会議録 (2008年2月 第11日目 2008年3月18日 )

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発言者:石川喜庸街づくり部長

 本八幡A地区市街地再開発事業に関するご質問にお答えします。
 初めに、補助金を含めた現在の資金計画についてでございます。この事業の補助金といたしましては、組合設立当時には約85億円が見込まれまして、その内訳は、国約46億、県と市がそれぞれ約21億5,000万円としておりました。ところが、その後、県から、財政難によりますことから補助金の交付は調査設計段階までとし、事業実施段階に入る平成20年度以降は交付しない旨の方針が示され、伝えられております。しかしながら、この県の補助金が得られなければ権利者の負担は大幅に増加し、事業成立は困難となるため、本市といたしましては、再三にわたり補助金の交付要望をしてまいりました。中でも昨年の1月、9月、11月と、市長みずから千葉県知事と面談し、本八幡A地区に関する補助金の交付を強く要望してきたところでございます。一方、組合においても、千葉県に対して要望活動を継続的に行うとともに、資金計画を積極的に見直し、補助金への依存率の軽減に取り組まれております。
 こうした根強い活動が功を成し、本年1月15日付で千葉県知事より、補助金の交付限度に関する方針の変更は行わないものの、本八幡A地区については、これまでの経緯を踏まえまして、事業終了まで補助金を継続する旨の回答をいただいたところでございます。現在の資金計画といたしましては、市川市を通じて交付する再開発補助金が当初より約9億円減額の77億円、国から直接組合に交付される緊急促進事業補助金は、国との再三にわたる協議の結果、約1億円増額の4億円となり、合計約81億円の補助金を見込むものとなっております。この内訳といたしましては、国が約43億円、県が約10億円、市が約28億円でございます。また、総事業費につきましては、総額で約380億円を見込んでおり、主な支出といたしましては、調査設計計画費が約10億円、土地整備費が約7億円、補償費が約45億円、建設工事費が約290億円となっております。
 次に、公共性を考えた地域環境整備の考え方と計画についてお答えいたします。地域環境の整備計画につきましては、主なものといたしましては4点ございます。
 その1点目といたしましては、京成八幡、都営地下鉄本八幡、JR本八幡の3駅間のアクセス性の向上とバリアフリー化でございます。現状では、特に早朝のラッシュ時、京成八幡駅から都営地下鉄線への乗りかえ時には、京成リブレ前の通路は通勤、通学客がひしめき、時には危険きわまりない状況でございます。そこで再開発ビルと都営地下鉄本八幡駅を接続し、事業完了後には京成八幡駅から都営地下鉄本八幡駅、さらにJR本八幡駅にスムーズに乗りかえができるように利便性を向上させる計画となっております。また、3駅間の連絡通路にはエスカレーター、あるいはエレベーターを設置し、お年寄りや障害者などへのバリアフリー対策も整えるものでございます。
 次に、2点目として、再開発区域に接続する国道14号及び八幡中央通り――これは県道市川柏線でございますが、これの拡幅整備による渋滞緩和でございます。現在、国道14号の道路幅員は約12mでございますが、これを約14.5mに拡幅します。そして、八幡駅前交差点には千葉方向に向けて左折車線を新設し、3車線といたします。また、国道14号と行徳街道の交差点には、京成八幡駅方面に向かうための右折車線を新設いたします。さらに、八幡中央通り――これは県道市川柏線でございますけれども、この道路幅員を現況の11mから約13mに拡幅し、さらに京成八幡駅の踏切から国道14号に向けて至る八幡交差点には右折車線を設けることとしております。これらの右折車線、あるいは左折車線の新設により、八幡交差点付近の慢性的な渋滞の緩和につながるものと期待しているところでございます。
 次に、3点目といたしましては、快適な歩行者空間の確保でございます。現在、特に国道14号沿いの歩行者空間は狭く、時には歩行者同士のすれ違いもままならず、車道にはみ出すなど、危険な状況も見受けられます。この事業においては、国道14号や八幡中央通り及び区域内の市道に面して、建物と歩道との距離を最大4mの空地を設けることとしており、歩道と一体となった広い歩行者空間を確保するものとしております。これによりまして、お年寄りや障害者、また、子供たちが安心して歩けるゆとりのある安全な、歩いて楽しい歩行者空間が生み出されるものと期待しているところでございます。
 4点目といたしましては、都市緑化の推進による環境負荷の軽減でございます。現在、当地区の敷地面積に対する緑化面積の割合は約3%と、かなり低い数字となっております。これは都市環境としての緑の潤いには乏しいところでございますが、再開発事業では、敷地の周囲や中央の広場などにできる限りの植栽を行うとともに建物の屋上緑化も図ることとしており、緑化率も3%から14%に向上させる計画としております。これらの緑は、居住者や来訪者に対していやしや潤いを与えるとともに、都市のヒートアイランド現象を緩和させ、環境負荷の軽減にも寄与するものと考えております。そのほかにも公共の駐輪場の設置はもちろんのこと、木造住宅が密集した市街地がこの事業により耐震性、あるいは耐火性にすぐれた町に生まれ変わることで、この地区の防災機能が飛躍的に向上し、災害に強いまちづくりが実現するものと考えております。また、この事業の区域内には、中心市街地において非常に貴重である約600平方メートル、300坪程度でございますが、この広場が確保されることにより、多くの市民が安全に安心して憩い、交流する場も生まれ、都心部で失われつつある地域コミュニティーの回復、地域の活性化にも寄与するものと考えております。また、あわせて工事が進んでおりますB地区の事業も完成した際には八幡の町も大きく変わるものと考えております。
 以上でございます。

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