに当たり、落札者と年割額について協議しましたところ、平成19年度の支出予定としていた前払い金は請求しないということで、私どもとしては、20年度、21年度の2カ年で請負代金を支払うことで協議が調ったところであります。このことから、市川市としては設計変更の可能性もあることから、継続費を設計額まで減額補正するとともに、年割額についても、平成20年度、21年度の2カ年で支出するよう変更するものとして、今回、補正予算案として提出させていただきました。
 次に、仮契約辞退による損害と業者に対しての処分についてであります。
 1点目の損害ということでありますが、当該工事では総合評価競争入札方式で工事を発注し、形としては落札した結果となっておりますので、技術提案を受ける施工計画に関する事項等の内容が落札者決定調書として既に公表されております。このことから、仮契約の辞退による損害といたしましては、入札における競争性を確保した上での設計の見直し及び再発注手続を行うための事務量の増加による人件費が考えられるところであります。
 2つ目の業者に対しての処分ということでございますが、落札者が仮契約を辞退したことは、市川市建設工事請負業者等競争参加資格停止基準に規定されております不正または不誠実な行為に該当いたします。この不正または不誠実な行為に対しましては、1カ月以上9カ月以内の競争参加資格停止を行うこととなっておりまして、当該の案件については、平成20年2月22日から、最大期間でございます9カ月間の競争参加資格停止の措置をとっております。
 次に、今後の工事の再発注ということでございますが、この旧行徳地区のまちづくり交付金の事業については、事業の最終年度が平成21年度となっておりますことから、当該工事につきましても平成21年度中の完成が求められておりまして、再発注に係る事務手続並びに工期、また、先行して実施しております広尾防災公園の工事が、当初の想定よりは地盤が軟弱で難航しているということでございますので、これらを踏まえた設計の見直しを行い、発注する予定となっております。発注方法については、当該工事と同様の総合評価競争入札方式での発注を予定しておりますが、仮契約の辞退、契約の不履行等の事態を防止するための方策について関係各課と検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

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